ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

岩手県北上市、二子町下川端「正行寺跡の大イチョウ」(市指定)です!!

2024-10-08 12:34:00 | 巨樹・大木
 二子町下川端地区は、北上市役所の東北東約5kmのところ

 北上市役所東側の道路を北東へ進みます

 約1.2kmのJR北上線を越える跨線橋を下った信号機を右(南東)へ、県道254号線です

 約900mの信号からは国道107号線となって更に進みます

 北上川を渡る「日高見橋」の手前の横断歩道のある交差点約800mで左(東北東)へ

 約1.3kmで「小鳥崎の大カヤ」の前を通り、約1.4kmで河川敷から土手に上がって一時停止の交差点を右(北)へ

 間も無く道路右手に大きなイチョウの樹冠が見えて来ます

 西側から

 説明版です
   正行寺跡と大イチョウ
 ここに正行寺が建てられたと伝えられている。
 正行寺は、和賀氏の菩提寺であったといわれ、和賀氏没落後、本尊阿弥陀如来や五輪塔などが伊達領となった口内村水押に移され、現在、浄土宗の寺院として存続している。
 高橋常定氏邸の庭先の大イチョウは、かつて寺の境内にあったものである。
 樹周8m、高さ30mで、老木のため幹や枝から乳といわれる乳房状の太い突起(気根)が垂れ下がっている。
 このようなイチョウは、全国的にも出産や授乳の信仰を集めている。
 当地でも、乳の出の悪い女性は、イチョウの垂れ下がった乳の皮を煎じて飲めば良い、と言われた。
 樹齢は約600年、和賀氏領内の五大イチョウの一つで北上市の保存樹木に指定されている。
 他の4本は、西和賀町太田八幡神社境内、和賀町岩崎正雲寺墓地、鬼柳町荒堰八幡神社境内、東和町晴山にあり同齢と見られる。
     平成24年3月   二子町振興協議会

 北西側から見えました

 ここまでにして、次へ行きましょう





 2024・9・12・9・35
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岩手県北上市、小鳥崎2地割「小鳥崎の大カヤ」(県指定)です!!

2024-10-08 06:39:55 | 巨樹・大木
 小鳥崎2地割地区は、北上市役所の東北東約4kmのところ

 北上市役所東側の道路を北東へ進みます

 約1.2kmのJR北上線を越える跨線橋を下った信号機を右(南東)へ、県道254号線です

 約900mの信号からは国道107号線となって更に進みます

 北上川を渡る「日高見橋」の手前の横断歩道のある交差点約800mで左(東北東)へ

 約1.3kmの北上川沿いにカヤの樹冠が見えて来ます

 手前の道路左手に車を止めさせて頂きました

 南西側から

 近付きます

 西側から

 小島崎 榧の木舟場跡の石碑です

 西側から見上げました

 南西側の根元から太い幹です

 説明版です
    岩手県指定天然記念物
      小島崎の大カヤ(イチイ科カヤ属)
        所在地   北上市小島崎2地割6番
        指定年月日 昭和44(1969)年6月6日
 樹周(幹周り)約6.35m、樹高約20mで、地上高1.5m付近で幹が二つに分かれています。
 樹齢は約600年と推定されます。
 カヤは、南方系の樹木で、雌雄異株(雌花と雄花が別々の株にできるもの)の植物です。
 実は花が開花してから二年目で成熟します。
 国内では山野に自生するほか、庭園樹としてあるいは凶作時の食用とするために栽培されてきました。
 岩手県内では県南地方に多く、神社境内や農家の庭に巨木を見ることができます。
 このカヤは幹に空洞がなく、枝も四方に張り均整のとれた生育をしている雌株で、岩手県内におけるカヤの巨木として代表的なものです。
 弘法大師が北上川の対岸、黒岩の呉竹舟場に渡ろうとしたとき、舟を待ちながら埋めた数珠の一粒がこのカヤの木に成長したという伝説が残っています。
    平成14年7月     北上市教育委員会

 東側から


 北上川の水面が近いです

 北東側から 

 北側から

 離れて見ました

 では、次へ行きましょう
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岩手県北上市、花園町2丁目「西念寺のイチョウ」です!!

