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ぽかぽか春庭「世界フィギュアスケート大会ペア&女子シングル in 埼玉アリーナ

2019-03-26 00:00:01 | エッセイ、コラム


20190326
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2019十九文屋日記氷の上にも春が来た(2)世界フィギュアスケート大会ペア&女子シングルショート in 埼玉アリーナ

 2月20~24日は春のお彼岸。21日は春分の日、彼岸の中日でした。が、我が家にとっては、世界フィギュアスケート大会2019の5日間。5日間のスケート祭り。 

 娘が何度もリロード&トライし、3月20~24日の大会のうち、20日ペアショート&女子ショート。21日アイスダンスショート&女子フリー、24日エキシビションのチケットがとれたのです。ゆづ君人気が沸騰したままの男子は、なんとしても取れませんでした。
 どうしても羽生のショートやフリーを直接応援したいコアファンは、5000円のD席を10万円で売るというネット取引に応じているのだとか。

 さいたまアリーナ前の日本選手かんばん
紀平選手と羽生選手の前は、写真を撮りたい人たちでいっぱいでした。


 真央ちゃん人気で沸いた2014年世界フィギュアスケート大会でもこれほどのフィーバーではなかったそうだし、2018グランプリシリーズのフィンランド大会など、空席もあった会場で、リンクに近い席は羽生応援団が占めていたし、このユヅフィーバーは彼の現役引退まで続くでしょうね。

 第1日目。3月20日は、10時開場にちょっと遅れて入場し、デニス・テンの追悼コーナー「D10World」などでしんみりしてからさいたまアイスアリーナに入りました。
 私は、ジュニア時代のテン選手を見ていませんが、2009年にシニアに上がって以来、10年間彼の演技を見てきました。怪我などで低迷した時期もあったけれど、かわいい顔に闘志あふれるよい選手でした。

 デニス・テン追悼コーナー


 ソチオリンピック銅メダリストのテン選手。2013年世界選手権2位、2015年世界選手権3位、2015年四大陸選手権優勝という輝かしいトップ選手でした。
 2018年7月、母国カザフスタンの首都、生まれ故郷のアルトマイで車からミラーを盗もうとした強盗に刺されて死亡。出血性ショックによる死、25歳。
 カザフスタンにはじめて冬季オリンピックメダルを持ち帰った英雄の死。国葬によって天
へと送られましたが、きっと日本での世界フィギュア大会も見守っていてくれることでしょう。

 10時半からペアショート競技開始。日本の須崎海羽/木原龍一組は、木原の脳震盪の回復が遅れたため欠場。残念。
 ペアショートのトップバッターは、北朝鮮ペア。廉大鈺(Tae Ok RYOM)金柱希(Ju Sik KIM)
 2015年からペアを組み、今大会ショート13位になりました。

 中国はペアの選手層が厚く、熾烈な代表争いを繰り広げています。ショートの結果、隋文静/韓聰組(Wenjing SUI/Cong HAN)が2位。彭程/張昊組(Cheng PENG/Yang JIN)は3位。
 同じく層が厚いロシア。タラソワ/モロゾフ組は(Evgenia TARASOVA/Vladimir MOROZOV)がショート1位。ザビアコ/エンベルト組(Natalia ZABIIAKO/Alexander ENBERT)が4位。

 チケット争奪戦がんばってプレミアム席がとれたのに、息子は体調すぐれず、ペア競技を見ることができませんでしたが、娘がつきそってオープニングには間に合いました。
 プレミアム席なんて次にいつとれるかわからないから、選手に花を投げたい、と息子と娘。物販ブースで投げ込みようの花を買ってからプレミアム席へ。

 午後からさいたまスーパーアリーナにかけつけたミサイルママは、ペア競技の最終組とその前の組の二組を応援することができました。私とミサイルママの席はS席の18列目です。
 娘息子は最初S席をゲットしていたのですが、プレミアム席もとれたので、S席チケットを私にくれたのです。娘が「いつも母がお世話になりっぱなしのミサイルママにプレゼントする」というので、誘ってみたら「午前中は無理だけれど、12時半くらいからなら見られる」という。仕事先からかけつけて、ペアに間に合い、いっしょに観戦できました。

