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大曲の花火春の章 2023

2023-05-12 21:34:38 | 日記

 コロナがようやく落ち着きを見せて、通常モードに戻った大曲の花火「春の章」

 ゴールデンウィークの新幹線チケット争奪戦に負けた自分は、久々の夜行バスでの遠征となる。朝、秋田駅に到着し市場で朝ごはんを食べようと思ったら、市場会場より早く到着してしまったらしく、まだ店が開いていなかった(´・ω・`)。仕方なく、えきのそばやでギバサそばで朝ご飯。奥羽本線の時間に合わせて大曲へ向かう。

 あさイチから(夜から並んでいた人もいたらしい)のスタンバイで行列ができており、その列に合流して、入場開始となる夕方までただただ待つ。周囲には花火マニアしかオランで、話は当然花火談義。

 そうこうしているうちに夕方になり、入場開始。

 いつものように斜面に三脚を立てて場所確保。暗くなるまで、またぐだぐだする。コロナが収まりつつある状況なので、飲食屋台もにぎわい、お酒も解禁。もちろん、要所要所に殺菌アルコールは設置されている。

 やがて、一般客もたくさんやってきて、春の章としては過去一の観客数ぐらいになったかな。

 鳥海山はまだ白雪をいただいており、残雪に朱色が刺した後、夜のとばりが降りてくる。

 そうして、春の章が始まる。今年は雨が降らなくてよかったよかった。

▲オープニング花火

▲標準審査玉(北日本花火興業:今野貴文)。翌日の花火師イベントで「優勝」と言われていたそうだ

(標準審査玉は競技には含まれないのが惜しい)

▲競技第1号:とんぼの楽園(千葉県 高城煙火店 :高城渉)

 センターのとんぼがくっきりと。

 

花火と音楽で巡る世界紀行[Rock Around the Clock(和火屋)]

メインは右側で、左側はおそらくウェディング花火。山の中腹にホテルがある

 

 

▲競技「Monochrome Come Again」(菊屋小幡花火店:小幡知明)

 青年部ご卒業だそうで、今後の活躍が楽しい。

 

▲競技 「青き星空に咲くラベンダー」(小松煙火工業:伊藤航也)

 

▲競技 昇曲導付五重芯鬼グラデーション(福山花火工場:土屋善信)

 昨年の常総新花火で初めて観覧した千葉の煙火店さんなんだが、この鬼のような発色グラデーションにはもううなると言うか、息をのむというか…。

▲フィナーレ花火ー世界の花火 日本の花火(大曲の花火協同組合+カナダのFireworks FX)

 

 今年は雨にも降られず、ケムケム攻撃もあまり気にならず,よかった。

 夏以外は町中も割と静かな大曲。友人と居酒屋で食事を取り、駅前ホテルで就寝する。

 帰りも新幹線争奪戦に負けていたのだが(ゴールデンウィークでしたからねぇ…)、ダメ元で駅の券売機をいじってみたら、なんと席が空いていた!! スムーズに東京まで帰れてよかった。


春はカタクリ、イチゲ、スミレ、シュンラン

2023-04-15 14:58:46 | 新潟ネタ

 当初はGW中に山遊びをしていたんだが、年々、山の春が早く訪れるようになってきたので、今年は4月15・16日に実家に帰ろうと思っていた。ところが、天気予報が傘モード。地元の人から今年は花が咲くのが早いよと言う情報ももらって、直前に2日前倒しで小千谷に行くことにした(天気予報も良好だったし)。

 初日は近くの花ポイントだけ見ようと思っていたので、のんびり普通電車で北上する。途中で、予定と異なる通過待ちなどがあったが、ボーッとしているウチに乗り換え損ねorz 高崎以北はめっちゃ運行本数が減るので、高崎から越後湯沢まで新幹線でショートカットした。

 長いトンネルを抜けた先は、雪がない世界だった。早い時はあっちゅー間に雪は溶け去る。山の上や影になっている谷間などはさすがに雪は残っているが、家々の脇では早々に桜が咲いていた。

 