2024-10-07 20:28:37 | 巨樹・大木
 花園町2丁目は、北上市役所の東北東約500mのところ

 北上市役所東側の道路を北東へ進み、約550mで信号機を右(南東)へ、国道107号線です

 約200mで国道左手にイチョウの樹冠が見えて来ます

 国道107号線の反対側の南西側から見ました、国道沿いには大きな石碑が並んでいます

 「真宗 大谷派 西念寺」です
 *西念寺境内は「ふたば認定こども園双葉幼稚園」となっています

 ズームアップして見ました、目通り幹囲5.4mの巨木です

 もう一枚です

 説明版です
   花屋町のおこり
 花屋町(現在の花園町一帯)は、江戸時代の中頃に開かれた稱名寺や西念寺の門前町として始まり、古くはダミチョウ(荼毘町の意)と呼ばれた。
 のちに法要や墓参の時に供える花や供物、仏具等を売る店が出来、花屋町と呼ばれるようになった。
 大正末期頃に口内街道や岩谷堂街道が整備され、昭和8(1933)年に珊瑚橋が木橋から鉄橋に架け替えられると、北上川東岸地域との往来が盛んとなり、花屋町は黒沢尻町の東の玄関口として発展した。
 国道107号の街路は、昭和44(1969)年に拡幅、整備され、現在に至っている。
     平成30(2018)年9月   北上市教育委員会

 では、次へ行きましょう




 2024・9・12・9・10
 
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岩手県北上市、下江釣子14地割「桂清水(仁兵どのすず)のカツラ」(保存樹)です!!

2024-10-07 13:05:55 | 巨樹・大木
 下江釣子14地割地区は、北上市役所の西約5km、北上市役所江釣子庁舎の西約2kmのところ

 北上市役所江釣子庁舎南側道路を西へ出て、約200mで丁字路を左(南南西)へ

 約150mで0横断歩道のある信号機を右(西)へ

 約1.4kmで信号機を左(南南東)へ、約300mの下り坂の途中で右(西)へ入ります

 約300mで道路右手

 カツラの並木の中に「仁兵どのすず」という湧水が現われます

 前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 並木の北側(河岸段丘沿い)に綺麗な水が西から東へ流れる水路です
 
 目的のカツラです

 綺麗な水が大量に湧いています

 湧水を守る活動が行われています

 南南東側から、目通り幹囲8.5mの巨木です

 説明版です
   保存樹木等指定標識
 指定番号    樹木 第90号
 指定年月日   平成14年11月14日
 所在地     北上市下江釣子14地割33番地1 桂清水御神木
 樹種      カツラ
 樹齢      500年
 本数      1本
 由来伝説    この樹種としては、市内でも有数の巨木である。
 所有者(占有者)住所 北上市下江釣子14地割33番地1
         氏名 千田イマ
 指定番号    泉  第 6号
 指定年月日   平成14年12月27日
 所在地     北上市下江釣子14地割33番地1
 泉名      桂の泉
 由来伝説
 「桂の泉」という標柱が建っているが、水環境整備事業に伴って公募された名称である。
 もともとは「仁兵どの清水」と呼ばれていた。これは地権者の千田家が「仁兵ど」の屋号で呼ばれていたためである。
 千田家の南に桂の巨木があって、その木の根元から豊富な水が湧き出している。
 この桂の木は旅人がこの清水で喉を潤したところ、あまりのおいしさに桂の枝を差し忘れたのが根付いてこのような大木になったと言われる。
 現在も湧水量は豊富で水を汲みにくる人も多いという。
    H15年3月看板作成    北上市
*更に西側には「境田すず(やすらぎの泉)」や「鍛冶屋すず」、県道302号線の東側には「川内家谷地すず」等の湧水が見られます

 南側から

 南西側から見ました

 「桂清水」と命名した方々です

 では、次へ行きましょう




 2024・9・12・8・45
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岩手県北上市、和賀町藤根14地割「稲葉神社のスギ」(保存樹)です!!