 2時15分からオープニングセレモニー。
 まず、ソプラ二スタ岡本知高の歌うボレロによって、プロスケーターとなった 無良崇人と16人のちびっこスケーター(フラワーガール&ボーイ)が滑りました。
 次にアイスパフォーマンス「月明かりの如く」。「氷艶2019」のテーマ源氏物語を表現しました。ステファン・ランビエール=光源氏、織田信成=頭中将、鈴木明子=若紫。と推測しました。明子さん衣装が紫色だったので。
 村上佳菜子のメークがちょっと怖いかんじにつくってあったので、もしかして生霊の六条御息所かも。御大荒川静香は貫禄たっぷりに長い十二単風の衣装で登場。冠をつけているので、藤壺女御か明石中宮か。
 登場したとき一番拍手が多いのは、ランビエール。今回はラトビアの弟子デニス・ヴァシリエフスのコーチとして来ていますが、氷艶2019にも出演するようです。

 オープニングセレモニー フジテレビ公式インターネット配信。いつまであるかわかりませんが。
https://www.youtube.com/watch?v=cHWSyCFnw0k

 午後3時から女子シングルショート。
 テレビ中継だと後半の選手しか中継されませんでしたが、フジテレビ公式ネット配信だと全選手見ることができます。

 私は妹といっしょに2013年12月の全日本フィギュアスケート大会男子フリーを見ました。そのときの一番人気は高橋大輔でしたが、1位羽生結弦2位町田樹3位小塚崇彦4位織田信成5位高橋大輔6位無良崇人7位宇野昌磨8位田中刑事。
 それから5年ちょい。上位陣のなかで、なかなか結果を出せない人もいましたし、宇野昌磨のようにぐんぐん成長してトップクラスになった選手もいます。いまは羽生結弦の天下。
https://blog.goo.ne.jp/hal-niwa/e/f2f1d039732f6b6ec3b891429e21ee14

 会場は1万8千人がはいれるところです。ペアの最初のほうのグループではパラパラ程度しか入っていませんでしたが、ペア後半になるとほとんどの席が埋まり、女子ショートの第3グループくらいになると、5階席までぎっしりと埋まってきました。
 世界ランキングによってグループ分けされているので、最終グループは、宮原、紀平、坂本の3選手とロシア勢ザギトワとメドベージェワ、アメリカのグレイシー・テネルの6人です。

 私はフィギュアの解説で何度同じ説明をされても、前向きから回転に入るアクセルしか見分けがつかないのですが、息子は、同じ回転でも、ルッツやサルコーやループなどの区別がつきます。
 家でテレビ観戦のときは息子に解説してもらうこともできますが、会場では別座席。
 私とミサイルママの席は審査員席の反対側のS席。娘と息子は審査員席側の最前列プレミアム。私の側から、娘と息子が楽しんでいるのがよくわかりました。選手に拍手を送ったり、花を投げたりしているようすが見えました。

 女子ショート。手に汗握って応援しましたが、宮原は回転不足もあったようで、点数が思った以上には伸びず8位、紀平は最初のトリプルアクセルが失敗に終わり、そのあとは完璧にできたものの、70.90点で7位。坂本が76.86点で2位。 ザギトワがほぼミスなしで82.08点で1位。
 フリーではがんばってくれることを祈って、さいたまスーパーアリーナを出ました。

 2日目はペアフリーと男子ショート。フジテレビのインターネット配信でペア出場全選手のフリーを観戦。男子ショートは、地上波で見ました。

 ペアは、タラソワ/・モロゾフ組をかわして隋文静/韓聰組が1位。逆にザビアコ・エンベルト組が彭程/張昊組をかわして3位。中国、ロシア、ロシアの旗が掲げられました。

 男子ショート。ユヅ君、4回転の失敗があり、ほぼミスなしのネイサンチェンが1位。かって逆転劇が多かった男子シングルなので、やはりフリーに期待を込めて。

 3日目は、再びさいたまアリーナへ。今回は、娘と妹モモがいっしょです。息子は体調が悪くなり、あんなに行きたがっていたのに、お留守番になり、かわいそうでした。
 次回3日目のリポート。

<つづく>
コメント (4)
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