20200321
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記春よ来い(10)ビーガンラーメンとπ
春庭勤務の学校は、3月2日からオンライン授業を続け、12日に授業を終了し学生は春休みまで自習ということになりました。
学校経営者は「先生は通勤時間長いから、ウイルス罹患の危険が大だから登校禁止。あと1週間は自宅で4月からの授業で使う教材作成をするように」と。
春庭は、「でも、初級の教材は自宅にありますが、中級の教科書は持ってきていないから、学校に教材を取りに行きます」と言うと「本を注文していいから、学校に来ないで」と言われました。よっぽどウイルス運搬危険人物が怖いらしい。
アマゾンで注文しろと言われたけど、日本語教材専門書店へ買いに行くことにしました。家に引きこもりの毎日ですから、仕事の用事を大義名分に外に出たい。
2年ほど前平河町にある日本語教材専門店に行ったときは、永田町から歩いて往復しました。クラシックハウスの近所の店です。
yokoちゃんとクラシックハウス見た帰りは、麹町駅に出ました。この書店からは、麹町のほうが距離が近い。しかし、この時はyokoちゃんのあとをついて行ったから早く駅に着いたのであって、ひとりでは歩けない自分であることを認識しておくべきでした。
今回、麹町で降りました。しかし、麹町駅をでたあと、スマホ地図をぐるぐる回しても、自分のいる位置がわからず、駅の周りを1時間まよいに迷いました。空間認識能力欠如の脳なんです。書店に電話して、ようやく辿りつきました。これなら、少し歩く距離が長くても、永田町から歩いたほうが早かった。なれないことはすべきじゃなかった。中級教材を買って、すっかりくたびれました。
書店のビルの一軒置いたとなりのラーメン屋で、おそい昼ご飯。「そらのいろ」という名前の店に「ビーガンラーメン」という看板が出ていたので、ビーガンラ―メンって、どんなのかと思って入店。でも、私が食べたのは「普通のラーメン」。
ビーガンラーメンは、肉魚チーズはちみつなど、動物由来の食材を使わず、だしも人参などの野菜でとり具材ももちろん野菜、とメニュー解説に書いてありました。
私が食べたラーメン(画像借り物)

オリンピックに向けて、ムスリム(イスラム教徒)用の「酒を使わず豚肉なしのハラル食」や、命ある動物に由来する食材は食べないというビーガンのための食も、さらに充実していくのはよいことと思います。
「動物の命を奪うことをしないために、動物由来の食材をすべて拒否する」という主義のビーガンに、個人的には違和感を感じています。
「草木虫魚悉皆成仏。一寸の虫にも五分の魂。虫にも植物にも命がある」と考える仏教徒からみると、「動物の命を奪うのはよくなくて、植物の命を奪うのはよいのか。植物の命を軽視している」と思うのです。草にも木にも命があります。その命を感謝していただき、少しの無駄もないようにして互いの命の交換をするのが、生きとし生きるものの定めであり、許し合いなのだと、仏教徒は考えます。(両親と姉の菩提寺が禅宗の寺というだけの仏教徒ですが)
シマウマは草の命を食べ、ライオンはシマウマの命を食べる。私は何でも食べる。サソリから揚げも食べたことあるし、蚕もイナゴも羊の脳も食べた。
が、主義主張はだれにも自由ですから、ビーガンが動物性食材を食べないというのなら、ビーガン用の食事を提供する店が増えるのはいいことです。
ビーガンラーメン(画像借り物)