2024-10-07 06:31:02 | 巨樹・大木
 和賀町藤根14地割地区は、北上市役所の西北西約8km、北上市役所和賀庁舎の東約5kmのところ

 北上市役所和賀庁舎を北へ出て、国道107号線を右(東)へ進みます

 約4kmでJR北上線を跨線橋で越え、約900mの「⇐盛岡・花巻・県道13号線」の標識に従って信号機を左(北)へ

 約1.1kmで県道13号線左手に南向きで稲葉神社参道入口です

 手前を左に入って神社西側の道路脇に車を止めさせて頂きました

 稲葉神社社號標です

 赤い両部鳥居です

 参道を進みます

 参道左手には湧水を利用した池の中島のマツが参道まで傾いています

 参道石段を上がります

 境内に上がりました、社殿前右手に目的のスギです

 左手に手水舎です

 正面に拝殿です

 本殿を渡り廊下の奥に見ることが出来ました

 南西側から、細い注連縄化巻かれています

 保存樹説明版です
   保存樹木等指定標識
 指定番号    樹木  第88号
 指定年月日   平成14年4月18日
 所在地     北上市和賀町藤根14地割239番地(稲葉神社)
 樹種      スギ
 樹齢      500年
 本数      1本
 由来伝説    天然記念物ウバスギに次ぐ巨木である。
 所有者(占有者)住所 北上市和賀町後藤7地割24番地
         氏名 責任役員(宮司)菊池忠敬
 平成15年3月看板制作   北上市


 南東側から

 東側から

 北側から見上げました

 境内西側に石碑が並びます

 境内東側にも石碑です

 では、次へ行きましょう



 2024・9・12・8・25
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岩手県北上市、和賀町横川目「 押切熊野山神社のケヤキ」(市指定)です!!

2024-10-06 18:38:42 | 巨樹・大木
 秋雨前線が南に過ぎて、すっかり秋の気配になった埼玉ですが、天気がいま一なので出掛けることが出来ないので、毎日ブログの下書きに励んでいるこの頃です

 では、今回の投稿です

 和賀町横川目地区は、北上市役所の西北西約13km、北上市役所和賀庁舎の北約2.5kmのところ

 北上市役所和賀庁舎から北へ、国道107号線に出て左(西)へ直ぐの「花巻・県道37号線⇒」の標識に従って信号機を右(北)へ

 跨線橋でJR北上線を越えて約1.5kmで右(東)へ、田圃の広がる道路を真っ直ぐに、約1kmで一時停止の丁字路を左(北)へ

 約400mで「熊野山神社入口」標柱を左(西)へ入ります

 道路が北へ向いた約200mの地点から熊野山神社が見えました

 鍵の手の様に東へ曲がって

 約100mで東向きに境内入口です

 参道入口に車を止めさせて頂きました

 鳥居です

 押切熊野山神社社殿です

 社殿の南側に目的のケヤキです

 南東側から

 説明版です
   昭和57年2月25日
     北上市指定天然記念物
       押切熊野神社のケヤキ
 根元周り  6.90m
 樹高   19.00m
 推定樹齢 240年
   平成4年8月  北上市教育委員会
 *北上コンベンション協会の「きたぶら」巨木めぐりサイクリングコースの記事には、幹周7mと出ていますが、それほどの大きさは無いように思います

 南側から

 西側から見上げました


 周囲にはソバの花が咲いています

 タカキビ(モロコシ)は実りの時期なっているようです

 では、次へ行きましょう




 2024・9・12・7・50
     
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岩手県西和賀町、草井沢「草井沢利助大モミの木」(町指定)です!!

2024-10-06 12:52:15 | 巨樹・大木
 草井沢地区は、 西和賀町役場の南東約10kmのところ

 今回は、西和賀町へ北上市側から国道107号線で向かいました

 国道107号線を西へ、北上市和賀町と西和賀町の境界はトンネルの中です

 国道107号線はあちこちで工事中、待ち時間が3分以上の所が各所に在ります

 トンネルの中の市町村境から約1.3kmで湯田ダムです、約800mで右手に道の駅錦秋湖です

 約4.2kmで仮橋を渡ります、約800mの仮橋を渡り切った右カーブの先で左(南東)へ入ります、県道133号線です

 約700mでJR北上線の踏切を跨線橋で越えます、約300mの秋田道のトンネルを抜けて

 約1.7kmで斜め右(南)の道路へ

 間も無く右手に牛舎が有ります、道路脇に車を止めさせて頂きました

 牛舎の前から西奥にモミの木が見えました

 住宅の東側に目的のモミです

 モミの頂部は折れてしまっていますが、目通り幹囲6.0mの巨木です

 ズームで撮影いたしました

 では、西和賀町内にも数か所の巨木や天然記念物が有りますが、今回は北上市へ戻りましょう



 2024・9・12・6・50
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岩手県北上市、和賀町山口40地割「山口八幡宮のスギ」(市指定)です!!