 小千谷について実家に到着。一息ついて近所の春の花ポイントへ。

 ここ、誰も管理もしていないがおそらく田んぼ所有者の土地のような気はするが、ここで人に会ったことがない。山菜などが生える場所ではないので、単に花を見るだけでは叱られることもない。

▲ショウジョウバカマ

 

▲キクザキイチゲ。青っぽい花と白い花が咲く。ごくまれに赤っぽい花が咲くこともある

 

▲ナガハシスミレ。踞の部分が長く、地元ではテングスミレとも言われる。そんじょそこらに咲いているので、特に珍しくも無い。

 

▲オオバキスミレ。新潟でスミレと言えば、青いスミレよりも黄色いスミレの方が幅をきかしている。

 

▲シュンラン。道なき道の森の奥にもたくさん咲いているだろうが(何せ山菜扱い)、自分はいつもこの株を観察している。最初に見つけたときは花は2つだったのに、今年は4つも花をつけてくれていて、とてもうれしかった

 

▲カタクリ 手前のカタクリは、ヤクの状態から開花から数日経っていることがうかがえる。

 

▲山本山から信濃川越しに木津、山寺エリアを望む。遠くに見える山は浅草岳か守門岳か。

 

▲シジュウカラかな?

ここはサシバなども飛んでくる地元の鳥見さんには人気のポイントだったりする。なお、ギフチョウも舞うが、今年は自分が早めに行ったので、ギフチョウの成虫はまだ出てきていなかった(例年は4月下旬~5月上旬に行く場所で、その頃にはギフチョウも飛んでいる)。

▲キクザキイチゲ。青の他に白もある、極まれーーーにピンクのイチゲを見ることもある

 

▲ショウジョウバカマ。この葉っぱの雰囲気なら、袴(ハカマ)の名を冠していることが理解できるだろう。ショウジョウバカマの花は、咲いてからもぐんぐん背が伸びていき、大きいのは30センチぐらいまで伸びる。

ユキグニカンアオイの花。緑の葉っぱはカタクリの葉。ギフチョウはカタクリで吸蜜し、産卵をカンアオイで行う。卵からふ化した幼虫は、ユキグニカンアオイを食し一冬超して蝶となる。カタクリがあるところにカンアオイが必ずあるわけではないが、カンアオイがあるところにはカタクリも同居していることが多い(なおカンアオイはそこにあってもなかなか認識しずらい)。写真のように表に花が出ていることはほとんど無い。ここは何度も通っている場所なので、だいたいの場所が分かる。

※コシノカンアオイをユキグニカンアオイに修正(県内小出以北がユキグニカンアオイになるらしい)

 

 山本山山頂の桜は、桜吹雪モードだった。平日ってこともあり、独り占めだった。

 この日は黄砂が飛んでいたため、遙か遠くの苗場山・妙高山はもちろん、近くの八海山や弥彦山も見えなかった。山頂のトイレを借りようと思っていたが、なんとまだ冬囲い状態だった。幸い、逼迫した事態ではなかったので、中腹の市の施設まで降りて事なきを得た。

 

 今年は春が早かったから前倒しで山に行ったが、イワカガミやヤマナシなどはまだ花をつけておらず、なかなか一緒には咲かないものなんだなって思った。

 この日の歩数は28275歩だった。疲れた。


晴天良風 風まつり

2023-04-10 08:52:32 | 日記

▲15時からの昼花火。明るい空に煙花火や点滅花火が上がる(相変わらず減光フィルターを持っていない)

 4月の花火は、風まつり。昨年までは自粛モードだったが、今年はフルに祭行事が行われるらしい。こちらは花火目当てなので、昼前到着のおっとり参戦。花火は早朝から号砲が上がっているらしいが、メインイベントは午後3時からの昼花火と夜のゴールデンコース(あ、祭のメインは神社の祭事で、ここでの花火はあくまで催事を彩る「裏打ち」となる)。

 まずは菟足(うたり)神社に参拝し、今年も無事に巨大ウサギのオブジェが社の片隅に鎮座しているのを確認して、花火が見える場所へ赴く。もうすでに三脚の列ができていたが、場所にはあまりこだわらないので、空いている場所にテキトーに三脚を設置し、知人友人にご挨拶。

