ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

秋田県美郷町、本堂城回館間「本堂城跡(県指定史跡)のケヤキ」(町指定)です!!

2022-08-16 19:08:23 | 巨樹・大木
 本堂城回館間地区は、美郷町役場の北北西約2kmのところ

 
 県道11号角館六郷線を北へ、二つ目の信号を左(北西)へ進みます

 集落の中に星山清水を左にみて西へ進み、次の道尻集落への道路を右(北)へ入ります

 本堂城西門址です、城跡内は一面の草原です

 説明版が在ります
  県指定史跡 本堂城跡
 本堂城は、戦国・織豊期に現在の大仙市の一部と美郷町北部一帯を治めた本堂氏の居館です。
 本堂氏hあ、陸奥国和賀郡(岩手県)を支配していた和賀氏の一族と考えられ、観応年間(1350~1352)にこの地方に進出し、和賀家から独立して本堂の姓を名乗るようになったといわれています。
 本堂氏は、天文4年(1535)に山城の元本堂城(美郷町浪花)から、平城の本堂城に移り、慶長7年(1602)常陸国新治郡志筑(茨城県かすみがうら市)に国替となるまで本拠としました。
 本堂城は内館を囲む内堀と土塁、外館を囲む外堀などから構成され、内館の北東部分には高さ約4mの土塁の一部が残っています。
 これまでの発掘調査により、内館の規模は、内堀の部分も含めると、東西約170m、南北約190m。
 中心部からは主殿と考えられる建物跡がみつかっています。また、東から南側の水田下から、外堀に一部が確認され、当時の城域の一端が明らかになっています。
 中世平城跡としては、東北地方でも数少ない保存状態の良い城館跡として評価されています。
   美郷町教育委員会


 南側です、段差は堀跡の様です

 北側です

 北東側の土塁の一部に目的のケヤキが見えます

 城跡内は草丈の高い草に覆われて小雨も降っているので、南側から東へ廻ってみました


 南側には正門址の標柱です

 農道を入ってきました、東門址です、ここから意を決してケヤキを見に行きました

 南南東側から、草の露で靴からズボンの裾はビショビショです

 南側から

 近づいてみましょう

 南側から

 祠です

 西側には木々の間に石碑があるようですが、行けませんでした

南側から見上げました、目通り幹囲9.3mの巨木です

 根元には「鍾馗様」(秋田県緑化委員会の緑化情報誌「もりのかぜ」Vol9に載っています)

 県南部周辺地域では、同じような藁人形を「鹿島様」というところが多いようです

 鹿島様とは(日本伝承大鑑HPよりの抜粋です)
 道祖神の一種で、秋田県中南部の一帯を中心に見ることが出来る。非常に特殊な“人形道祖神”ということになる。道祖神とみなされるのは、集落の境に置かれ、疫病などの災厄が集落に入ってこないように設けられているためである。
 大きさは3~4mで、大人の背丈の倍ぐらい。恐ろしげな木の面を付けており、藁で出来た胴体部分は鎧をまとったように見え、さらに大小2本の刀を帯びている。まさに武神のようである。道祖神の特徴である“男根”が付いている。
 この特異な道祖神の謎を深めるのは、この神の名である「鹿島」という名称の由来である。武神のような姿から、この名は鹿島神宮の祭神である武甕槌神であるという説がかなり有力である。この推察からさらに、鹿島様の名前は江戸初期に常陸国から移封されてきた秋田藩・佐竹氏に関係があるという説がある(鹿島神宮は常陸国一之宮)。あるいは、同じ武甕槌神を祭神とする古四王神社との関連性も考えられる。
 だがいずれも推測の域を出ず、どういう経緯で鹿島様が秋田の特定の地域で信仰の対象となったのかは、謎のままである。そして藁を使って集落の者が総出で毎年造り直して受け継がれてきた鹿島様は、人口減少のあおりを受けて徐々にその姿を消していっている。

 靴とズボンを履き替えて、移動します



 北東側から見ました

 では、次へ行きましょう
 
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秋田県美郷町、本堂城回本堂町「星山清水のヒバの木(ネズコ)」(町指定)です!!

2022-08-16 14:06:00 | 巨樹・大木
 本堂城回本堂町は、美郷町役場の北約1.5kmのところ

 県道11号角館六郷線を北へ、二つ目の信号を左(北西)へ進みます

 集落の中に、星山清水の案内板や菅江真澄の道の標柱が建っているところを左(南)へ

 突き当りに星山清水があり本堂城回自治会館の駐車場です

 本堂城回自治会館です、雨が強く降っていたので暫く雨が弱まるのを待ちました


目的のヒバの木(ネズコ)です

 星山清水越しに北西側から、目通り幹囲5.0mの巨木です

 星山清水案内板です
  星山清水
 この集落の入り口にあたる場所に位置し、本堂城回湧水群の代表的な清水です。
 清水脇にそびえたつヒバの木は、この清水をゴクゴク吸い上げて育つた名木だろうとご近所の方はおっしゃいまう。
 「水の秘めたる力」湧水散策は思考力低下や不安な気分を軽減させ、心理的なリラックス効果をもたらすチカラがあると考えられる。