2024-10-06 06:31:27 | 巨樹・大木
 和賀町山口40地割地区は、北上市役所の西約11km、北上市役所江釣子支所の西約7kmのところ

 北上市役所 江釣子庁舎南側道路を西へ、約200mで一時停止の丁字路を左(南)へ、県道122号線です

 約800mで和賀川を広表橋で渡り、約1kmで「湯田温泉・秋田道北上西IC⇒」の標識に従って右(西)へ

 約2.5kmで左手に「正雲寺跡のイチョウ」です、更に西へ進みます

 約5.6kmで左(南西)に入るとに「山口八幡宮のスギ」の案内板です

 丘の中腹に大きなスギ(◇の標識の上)が見えました

 道成にいって坂道を上った約400mに神社への入り口です

 すぐ先の秋田道の高架手前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 山道の参道を進みます

 八所八幡 山口八幡宮の社號標です

 社號標の土台に説明書きです
 1060年頃、前九年の役で八幡太郎義家が安倍氏と戦った時、戦勝祈願のため造ったとされる。
 御堂(八幡様)を修復に修復を重ねておりましたが、再度老朽化が進んだことに依り、別当三ツ橋親類が主に宮総代、他役員達と話合い、山口区民(氏子)の皆様方の御協力に依りました、平成10年に立派に修復致しました。
 昔は、八幡様と言われていたのが今は、山口八幡宮と言われております。
 依ってこの石碑は、山口八幡宮の修復を記念して平成10年9月15日三ツ橋親類の小原堯(尭)が、これを建納したのであります。

 参道石段を上がります

 赤い両部鳥居です

 鳥居右手に目的のスギです

 手水鉢です

 東向きに拝殿です


 本殿です

 説明版です
   山口八幡宮由来
 延暦20年(801年)征夷大将軍坂上田村麻呂が陸奥国柵を平定し、この時馬を失うや御駒岳に葬った。
 朝廷に依って統治されるようになってから、この地方はその時の俘囚の長、安倍氏の軍司となり支配していた。
 その後、安部頼良(後に頼時と改名の時代は国府の貢賊・・・この後半分以上読めませんでした

 西北西側から

 説明版です
   北上市指定天然記念物
     山口八幡宮のスギ
 樹周   約 5.80m
 樹高   約20.00m
 推定樹齢 約600年
   昭和57年2月25日指定  北上市教育委員会

 北西側から

 北側から

 北東側から見上げました

 境内南側にあった市指定天然記念物のアカマツは伐られてしまっていました

 では、次へ行きましょう




 2024・9・12・6・00
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岩手県北上市、和賀町岩崎25地割「正雲寺跡のイチョウ」(市指定)です!!

2024-10-05 18:33:23 | 巨樹・大木
 ここからは2014年9月12日取材分です

 和賀町岩崎25地割地区は、北上市役所の西約6km、北上市役所 江釣子庁舎の南西約3kmのところです

 北上市役所 江釣子庁舎南側道路を西へ、約200mで一時停止の丁字路を左(南)へ、県道122号線です

 約800mで和賀川を広表橋で渡り、約1kmで「湯田温泉・秋田道北上西IC⇒」の標識に従って右(西)へ

 約2.4kmで左手奥に大きなイチョウが見えて来ます

 先の交差点を左(南)に入ると、墓地の中に目的のイチョウです

 手前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 西側から

 説明版です
   北上市指定天然記念物
     正雲寺跡のイチョウ
 根元周り   約 7.50m
 樹高     約31.50m
 推定樹齢   約600年
   平成13年5月31日  北上市教育委員会

 北西側墓地内から

 北側から、寺は無くなってしまっています

 東側から

 太い幹です、目通り幹囲も6m以上ありそうです

 南側から見上げました

 南西側の幹です

 南西側に離れて見ました

 では、次へ行きましょう



 2024・9・12・5・40

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岩手県北上市、諏訪町1丁目「諏訪神社のサワラ」です!!