ラーメン食べ終わり、永田町駅に向かう。永田町駅前のクラシックハウスでのカフェタイムは、前回書きました。
3月14日は歯医者へ治療に行ったかえりにスーパーへ。100円パンコーナーにアップルパイがありました。家にりんごがあったのを思い出して、100円パイではなく、冷凍パイシート(4枚400円)を買って帰る。
りんごに砂糖をまぶして煮ましたが、例のごとくというか、煮ているのを忘れて焦げた臭いでハッとする。うん、全部は焦げてない。これなら「リンゴキャラメレーゼ」と主張できるのではないか。味覚に厳しい娘にひとくち食べてもらったら「私、これいらない。母全部食べてね」
冷凍パイシートに、ちょい焦げりんごキャラメーゼのせ、上側に細切りパイ生地を網目にして卵黄でコーティング。オーブンないので、オーブントースターで焼いてリンゴパイ完成。
yokoちゃんのブログを読み、3月14日は、円周率3.14にちなみ「円周率=πパイ」の日だと知りました。そうか、πの日だったから、なぜか唐突にパイが私を呼んだのか。パイの日とは知らずに作ったので、ちょい焦げになったんですね。
味音痴の私には「食べられなくもない味」だったので、3.14の半分くらい1.57くらいの味になったかとは思います。(計算弱い私、ひっ算しました)
味は1.57ですが、見た目があまりにもぶかっこう、0.11くらいに出来上がったので、写真なし。
<つづく>
ぽかぽか春庭日常茶飯事典>2020二十重日記春よ来い(10)ビーガンラーメンとπ
春庭勤務の学校は、3月2日からオンライン授業を続け、12日に授業を終了し学生は春休みまで自習ということになりました。
学校経営者は「先生は通勤時間長いから、ウイルス罹患の危険が大だから登校禁止。あと1週間は自宅で4月からの授業で使う教材作成をするように」と。
春庭は、「でも、初級の教材は自宅にありますが、中級の教科書は持ってきていないから、学校に教材を取りに行きます」と言うと「本を注文していいから、学校に来ないで」と言われました。よっぽどウイルス運搬危険人物が怖いらしい。
アマゾンで注文しろと言われたけど、日本語教材専門書店へ買いに行くことにしました。家に引きこもりの毎日ですから、仕事の用事を大義名分に外に出たい。
2年ほど前平河町にある日本語教材専門店に行ったときは、永田町から歩いて往復しました。クラシックハウスの近所の店です。
yokoちゃんとクラシックハウス見た帰りは、麹町駅に出ました。この書店からは、麹町のほうが距離が近い。しかし、この時はyokoちゃんのあとをついて行ったから早く駅に着いたのであって、ひとりでは歩けない自分であることを認識しておくべきでした。
今回、麹町で降りました。しかし、麹町駅をでたあと、スマホ地図をぐるぐる回しても、自分のいる位置がわからず、駅の周りを1時間まよいに迷いました。空間認識能力欠如の脳なんです。書店に電話して、ようやく辿りつきました。これなら、少し歩く距離が長くても、永田町から歩いたほうが早かった。なれないことはすべきじゃなかった。中級教材を買って、すっかりくたびれました。
書店のビルの一軒置いたとなりのラーメン屋で、おそい昼ご飯。「そらのいろ」という名前の店に「ビーガンラーメン」という看板が出ていたので、ビーガンラ―メンって、どんなのかと思って入店。でも、私が食べたのは「普通のラーメン」。
ビーガンラーメンは、肉魚チーズはちみつなど、動物由来の食材を使わず、だしも人参などの野菜でとり具材ももちろん野菜、とメニュー解説に書いてありました。
私が食べたラーメン(画像借り物)

オリンピックに向けて、ムスリム(イスラム教徒)用の「酒を使わず豚肉なしのハラル食」や、命ある動物に由来する食材は食べないというビーガンのための食も、さらに充実していくのはよいことと思います。
「動物の命を奪うことをしないために、動物由来の食材をすべて拒否する」という主義のビーガンに、個人的には違和感を感じています。
「草木虫魚悉皆成仏。一寸の虫にも五分の魂。虫にも植物にも命がある」と考える仏教徒からみると、「動物の命を奪うのはよくなくて、植物の命を奪うのはよいのか。植物の命を軽視している」と思うのです。草にも木にも命があります。その命を感謝していただき、少しの無駄もないようにして互いの命の交換をするのが、生きとし生きるものの定めであり、許し合いなのだと、仏教徒は考えます。(両親と姉の菩提寺が禅宗の寺というだけの仏教徒ですが)
シマウマは草の命を食べ、ライオンはシマウマの命を食べる。私は何でも食べる。サソリから揚げも食べたことあるし、蚕もイナゴも羊の脳も食べた。
が、主義主張はだれにも自由ですから、ビーガンが動物性食材を食べないというのなら、ビーガン用の食事を提供する店が増えるのはいいことです。
ビーガンラーメン(画像借り物)

ラーメン食べ終わり、永田町駅に向かう。永田町駅前のクラシックハウスでのカフェタイムは、前回書きました。
3月14日は歯医者へ治療に行ったかえりにスーパーへ。100円パンコーナーにアップルパイがありました。家にりんごがあったのを思い出して、100円パイではなく、冷凍パイシート(4枚400円)を買って帰る。
りんごに砂糖をまぶして煮ましたが、例のごとくというか、煮ているのを忘れて焦げた臭いでハッとする。うん、全部は焦げてない。これなら「リンゴキャラメレーゼ」と主張できるのではないか。味覚に厳しい娘にひとくち食べてもらったら「私、これいらない。母全部食べてね」
冷凍パイシートに、ちょい焦げりんごキャラメーゼのせ、上側に細切りパイ生地を網目にして卵黄でコーティング。オーブンないので、オーブントースターで焼いてリンゴパイ完成。
yokoちゃんのブログを読み、3月14日は、円周率3.14にちなみ「円周率=πパイ」の日だと知りました。そうか、πの日だったから、なぜか唐突にパイが私を呼んだのか。パイの日とは知らずに作ったので、ちょい焦げになったんですね。
味音痴の私には「食べられなくもない味」だったので、3.14の半分くらい1.57くらいの味になったかとは思います。(計算弱い私、ひっ算しました)
味は1.57ですが、見た目があまりにもぶかっこう、0.11くらいに出来上がったので、写真なし。
<つづく>