先日車で信号待ちをしていたところ、車体に
いろんなものを装着したバイクが横切って行った。
「ン…?なんじゃありゃあ」それはよく見ると屋台の
ように生活用品を一式積み込んでいるようだった。
さらによく見ると、それはバイクではなくエッチラオッチラ
漕いでいる自転車のペダルではないか。
乗っているのは50~60歳ぐらいのおじさんだった。
私はそれを見送りながら、一体何をやってる人なんだろう?と
思いつつ、かすかな嫉妬をおぼえた。
私はいま会社員をしている。もともと勤めなんかの経験はあまり無く、
漫画家をめざして東京の新宿あたりをふらふらした生活をしていたのである。
つまり世間一般では、まっとうな暮らしではなかったのである。
そんな私がいま一応まっとうな勤め人をしているのだが、どこかに
じくじたる思いが残っているのだ。
一体自分は本来の自分の姿で、人生を送っているのか…そんな
思いが常にもやもやと胸の中に渦巻いているのである。
そんな時にああいう個性的な生き方、暮らし方を垣間見ると、
ついそんなもやもやな気持ちから、うらやましく思えるのだった。
もちろん現実の暮らしは大変だと思うのだが、あの人は自分本来の
人生を送っているのではないだろうか…と思えるのである。
路上で絵や詩を売って暮らしを立てている人、路上ライブで
お金を稼いでいる人、楽器1つで吟遊詩人として暮らしを立てている人。
などを見ると、もやもや~が噴出してしまうのだった。
ああ…我が「さすらいのはいまん彩師」となれるのはいつの日なのか…
もやもや…もやもや…と待っているのだった。
いろんなものを装着したバイクが横切って行った。
「ン…?なんじゃありゃあ」それはよく見ると屋台の
ように生活用品を一式積み込んでいるようだった。
さらによく見ると、それはバイクではなくエッチラオッチラ
漕いでいる自転車のペダルではないか。
乗っているのは50~60歳ぐらいのおじさんだった。
私はそれを見送りながら、一体何をやってる人なんだろう?と
思いつつ、かすかな嫉妬をおぼえた。
私はいま会社員をしている。もともと勤めなんかの経験はあまり無く、
漫画家をめざして東京の新宿あたりをふらふらした生活をしていたのである。
つまり世間一般では、まっとうな暮らしではなかったのである。
そんな私がいま一応まっとうな勤め人をしているのだが、どこかに
じくじたる思いが残っているのだ。
一体自分は本来の自分の姿で、人生を送っているのか…そんな
思いが常にもやもやと胸の中に渦巻いているのである。
そんな時にああいう個性的な生き方、暮らし方を垣間見ると、
ついそんなもやもやな気持ちから、うらやましく思えるのだった。
もちろん現実の暮らしは大変だと思うのだが、あの人は自分本来の
人生を送っているのではないだろうか…と思えるのである。
路上で絵や詩を売って暮らしを立てている人、路上ライブで
お金を稼いでいる人、楽器1つで吟遊詩人として暮らしを立てている人。
などを見ると、もやもや~が噴出してしまうのだった。
ああ…我が「さすらいのはいまん彩師」となれるのはいつの日なのか…
もやもや…もやもや…と待っているのだった。