2024-10-05 13:13:24 | 巨樹・大木
 諏訪町1丁目は、北上市役所の東約500mのところ

 北上市役所南東側の信号機から東南東へ進みます

 約400mで信号機を左(北北東)へ、約200mの信号機を鋭角に右(南東)へ曲がると

 すぐ左手に諏訪神社の社務所が有り、社務所前の駐車場に車を止めることが出来ました


 境内入口は駐車場の南東側に南南西向きにあります

 諏訪神社社號標です

 説明版です
    諏訪神社
 江戸時代から今日まで、本地方で広く信仰を集めている代表的神社で、近代の社格は郷社。
 祭っている神は、開発の守護神である建御名方神で、坂上田村麻呂将軍によって勧請されてと伝えられている。
 享保19年(1734)、本宮の地(市内幸町3番地内)から現在地に移り、南部藩から領地を与えられ近郷の総鎮守となった。
 川岸剣舞(かしけんばい・廃絶)は諏訪大明神のお告げによって、前九年の役で滅んだ黒沢尻五郎正任の亡魂を鎮めるために踊ったのを始まりとする悪魔退散の民俗芸能で、この神社の神事芸能であった。
 境内に芭蕉の句風を受継ぐ黒沢尻の俳人たちが天明元年(1781)に建てた芭蕉の句碑がある。
 境内は、昭和30年都市計画道路の貫通によって3分の1が失われた。
      平成元年3月    北上市教育委員会

 「絆・ありがとう そして明日に向かって」の書道コンクールモニュメントです
 *平成23(2011)年3月11日の東日本大震災後の「第26回障がい者による書道・写真全国コンクール 書道部門銀賞入賞」(書)石川夏緒さんの作品です。

 手水舎です

 神門です

 神門を入ると左手に目的のサワラです
 
 南東側から

 説明版です
   保存樹木指定標識
 指定番号   樹木 第7号
 指定年月日  昭和48年10月19日
 所在地    北上市諏訪町1丁目217番 諏訪神社境内
 樹種     サワラ
 樹齢     500年
 本数     1本
 由来伝説
 根元空洞で諏訪神社境内で代表する樹木であり神木の貫禄十分である。
 所有者 住所 北上市諏訪町1丁目3番9号
     氏名 宗教法人 諏訪神社 代表役員
       H16年11月看板制作    北上市

        


 南側から見上げると、根元の空洞には御幣が祀られ、大きな傷が幹の上まで続いています


 北側から見ました

 拝殿です

 本殿の屋根を見る事が出来ます

 境内東側に境内社が並んでいます、南側から「秋葉神社」です

 説明版です


 八坂神社と金刀比羅神社が祀られているようです


 説明版二枚です


 金勢社です

 説明版です

 稲荷神社は南向きに鎮座します

 説明版です

 では、陽も傾いてビルの影に隠れましたので、北上インターチェンジ近くの温泉施設へ行って、一日の汗を流すことにしましょう





 2024・9・11・17・00
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岩手県北上市、鬼柳町荒堰「鬼柳八幡神社のイチョウ」(市指定)です!!

