ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

秋田県秋田市、仁別自然休養林「森の巨人たち100選、めおとスギ」です!!

2022-08-11 18:56:50 | 巨樹・大木
 仁別自然休養林は、秋田市役所の北東約17kmのところ

 県道26号線の二丁目橋信号を左(北)へ県道233号土橋港秋田線を道なりに進みます

 千秋トンネル通りの信号を右(東)へ千秋トンネルを潜り、千秋城下町信号で県道28号秋田岩見船岡線に出て

 JR羽越本線の高架を潜って間も無く手形山崎町信号を左(北)へ県道15号秋田八郎潟線です

 道成りに進んで、からみでん信号を右(北)へ県道15号線が曲がります

 やがて秋田自動車道の高架を潜るころ、旭川沿いを走るようになり東へ向かいます

 道成りに進むと旭川ダム公園の手前、仁別自然休養林への入り口です

 案内図です(入口部分が省略され過ぎています)目的地の仁別森林博物館まで、まではまだ9kmありますね

 ここから仁別林道です、道成りに旭川の谷を縫って進みます

 大きなモニュメントです、まだ5kmあるようです

 広い駐車場です

 先に進んで、仁別森林博物館入り口です

 仁別森林博物館です

 蒸気機関車です

 説明版です
 この蒸気機関車は、大正10年(1921年)にアメリカ・フィラデルフィアのボールドウィン社で製作され、北海道の留辺蘂営林署の森林鉄道で木材運搬用として活躍していましたが、昭和42年(1967年)の仁別森林博物館開設時に秋田営林局(現東北森林管理局)が譲り受け、展示しているものです。
 森林鉄道による木材運搬は、昭和40年代前半でトラック輸送の切り替えられましたが、蒸気機関車は、明治末期から昭和20年代前半までは木材輸送の花形的存在でした。
 けん引重量35t、けん引貨車10台、積載量一台約5.5㎥(一列車約55㎥)
 *この蒸気機関車の同型機が、林野庁森林技術総合研修所林業機械化センター(群馬県沼田市根利町根利・写真左側)と中部森林管理局木曽森林管理署の赤沢自然休養林内(長野県木曽郡上松町、写真右側)にそれぞれ1台保管されています。
  

 杉の丸太の展示です
  天然秋田杉の樹皮 
 膚名 ・ 樹皮の特徴 ・ 材質
 松膚 樹皮の形が松の皮に似ており、柔らかく折れやすい ・ 材質は柔らかい
 赤膚 樹皮の色が朱赤色であり、薄くはがれる ・材質は赤身が多く堅い
 白膚 樹皮に白粉がおびている ・ 良質木が少なく材の色も白っぽい
 黒膚 樹皮がひもを並べたような溝になっている ・ 成長はよいが製材すると黒く変色するものがある
 網膚 樹皮が網目のような形をしている ・ 色調がよく柾割として重用される
 離膚 外皮が縦に離れ上の一部分だけ幹についている ・ 材質はふつうだがねじれのものがある

*いままで気にも留めていませんでしたが、注意して樹皮も観察したいと思います

 秋田県仙北郡五城目町馬場目国有林きく石です

 清酒の仕込み樽です

 先ほどの駐車場へ戻って「めおと杉」へ


 歩いて行きましょう

 務沢駅跡の標柱です

 大きな池があります

 スイレンの花が綺麗に咲いています

 車道から遊歩道への入口です

 めおと杉まで240mです

 落石や倒木が邪魔をしています

 橋を渡ります


 川の流れは穏やかですね

 遊歩道を進みます

 右手の林の中に大きな幹が見えました

 特異な形は目的の「めおと杉」です

 東へ回り込むように進んで

 めおと杉への入り口からめおと杉を見ました

 広場入口から

 正面から見上げました

 森の巨人たち100選の表示版です
 No15「めおとスギ」
 ■樹種 / スギ
 ■推定樹齢 / 200~300年
 ■樹高 / 36m
 ■幹周 / 12m
 林野庁/ 秋田市仁別自然休養林保護管理協議会
     巨樹・巨木保護中央協議会