 雨に濡れて黒光りしています

 根元の文化財標柱には「ヒバ」の文字だけでした

 星山清水等の案内板です、城下町の清水案内図(星山清水付近にあと6か所の清水があるようです)と菅江真澄の遊覧記「月の出羽道 仙北郡二十」の絵図です「枝垂桧の名木」の文字がみられます、1820年代(200年前)すでに大木だったようです
 
“ヒバ”はヒノキ科アスナロ属に属するアスナロとその変種ヒノキアスナロという樹木の両者を指し、これらはいずれも日本固有の植物です。
ヒバは、暗い林内のように日光があまり当たらない環境でも芽を出し生きながらえることができますが、大きく生長するためには日光を浴びる必要があります。ヒバの稚樹は枝を広く張りだして日光を取り入れながら生長します。

やがて林内の環境変化により十分に日光があたるようになると、著しく生長を始めます。ヒバは100年生以上のものを伐採・利用することが多く、一方でスギやヒノキは50年生以上で伐採・利用されることを考えると、成長に長い年月を要することがわかります。
ゆっくりと長い年月をかけて成長するヒバの寿命は一般的に300年といわれています。(東北森林管理局のHPより)

クロベ(黒檜、𣜌(木へんに鼠)、学名:Thuja standishii)は、日本特産のヒノキ科常緑高木。別名はネズコ。ゴロウヒバ、クロベスギ、クロビとも呼ばれることがある。日本の本州と四国にのみ自生する。樹皮は赤褐色で艶がある。葉は鱗状葉で、花は、雌雄異花で藍色、5月頃に咲く。球果は黄褐色である。
 鼠子の名は材色が鼠色なため、木偏に鼠をつけた当て字でネズコと読ませていたようです。
 ネズコはヒノキ科の樹木で、樹皮がヒノキの皮に似た薄黒い色をして剥げ落ちるような形であり、木の葉の色が黒い杉のようなので、別名をクロベ(黒桧)と呼びます。ネズコ材の感触は天然スギに似ています。ネズコの材質はサワラとほぼ同じ程度で神代杉のような色をし、ベイスギと非常によく似ています。収縮率が小さく狂いが少ない反面、光沢には乏しく強度も弱いので構造材には不向きです。(ウィキペディアより)
 美郷町観光情報センターのHP名木・古木では「ネズコ」、現地には「ヒバ」と表記されていましたので、ネットで調べてみましたが、ヒバなのかネズコなのかわかりませんでした


 駐車場南端には「本堂城回小学校之跡」の石碑が有ります

では、次へ行きましょう
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秋田県美郷町、金沢東根柳田「柳田のユリノキ(チューリップツリー)」(町指定)です!!

2022-08-16 06:29:00 | 巨樹・大木
 金沢東根柳田地区は、美郷町役場の南南西約3kmのところ

 県道11号角館六郷線を南西へ、畑屋郵便局の手前の信号を左(東南東)へ

 間も無く右手に住宅と白い農業ハウスの間に大きな木が立っています

 先の交差点を鋭角に戻るように右へ住宅手前を南に入って車を止めさせて頂きました

 南東側から

 南側から

 南側から幹を見上げました


 南西側から、目通り幹囲6.3mの巨木です


 離れて見ます

 西側から

 文化財標柱です「チューリップツリー」とだけ彫られています

*ユリノキは、、モクレン科ユリノキ属に属する落葉高木の1種で、高さ45メートルに達することもある大きな木であり、特徴的な形の葉をもつ。花期は晩春から初夏、オレンジ色の斑紋をもつ黄緑色の花が上向きに咲く。北米東部原産であるが、日本を含む世界各地で植栽されている。
 「チューリップ(のような花)をつける」ことから、チューリップツリーやチューリップノキ、ウッコンコウジュ(鬱金香樹; 鬱金香はチューリップの漢字名)との別名もあ。また花が蓮の花を思わせることから、レンゲボク(蓮華木)ともよばれ、葉の形が特異であり、これに由来するハンテンボク(半纏木)、グンバイボク(軍配木)、ヤッコダコノキ(奴凧の木)、クラガタノキ(鞍形の木)、サドルツリーとの別名もある。
 ユリノキは明治時代初期に日本へ持ち込まれた。萌芽力旺盛で成長が早く、樹形がよいため、街路樹や公園樹として世界各地で植栽されている。日本では街路樹として11万本以上が植えられており、特に関東、東北地域に多い。
 数の上では東京都内が最も多く、岩手県盛岡市内も特に多いことで知られ]、葉に斑が入るものや、枝が横に広がらないものなどの品種が作出されている。東京国立博物館本館前には、ユリノキの巨木がある。ユリノキをモデルとした「ユリノキちゃん」が、東京国立博物館の公式キャラクターとされている。(ウィキペディアから一部抜粋です)


 北西側から


 北北西側から見上げました

 少し離れて見ました

では、次へ行きましょう
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