2024-10-05 06:34:48 | 巨樹・大木
 鬼柳町荒堰地区は、北上市役所の南約1.5kmのところ

 北上市役所東側の県道254号線を南南西へ進みます

 約800mで九年橋で和賀川を渡ります

 九年橋を渡り切って約400mで「⇐江崎・金ヶ崎左・県道225・254号線」の標識に従って信号機を左(東)へ

 間も無く左手奥に「八幡神社参道入口」看板と鳥居が見えました

 北へ入って神社西側の道路脇に車を止めさせて頂きました

 南南西向きに参道です

 手水鉢です

 説明版です
   八幡神社
 八幡神社は、鎌倉時代から豊臣氏の天下統一までの約400年間に亘り、北上和賀地方を治めていた和賀氏の時代から和賀八所八幡宮の一つとして信仰され、ご本尊は応仁天皇で、ご祭神を誉田和気命(誉田別命)と称した。
 本社本山は九州の宇佐八幡宮といわれ、武士の守り神としても全国的に数多い神社である。
 和賀氏が八幡信仰を強めた時期は14世紀末頃からと言われている。
 和賀氏は源氏であり頼朝の子孫であるので、八幡大神を信じ八旒の白旗になぞらえて自分の領内の八カ所に八幡宮を建立して、源氏の守護神とした。
 和賀八所八幡宮は、全て北上川の西域にあり、山口八幡、長沼八幡、岡田八幡、江釣子八幡、笹間八幡、成田八幡、二子八幡、鬼柳八幡はその一つである。(二子飛勢の八幡宮は和賀城の鎮守)
 南部藩家老席日誌によると、延宝8年(1680)8月17日の条に「如例年鬼柳八幡御祭礼信楽寺相勤託宣番付上之」とあり、また元禄4年(1691)8月19日の条に「鬼柳八幡宮首尾好相済御湯立御託宣之番付花巻御役人を以差上之」とあり、藩が重視していたことがわかる。
 昭和54年3月31日の大烈風で銀杏の主枝が折損落下し社殿を押しつぶし、修理不能となったので、新築再建された(記念碑)。
 社殿の屋根上部にある二羽の鶴の紋は、もともと盛岡南部藩の家紋で双鶴、あるいは向鶴ともいわれ、特に鬼柳八幡宮に使用を許可されたものである。
 鬼柳八幡宮の境内には「イチョウ」樹齢600年余、樹周7.3m、樹高20m(北上市指定保存木)がある。
      平成20年7月   鬼柳町自治振興協議会

 参道左手に目的にイチョウです

 説明版です
   北上市指定天然記念物
     鬼柳八幡神社のイチョウ
 樹周    約 7.30m
 樹高    約20.00m
 推定樹齢  約600年
    平成15年3月3日指定
        北上市教育委員会

 「きたかみの景観資産・北上市認定No.65・イチョウ古木のある憩いの地 鬼柳八幡神社」の案内板です

 南側から

 西側から、幹に西陽が当たり始めてしまいました

 北側から、雄株ですのでギンナンは実りません

 東側から

 社殿です

 説明版です
   北上市指定文化財
     船絵馬・板札型絵馬
       所在地   北上市鬼柳町荒堰
       管理者   八幡神社
       指定年月日 昭和55(1980)年4月21日
 船絵馬とは、水上交通の安全を祈願して船首や船頭が社寺に奉納した絵馬のことである。
 江戸時代、黒沢尻河岸は南部藩における北上川南端の港として重要な地で、藩有の艜船(ひらたぶね)が石巻へ運航した。
 船絵馬は市内には数えるほどしか現存していないが、3枚が鬼柳の八幡神社に伝わっており、全て市指定有形民俗文化財に指定されている。
 そのうち、文政9(1826)年銘の船絵馬には、菱垣廻船(ひしがきかいせん・海運で使われた千石船の一種)のパターン化された図柄が用いられたと考えられ、帆旗には「永徳丸」の船名と、南部藩の御用船あることを示す九曜星が見られる。
 八幡神社には船絵馬の他に、元禄8(1695)年9月に奉納されて板札型絵馬が伝わっている。
 この絵馬は八幡神社の建て替えに伴って奉納されたもので、ケヤキの板材に弓と矢が描かれている。
 八幡神は武神とされ、弓と矢の図柄が描かれた絵馬が奉納されるのは似つかわしく、奉納者の性格を示すものと考えられる。縦長の絵馬というのも珍しく貴重な資料である。
     平成30(2018)年3月     北上市教育委員会
 
 境内社です

 石碑が並んでいます

 では、次へ行きましょう



 2024・9・11・16・50
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岩手県北上市、相去町岩の目「岩の目のサイカチ」(保存樹)です!!

2024-10-04 18:39:16 | 巨樹・大木
 相去町岩の目地区は、北上市役所の南南西約6kmのところ

 北上市役所東側の県道254号線を南西へ進みます、約800mで和賀川を新九年橋を渡ります

 約2.2kmで「⇐オフィスアルカディア」の標識に従って丁字路を左へ

 約400mでオフィスアルカディア手前の交差点を左(東)へ

 約600mの東北新幹線高架下の一時停止の丁字路を右(南西)へ、県道254号線に戻ります

 約2kmの緩い上り坂の途中の横断歩道の先を左下へ下る道路へ、またすぐの「⇐岩手県企業局相去浄水場」の標識を斜め左へ

 すぐ先の幅広い丁字路を左へ曲がると、橋の手前右側に目的のサイカチです

 手前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 北西側から

 北側から太い幹を見ました

 説明版です
   保存樹木等指定標識
 指定番号    樹木  第44号
 指定年月日   昭和48年10月19日
 所在地     北上市相去町岩ノ目
 樹種      サイカチ
 本数      1本
 由来伝説
  根元から3mで切断されているが平坦地に1本だけあり地元民が強い愛着を持っている。
 所有者住所   北上市芳町1-1
 (占有者)指名 北上市
   この木はみどりのまちづくりのため保存するものです。
         北上市