 マクドでまったりし(毎度マクド一択)、昼の手筒を人混みの後ろから眺める。

 今年、女性がいたよね(見間違いなら済まん)。地域によっては女性の手筒も増えてきているが、ここで見るのは初めてかな。そういえば、某所も女性が屋台に乗っていたような…。女(成人)の穢れ云々は少子化によってうやむやにされるというか、その程度の差別だったってことだよな。それは、この神社だけの話ではなく、こうやって物事は変化していくもんなんだろう。男女入れ替えの大奥も放映されたしね。

 そうこうしているうちに午後3時の昼花火が打ち上げられる。快晴の青空の下、打ち上げられる花火は、煙ものだったり点滅ものだったり…。太陽が西側に傾いているので、なかなか厳しいアングルではある。毎度豊川放水路の対岸に行こうと思うけれど、のめしこきなので、言うだけ番長である。

 相変わらず減光フィルターも買っていないので、露光時間を超減らして無理矢理カメラに収めるる。そんな雑な設定でも写ってくれるものである(運任せ)。

 夜花火までに時間があるので、再度マクドへ。国道1号線に面するマクドだけがここでの糧食基地。もうちょっと行けばローソンもあるけどね(さらにちょっと遠くにショッピングセンターもあり、そこは飲食も潤沢なんだが、徒歩だと片道30分ぐらいかかるのよね。かつて1回往復歩いてくたびれ果てた。マジ要車)

 

 そうこうしているうちに時が過ぎて花火のお時間が始まる。

 打上げは豊橋煙火さんだったようだが、加藤さんの玉も上がっていた(ご親戚)

◀夜花火:シルクフラワー(加藤煙火)

 

▲二尺玉:昇り銀竜付き紅スパン芯錦先緑銀乱

◀夜花火のフィナーレ

▲昇り銀竜付き二度咲き百花園二十号 線路向こうの精肉屋(閉店されたそう)さんの奉納。前の通常開催時に「宿」地区までうろうろしていたので(めっちゃ歩いた)、見覚えはある。宿の偉い方々は裃とか袴とかお召しになっていて、あれはかっこよかった。ありがとうございます。

 夜花火自体はここまでなのだが、この後、境内に隣する場所で「建物花火」が披露されるときに、裏打として花火が打ち上げられる(前回までは「建物花火」の裏に花火が上がったが、本年から建物花火の設置場所が変更となったため、物理的には「裏」打ちではなくなった[建物花火の正面方向に花火が上がる]が、言い方はこれ「裏打ち」でいいのかな)。

 

 公共交通機関で日帰りだと、最後まで見られないんだよね…。手筒奉納が限界で大筒すら帰れるか微妙(コレは、交通費を浮かそうとぷらっとこだま[ぷらこだと、豊橋では乗車できず、浜松まで在来線で移動せねばならない]を使っているからであって、普通に豊橋から新幹線に乗るのなら余裕で帰れるのだが、お財布優先)…。

 行きと違って帰りのこだまはガラガラで、ぷらっとこだま特典のビールを空けて帰った。

 


桜舞う昭和記念公園

2023-04-04 03:08:24 | 

 年々、東京の春は前のめりに展開しているような気がする。

 近場の善福寺緑地は3月22日には7・8部咲きになっていた。東京の桜はせっかちだ。

 

 満開のころにもう一度行こうかと思っていたけれど、そういえばあっちも桜咲いているよなぁと、約1週間後の平日に昭和記念公園へ赴く。

 駅からエントランスに向かうと、平日だというのに入場券を買う列が…。うへぇと思いつつ、ゲートに向かうと、交通系ICカードで入場できますよ~という係員のアナウンス。鉄道系の入場と同じように、ピッとタッチするだけで料金が引き落とされてするっと入場できた。あぁ、これはいい。

 園内は桜がまさに見ごろ。昭和記念公園の桜は結構年季の入った木も少なくない。平日ではあるが、閑散としているわけではなく、見頃のこの日も結構な人出(とはいえ、密集には程遠い)で、皆先へ先へと歩いていく」。

