身内の一人に勧められ、持っていた10巻近くを
読んだコミック「鈴木先生」武富健治(双葉社漫画アクション)
が映画化されることになった。すでにTVドラマ化された
再放送を最近見て、やっぱり面白いと思った。
主人公鈴木先生役の長谷川博己は、まさにピッタリの
はまり役だし、その他のキャストもいいと思う。
物語は、中学校教師鈴木先生が、様々な学校の
問題に、必死になって取り組む姿を描いたものである。
その様々な問題で登場する生徒たちのキャスティングも
すばらしく、「こんな子居そうと」と言って思わず笑えるほど、
リアルさを感じるのだ。
内容もかなりリアルで、鈴木先生をはじめ
先生たちの心情をかなりシリアスに描写している。
例えば、鈴木先生が美しき女生徒小川の
妄想に悩んだりするシーンなど、ああ、やっぱり
男教師は、こんなことがあるんだ…という納得感と
ちょっと、ホッとする共感がある。
お気の毒なのは、山崎先生役の山口智充である。
女生徒の体に、不必要にタッチするキモイ先生役で、
不人気投票NO1に選ばれ、ブチ切れた挙句に
学校を追われる羽目になるのだ。(笑)
ドラマは数々の賞に輝き、この度映画化が決まったのだ。
わたしが一番気に入っているのは、様々な問題に
直面してピンチになった時に、鈴木先生が発する
内なる声、「どうする俺!」このセリフが大好き
なのだ。お勧めドラマです。
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