 北東側端の上から

 南側から見上げました

 少し離れて南南西側から見ました

 では、次へ行きましょう



 2024・9・11・16・40
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岩手県金ケ崎町、三ケ尻渋川堤下「日吉神社の姥杉(町指定)は伐られていました!!

2024-10-04 15:14:22 | 巨樹・大木
 三ケ尻渋川堤下地区は、金ケ崎町役場の北約3kmのところ

 金ヶ崎町役場を東へ出ます、約200mで左(北)へ、県道270号線です

 約700mで左カーブの「アテルイの里へようこそ・千田正記念館2km⇗」ところを斜め右(北)へ

 道成りに約1.8kmで「三ケ尻幼稚園」の看板を右(北東)へ

 約400mで道路左手に日吉神社の鳥居が見えて来ます

 手前の道路脇に車を止めさせて頂きました

 境内入口鳥居です

 日吉神社社號標です

 手水鉢です

 ニノ鳥居です

 拝殿です


 本殿です

 拝殿前右手境内のイチョウの大木です

 西側から

 北側から

 拝殿前左(西側)境内にもイチョウの木です

 拝殿左(西)に在るはずの姥杉は伐られてしまっていました

 切り口には透明なプラスチックのカバーが掛けられています

 南側から

 説明版には伐られた経緯も記されています
   日吉神社のうば杉
 日吉神社の境内に所在する杉の大木は、地域の人達から「うば杉」と呼ばれ、神社の御神木として崇め親しまれてきました。
 町内に杉の中では、永徳寺境内杉並木と並んで歴史ある大木であることから、昭和48年(1973)8月30日に町天然記念物にしていされました。
 当時は、樹高が24m、直径1.6mで、推定年齢が550年でした。
 安永7年(1778)の風土記御書上によると、奥州の藤原秀衡の下へ身を寄せて高館(平泉)に居た頃に、源義経が中尊寺に寄進された三ケ尻へ日吉の一社(山王社)を文治年中(1185~1189)勧請し建立し、宮國(都か)の杉を植え立てたとあります。
 その杉は今も残り、木の周囲が三丈余(約10m)、高さが十丈余(約30m)程と記されています。
 また、宝暦13年(1763)の風土記では、義経が建立した社は、山王権現宮とあります。
 記録のとおり、杉を植えた人物が義経であれば、奥州に下向し秀衡が亡くなった文治3年(1187)頃でしょうか。
 樹高は安永7年の記録で約30m、昭和48年の調査で24mであることから、現存していた杉は植えかえられたと考えられています。
 しかし、江戸時代の風土記の記録以前から語り継がれてきた源義経や藤原秀衡の歴史とともに、神社の御神木として親しまれてきた「うば杉」は、次の杉へと大切に継承されてきたものと想定されます。
 平成29年(2017)10月2日、台風18号の被害により「うば杉」の幹が大きく傾き、やむなく伐採されました。
 その歴史、それを語り継いできた地域の文化の証を残すため、根を保護して後世に伝えていくこととします。
       平成29年(2017)11月

 本殿西側の境内社・産神の乳富久社です

 金毘羅社です

 では、次へ行きましょう



 2024・9・11・16・15
 
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岩手県奥州市、水沢佐倉河宮ノ内「鎮守府八幡宮のスギ」(市指定)です!!