 説明版です
  めおとスギ
 この木は「森の巨人たち100選」に選ばれた天然秋田スギです。
 200年以上たったものと推定されます。
 新しい2本のスギが立派に育ち根元の古い根株が腐れたものです。
 山仕事をする人達は、このような形の木を山の神木とし祀ったものです。
  樹高 右方 35m(女木)
     左方 37m(男木)
  幹回り   12m
 
 右側から

 左側から

 自然休養林の中には多くの樹種が見られますので、少しうろうろしてみます

 めおと杉の路です

 トチノキです

 秋田スギ成因の説明1です
 秋田スギの天然林は実生(みおい)、立条(りつじょう)および伏条(ふくじょう)によって、すでに林の中に生えていた小さい若木が、その上にかぶさっていた草や木が倒れて、十分な日光を受けるようになると旺盛な成長をはじめて、現在のような林に生育したものと想像されます。
 この付近のスギは、母樹の根元に近いところから出た枝が積雪などによっておし下げられ、地面に接したところから発根して独立の林木として成長したものと思われます。これを伏条といっております。
 
 2です
 立条は、根元にある枝が直立してできたもので、長年の間主木(親木)から養分をうけていたが、立木が伐採されるとこんどは地中の養分を親木の根から直接うけて、一人前に成長したものです。
 従って伏条のように自分の根を持っていないのが通常であります。

 トチノキに説明です
 一般の中腹以下の肥沃地に生育する木で高さ30m胸高直径2mもの大木になることがある落葉高木です。
 6月中旬頃、白い穂状の花を新しい枝に枝につけ、実は加工して食用とするほか、材は家具、机、盆などに利用されます。
 街路樹として有名なパリのマロニエはこの木のことですが、わが国でも街路樹として植えられています。


 森の木々を見ました 

 では、次へ行きましょう
 
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秋田県秋田市、太平黒沢「勝手神社のスギ」です!!

