2014/04/22
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記4月(1)街角コンサート古箏&アルパ
4月20日、日曜日に王子駅前にある北トピアつつじホールに行きました。北区が実施してきた「まちかどコンサート」が200回に達したのを記念するコンサートです。通常は50名ほどの人が入れる区民館ふれあい館などで、遠出しなくても音楽に身近に親しむというイベントなのですが、今回は200回記念なので400名収容で音響もよいホールでの、13時から16時までの拡大コンサート。しかも、通常のまちかどコンサートと同じく無料。
無料大好きの春庭は、ジャズダンス仲間のKozさんとお出かけしてきました。
どうしても聞きたかったのは、第一部13:00から14:00の伍芳(ウーファン)の中国古箏の演奏です。前回伍芳の古箏を聞いたのは、2007年のこと。もう7年も前のことになります。伍芳は、友人の教え子の妹さんという縁で、友人にコンサートチケットやCDをいただいたので、聞きに行ったのです。
http://hal-niwa.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/11/post_90a8.html
今回の伍芳さんの演奏もとてもすばらしかったです。そして、7年の間に、演奏はもともとすばらしかったですが、伍芳さんの日本語もとても上達していました。なめらかに曲目紹介をしながら、自作の曲、日本の歌などを弾きました。
自作曲は、河の流れが目に浮かんでくる翡翠河、雲南省少数民族の水かけ祭に想を得たという撥水節、桜のトンネルなど。夜来香や竹田の子守唄、桑田佳祐「花咲く旅路」松任谷由実「春よ来い」など、古箏の響きの美しさを十分に発揮したすてきな演奏でした。
伍芳演奏 桑田佳祐作曲「花咲く旅路」
https://www.youtube.com/watch?v=6nXuBksyK-0
第2部はレ・クロッシュという若い兄妹デュオの演奏。兄がチェロ、妹がピアノの宇宿兄妹です。エルガー「朝のあいさつ」メンデルスゾーン「歌のつばさに」サンサーンス「白鳥」などのおなじみの曲のほか、Rシュトラウス「ピアノとチェロのためのソナタ第1楽章」などはじめて聴く曲もありました。幼い時に父親の仕事によってフランスに住みフランスで音楽教育を受けたそうで、教会の鐘の音に親しんで育ったことから、デュオの名をレ・クロッシュ=鐘と、名付けたそうです。兄と妹の息ピッタリの若々しい演奏でした。
第3部は、南米のハープ、アルパのトリオ。ルシア塩満トリオ(アルパ:ルシア塩満、ケーナ&サンポーニャ、ギター菱本幸二、高橋マサヒロ。
カスカーダ(滝)、コンドルは飛んでいくなどの南米の曲のほか、日本の歌「また君に恋してる」、ベネズエラの曲「コーヒールンバ」など。
コーヒールンバは「ベネズエラの曲なのに、日本ではなぜか、むかしアラブのえらいおぼうさんが、と歌われています」という紹介がありました。コーヒーの原産地はエチオピアなので、私もアラブのえらいお坊さんになんの違和感も持たずに歌っていました。
1958年、ベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ペローニ(Jose Manzo Perroni)が、コーヒー豆を挽くときの歌をイメージして作りました。日本の粉挽き歌みたいなものだったのかな。
しかも、リズムはルンバではなく、アルパ独特のオルキデアというリズム。私は西田佐知子の歌を聞いて育ちましたが、井上陽水のカバーも好き。カラオケでもよく歌います。
アルパの演奏中もつい口ずさみたくなりました。
帰りは、Kozさんとお茶飲みながら感想を語りあいました。古箏もアルパも私は撥弦楽器の音色が好きなので、楽しいひとときでした。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>十四事日記4月(1)街角コンサート古箏&アルパ
4月20日、日曜日に王子駅前にある北トピアつつじホールに行きました。北区が実施してきた「まちかどコンサート」が200回に達したのを記念するコンサートです。通常は50名ほどの人が入れる区民館ふれあい館などで、遠出しなくても音楽に身近に親しむというイベントなのですが、今回は200回記念なので400名収容で音響もよいホールでの、13時から16時までの拡大コンサート。しかも、通常のまちかどコンサートと同じく無料。
無料大好きの春庭は、ジャズダンス仲間のKozさんとお出かけしてきました。
どうしても聞きたかったのは、第一部13:00から14:00の伍芳(ウーファン)の中国古箏の演奏です。前回伍芳の古箏を聞いたのは、2007年のこと。もう7年も前のことになります。伍芳は、友人の教え子の妹さんという縁で、友人にコンサートチケットやCDをいただいたので、聞きに行ったのです。
http://hal-niwa.blog.ocn.ne.jp/blog/2007/11/post_90a8.html
今回の伍芳さんの演奏もとてもすばらしかったです。そして、7年の間に、演奏はもともとすばらしかったですが、伍芳さんの日本語もとても上達していました。なめらかに曲目紹介をしながら、自作の曲、日本の歌などを弾きました。
自作曲は、河の流れが目に浮かんでくる翡翠河、雲南省少数民族の水かけ祭に想を得たという撥水節、桜のトンネルなど。夜来香や竹田の子守唄、桑田佳祐「花咲く旅路」松任谷由実「春よ来い」など、古箏の響きの美しさを十分に発揮したすてきな演奏でした。
伍芳演奏 桑田佳祐作曲「花咲く旅路」
https://www.youtube.com/watch?v=6nXuBksyK-0
第2部はレ・クロッシュという若い兄妹デュオの演奏。兄がチェロ、妹がピアノの宇宿兄妹です。エルガー「朝のあいさつ」メンデルスゾーン「歌のつばさに」サンサーンス「白鳥」などのおなじみの曲のほか、Rシュトラウス「ピアノとチェロのためのソナタ第1楽章」などはじめて聴く曲もありました。幼い時に父親の仕事によってフランスに住みフランスで音楽教育を受けたそうで、教会の鐘の音に親しんで育ったことから、デュオの名をレ・クロッシュ=鐘と、名付けたそうです。兄と妹の息ピッタリの若々しい演奏でした。
第3部は、南米のハープ、アルパのトリオ。ルシア塩満トリオ(アルパ:ルシア塩満、ケーナ&サンポーニャ、ギター菱本幸二、高橋マサヒロ。
カスカーダ(滝)、コンドルは飛んでいくなどの南米の曲のほか、日本の歌「また君に恋してる」、ベネズエラの曲「コーヒールンバ」など。
コーヒールンバは「ベネズエラの曲なのに、日本ではなぜか、むかしアラブのえらいおぼうさんが、と歌われています」という紹介がありました。コーヒーの原産地はエチオピアなので、私もアラブのえらいお坊さんになんの違和感も持たずに歌っていました。
1958年、ベネズエラの作曲家ホセ・マンソ・ペローニ(Jose Manzo Perroni)が、コーヒー豆を挽くときの歌をイメージして作りました。日本の粉挽き歌みたいなものだったのかな。
しかも、リズムはルンバではなく、アルパ独特のオルキデアというリズム。私は西田佐知子の歌を聞いて育ちましたが、井上陽水のカバーも好き。カラオケでもよく歌います。
アルパの演奏中もつい口ずさみたくなりました。
帰りは、Kozさんとお茶飲みながら感想を語りあいました。古箏もアルパも私は撥弦楽器の音色が好きなので、楽しいひとときでした。
<つづく>