2024-10-04 06:30:44 | 巨樹・大木
 水沢佐倉河宮ノ内地区は、奥州市役所の北約5kmのところ

 奥州市役所東側の道路(大手通り)を北へ、約300mの「立町」信号からは県道226号線です

 約1.2kmの「⇐北上・国道4号線」の標識に従って「道下」信号を左(北西)へ

 胆沢城址歴史公園が左に広がる先の約3.2kmで斜め右へ「鎮守府八幡宮」の赤い鳥居を潜ります

 約200mで右(東)へ、約500m車が1台やっと通れるような道路を進むと

 鎮守府八幡神社の広い駐車場に入りました

 駐車場脇の木々のかげに「ふるさと名所50遷・胆沢城跡と鎮守府八幡宮」の標柱です

 南向きに鎮守府八幡宮入口です

 鎮守府八幡宮社號標です

 鎮守府八幡宮略記です
    鎮守府八幡宮 略記
 當宮御祭神は国家を鎮護し、学問産業を盛んにし、災いを除き、人の一生を守り給う八幡の大神をまおし、誉田別尊・息長帯姫命・市杵島姫命の三神にまします。
 桓武天皇、延暦20年に坂上田村麻呂をして東奥鎮撫のとき崇敬勧請せらる、宇佐八幡神霊、この地に鎮まり給い、鎮守府八幡宮と号したて東北開拓経営の守護神んとなられ給う。
 国家の崇敬厚く、嵯峨天皇より宸筆の八幡宮印を賜る。
 源頼義・源義家・奥州藤原氏は、共に神威を蒙り報賽するに神領神宝をもってす。
 文治5年、源頼朝は殊に欽仰し神事悉く幕府の御願とし、陸奥・出羽両国の官物をもって諸祭を執行し慣例とす。
 豊臣秀吉及び伊達氏も亦厚く崇敬し社殿を奉納す。
 文化年中、伊達藩奥七郡の総寄進をもって現社殿を造営す。
 明治9年御巡幸のとき、明治天皇の御代拝を賜る。
 朝廷将軍領主庶民の崇敬厚きにより県社に列す。
   祭日  例祭   9月15日
       加勢祭 旧正月 8日

 玉砂利の参道を進みます

 橋を渡ると

 手水舎です

 三ノ鳥居でしょうか

 拝殿です

 本殿です

 拝殿西側の境内社です

 すぐ北側に目的のスギです

 東側から、注連縄が巻かれた御神木です

 根本の祠に説明書きです
   鎮守府八幡宮境内社 若木(若気)社の神木    
     祭神  若木久久能知大神
 この神木は根際の三つの幹がねじれ絡んでいるように見え、上に伸び合わさり一つの樹になっています。 
 このような樹形は他所には無く大変不思議な形をしており、指定樹齢は1150年、幹回りは6ⅿ50cm、推定樹高は29ⅿ。
 杉の巨木としては当地方で最大のものと言われております。
 古来より夫婦和合、子孫繁栄、恋愛成就に特別に強い信仰があり、また悪縁を切り良縁に変える神威が有り、いろんな悪縁切りにも高い御神力があると言われております。
 お宮の扉を開けて拝んでいただくとともに神木の霊気を感じとって自分の身体に樹魂を受け入れ日々の安寧と心に願うことを御祈願下さい。
 お参りの後は扉を閉めて他言しないように。他人に喋るとの望が叶わないと言い伝えられております。

 北東側から見上げました

 本殿西側には稲荷社が南向きに建ちます

 稲荷社北側の境内林のなかにも多くの石祠や石碑が並びます

 では、次へ行きましょう
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岩手県奥州市、水沢佐倉河一本木「山神社のコブニレ」ですが・・・!!

2024-10-03 18:46:04 | 巨樹・大木
 水沢佐倉河一本木地区は、奥州市役所の北西約3kmのところ

 奥州市役所北側の道路を西へ進みます、約800mで右(北東)へ、県道236号西大通りです

 約600mでコンビニ前の信号機を左(西北西)へ、約1.5kmで東北自動車道の高架を潜ります

 約300mで交差点を右(北)へ、約800mで道路脇に車を止めました

 西へ入ると

 右手に山神社の鳥居が見えて来ます

 山神社鳥居です、脇に太い幹が倒れています

 元々は目通り幹囲9.3mのコブニレの巨木でしたが・・・10年ほど前には倒れてしまったようです

 切株からは葉がでていたようですが、緑の葉はアサガオの葉です、今はハルニレの葉は見られません

 枯れてしまったようですね~

 ふるさと名所50遷「一本木のコブニレの古木」の標柱は残されています

 では、次へ行きましょう



 2024・9・11・15・30
 
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