2022-08-11 12:01:06 | 巨樹・大木
 太平黒沢地区は、秋田市役所の東北東約11kmのところ
 
 県道26号線の二丁目橋信号を左(北)へ県道233号土橋港秋田線を道なりに進みます

 千秋トンネル通りの信号を右(東)へ千秋トンネルを潜り、千秋城下町信号で県道28号秋田岩見船岡線に出て

 JR羽越本線の高架を潜って県道を東へ道なりに進み、日本海東北道の下を潜り

 三吉神社総本宮一ノ鳥居手前の信号を右(東)へ、まだまだ県道28号線です
 
 間も無く太平駐在所を過ぎると太平集落をよけるように南へ県道が廻り更に東へ

 低い丘の様な登りの先で下り始めた道路左手に鳥居が見えて来ます

 鳥居前の駐車スペースに車を止めさせて頂きました

 鳥居です

 村社 勝手神社の社號石碑です

 説明版です
   勝手神社由緒略記
 社名  勝手神社
 祭神  受髪神 天照大神 宇迦魂神
 鎮座地 秋田市太平黒沢字払川23番地
 例祭日 春4月6日宵宮祭 7日例大祭
     秋9月7日宵宮祭 8日例大祭
由緒 神社の創建は古く、かつては金峰山勝重寺とも称し、鎌倉時代御家人上杉安房守、古山内采女之助が法力館にこもるとき、軍神として大和国吉野勝手明神を勧請したと伝えられる。
 その後、明暦2年(1655)4月には森沢に金根宮として遷され、寛文6年(1666)7月には本願人渡辺主殿助、綱田野半左衛門、当村弥左衛門らが相議て、その地より再び遷宮をして現在地に建立されたものである。
 この間、城代家老戸村十太夫は特に崇敬の念が篤く、十六の御尊体を寄進したと云う。
 また神殿の中には古い仏頭が納められており、一に運慶の作と今に伝えられている。
 明治5年(1872)には村社に列格されたが零落著しく、明治8年1月に再建される。
 明治42年(1909)11月に館越鎮座の神明社と稲荷鎮座の稲荷神社を合祀する。
 昭和58年8月には、本殿、幣殿、舞堂の屋根を全て銅板葺に改修し、翌年8月には大鳥居が再建されて現在に至る。
 本社は氏子に崇敬も篤く村中こぞって参詣もあとを断たないが、文化年中には、秋田藩主佐竹義和公はじめ、那珂通博、菅江真澄、淀川盛品らの武士から文人墨客の参詣宗・があり、近代には農林大臣町田忠治らの参詣もあった。
 古くより勝手明神として崇められ、勝利成功の神格を有することから特に武家に信仰されてきたものである。
 また男児、女児いずれも子守の神として心身健康を守護し給う神とされている。
 境内に樹齢約300年の杉並木の存し神苑一層の荘厳さを極めている古社である。
古儀伝承(特殊神事) 春秋の祭典には飯の外に火食を断ち、生汁を調することが古例であったほか、たくあんがっこ、おぼこ餅を神前に供するものである。
 氏子中に男子が生まれると弓矢奉納し、女子の出産には菖蒲を植えるのが習わしである。
 氏子中の黒沢部落は其の特産地として当地でも稀なるものであるが、産土勝手明神の授け給える技術として、これを信奉して、この生業を他郷にて営むことを固く戒められてきたものである。
社家 社家は一明院法印光善、番場伊賀守、周防守と棟札にみえており、現在は番場氏が宮司を司さどっている。
境内神社 大山祇神社、金山彦神社、菅原神社に三社を祀り、俗に三宝荒神とも称される。
    昭和60年4月7日
    黒沢部落


 参道石段です

 狛犬です

 石段の左手に目的のスギです、手前の幹は途中で折れて、寄生木が大きくなっています

 南東側から、目通り幹囲7.9mの巨木です

 東側から

 北東側から

 北側から

 参道を進みましょう

 右に境内社です

 参道右手のスギの大木です

 参道は建物(社務所?)の建物の真ん中を抜けて行きます

 更に石段が続きます、赤いコーンがあるのは参道脇のスギの根が石段を動かしたための安全対策です

 ここにも狛犬です

 手水舎です

 社殿です

 境内には境内社のほかに石塔や石灯篭が並んでいます

 では、次へ行きましょう


 
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秋田県秋田市、太平寺庭「阿弥陀寺のモミ(保存樹)とイチョウ」です!!

2022-08-11 06:32:16 | 巨樹・大木
 太平寺庭地区は、秋田市役所の北東約kmのところ

 県道26号線の二丁目橋信号を左(北)へ県道233号土橋港秋田線を道なりに進みます

 千秋トンネル通りの信号を右(東)へ千秋トンネルを潜り、千秋城下町信号で県道28号秋田岩見船岡線に出て

 JR羽越本線の高架を潜って県道を東へ道なりに進み、日本海東北道の下を潜り

 三吉神社総本宮一ノ鳥居手前の信号を右(東)へ、まだまだ県道28号線です
 
 間も無く太平駐在所を過ぎると太平集落をよけるように南へ県道が廻り、東を向いたころ

 秋田なまはげ農協太平低温倉庫が見えて来ます、手前200m程のところを左(北)へ

 突き当りを右(東)へ間も無く左手に若宮八幡神社をみて集落内を東へ約1km

 北側の集落内道路から南へ入り近付ます境内入り口前に車を止めさせて頂きました

 阿弥陀寺入口です、左側に目的のモミ、右にイチョウの大木です

 痛んだ保存樹標柱です、表記には指定番号47に(杉科)47に(松科)となっています

 境内入ると正面に、枯れた幹が立っています

 かつては境内で一番太かったスギの木です、保存樹表記の47(杉科)の対象物です

 阿弥陀寺本殿です

 南東側からモミとイチョウを見ました

 手前の御堂の影です

 南側から、太い幹は蔦に覆われていますが、目通り幹囲5.0mの巨木です、保存樹表記の48(松科)はこのモミです

 イチョウを東側から、目通り幹囲5.0mの巨木です

 境内墓地内から見ました

 では、次へ行きましょう

 

 
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