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ぽかぽか春庭「世界フィギュアスケート2019エキシビション」

2019-03-30 00:00:01 | エッセイ、コラム
20190330
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2019十九文屋日記氷の上にも春がきた(4)世界フィギュアスケート2019エキシビション

 3月24日は、娘といっしょに埼玉スーパーアリーナへ。ほんとうは、娘と息子が会場でエキシビションを観覧し、私はテレビ録画で見る予定でしたが、息子の体調回復せず、チケットもったいないから私が代わりに会場へ。今回の席はB席なので、プレミア席やS席ほどリンクに近くないけれど、会場で見る臨場感は、やはりテレビ画面より楽しいです。

 開場時間には間に合うようにさいたま新都心駅に着いたのに、入場待ちの列がものすごくて、まわりの人たちもヤキモキしていました。娘も「オープニングに間に合わないね」と、もっと早く出てこなかったことを後悔しています。

 となりの若い人はスマホで会場のようすがわかる設定にしているらしく、「今、たまーりんがすべっているよ。たまーりん、がんばれ、時間を引き延ばしてあと10分すべるんだ!」と言っています。「まっち~のナンバー、人間の条件をやれ!」と。
 昨年、娘息子といっしょに埼玉アリーナで見たジャパンオープンのとき、町田樹はスケート競技からの完全引退ラストスケートとして10分間たっぷりとすべっていました。そうそう、あと10分は引き延ばしてほしいわ。

 でも、スーパーアリーナ妖精という設定のタマーリンは四角い着ぐるみで、スケートを滑る体形ではありません。NHK杯のとき、マスコットのドーモ君はけっこうスケートが上手で、ジャンプもできましたけれど、タマーリンのスケートでは時間がもたず、娘と入場したときは、オープニングが終わりかけていました。

 出場選手の紹介などには間に合わなかったけれど、ユヅ君が観客に手をふりながら退場するのを見ることができました。ファンは全員「キャー、ユヅ君が私に手を振ってくれた」と思ったことでしょう。でも、みなさん、あれはね、わたしに手を振ったんですよ。4階席だけど。B席でも会場全体がよく見えて、見やすい席でした。

 エキシビション第一部、最初の演技はジュニア女子の畑崎李果(ももか)さん。小学校6年生です。1度ころんでしまいましたが、しっかり滑り切りました。将来楽しみな選手のひとりです。
 つづいてミハル・ブレジナ。我が家は「パリのアメリカ人を踊るチェコ人」と呼んでいます。試合のときと違ってサングラスかけての登場で、最初誰だかわかりませんでした。場内コールがブレジナじゃなくてプリズナーに聞こえたので、娘に「だれ?」と、聞いてしまいました。

 カナダのデールマン、田中刑事、試合結果は伸びませんでしたが、人気スケーターなので、エキシビションに登場。アイスダンスの小松原/コレト組は、わずかの点差でフリーにすすめませんでしたが、エキシビションには登場。
 7位だったマッテオ・リッツォは、背中に妖怪探知機を背負っての登場、ゴーストを退治して愉快な演出でした。さすがラテン系。フェルナンデスのスーパーマン系列を受け継ぐ選手がいて、よかった。

 メダリストのなかで、トゥルシンバエワ選手だけが一部登場でした。同国のデニス・テンにささげる、とされた演技だったので、第一部の最後にしてもよかったかな。私の演出ならね。

 第二部の最初は男子ジュニア佐藤俊くん。2004年生まれの中学生です。こちらも将来楽しみな。
 第二部は続々上位入賞選手が登場し、ユヅくんは、金メダリストのひとつ前。松任谷由実の「春よ来い」の曲にのせて、すばらしいすべりでした。
 演技後半、リンクは桜色の証明になり、ほんとうに春を連れてきてくれた気分でした。

 エキシビション終了後のリンクは、「春よこい」の照明と同じような桜色。

 
 娘は「試合の応援だと、ハラハラして緊張しすぎちゃうから、エキシビションくらいが会場で見るのにちょうどいい」という感想。
 5日間のスケート三昧。選手たちの熱演が、春を連れてきてくれました。

 近所の花。ボケ、雪柳
 3月23日の近所の桜


<おわり>
コメント (2)
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