 チューリップエリアに到着すると、今年もちょっとだけ小高い所にしだれ桜が花を揺らしていた。色とりどりのチューリップは毎度見事な咲きっぷり。見上げれば、樹齢50年クラスのソメイヨシノが花を湛え、時折風に乗って花弁が舞っている。人々は、スマホで花々を写真に納める。

 芝生の上に敷物を強いて、くつろぎながら桜を見上げる人々も少なくない。

 そんな風景を歩きながら見つつ、ずんずんと前に進み、こもれびの森へ。このエリアは、地元のボランティアスタッフが昔ながらの武蔵野の風景を維持されている。とはいえ植栽はされているが、桜のような華々しいものではなく、ニリンソウやスミレ、イカリソウ、スミレなどが咲いている。その小山の向こう側に行くと、カタクリやヤシオツツジなどが咲いている。よく見れば、春蘭も‼ 春の女王だ。

◀春蘭

 そこから、菜の花畑に出る。ん!?ドレス来ている人がいるぞ。どうやら、ウエディング写真を撮りに来ているようだった。

 菜の花畑の横には、かつての武蔵野の建物などを再現したエリアがあり、その手前にセツブンソウのエリアがあるが、2月に咲くセツブンソウはすでに消えてしまっている。いま思えば、福寿草もなかったな。坂を下って、源平桃などを見て、広場へ向かう。その途中にあるロウバイエリアは、とうの昔に花が終わっていた。

 広々とした原っぱは、足下に菜の花が咲き乱れ、北と西には桜の花が満開。ギリギリ盛りの時期なので、ちょっと風が吹くと桜の花びらがひらひらと空を舞う。遠くから見ても近くから見ても、花見のピークである。

 時計を見れば、昼を過ぎていたので、キッチンカーで昼食。空いていた椅子に座って、菜の花と桜を見ながら休憩する。自宅の近所の桜並木は早々に咲き進んでいたが、ここはまさにピークと言った様相で、ふらっと行った割りにはいいタイミングだった。

 公園内にはいくつもの花見ポイントがあって、今回は、そんなエリアにも足を向けた。いやぁ、あっちにもこっちにも桜が咲き乱れ、人々は思い思いのスタイルで桜を楽しんでいる。何度もここに来ているが、今回は本当に桜の多い公園だなってしみじみと感じ入った。え、そんな土手の向こうにも桜並木あるの!?

▲フデリンドウは小さくてかわいい

 

春はなんだかんだと結構訪れる昭和記念公園ではあるが、そろそろ今年は夏の花火の復活を願いたい。


花火打ち上げました

2023-03-27 18:50:12 | 日記

 2020年のコロナ禍以降、いろんな業種が停滞した。花火業界もその一つ。大勢が密に集まることが問題となり、花火大会もほぼほぼ中止(または翌々年以降に延期)となった。

 あるものがなくなるのは寂しいモノだが、それが生業となっている業界にとっては死活問題となった。だが、そのままでは何も解決できないということで、2020年、6月より開催されたのが2021年の悪疫退散祈願奉納煙火「みんなの想いが花咲くまち片貝プロジェクト」。2021年にはそのフィナーレとして「片貝ふゆ物語~最終章~悪疫退散祈願奉納煙火」が行われた。

 これらは従来の片貝花火とちょっと異なり、クラファンスタイルでみんなでお金を出し合って打上げにこぎ着けた花火。

 そして、2022年にはm本来の「片貝まつり 浅原神社 秋季例大祭奉納大煙火」が開催された。

 2023年になった今年、ようやくマスク解禁までこぎ着けた日本(環境による)

 

始まったのが2021年3月の「新作尺玉祭」。片貝まつりで知られる煙火店の協力で、新作花火が上げられた。

 そして2023年の今年は「第2回奉納新作尺玉祭」と名称が少し変化して開催されることになった。今回は、お金を出せば尺玉を打ち上げられるという話。引越しとかいろいろあって、ちょっと手元があったので、今回はじめて一人で尺玉をあげることにしてみた

◀菫(すみれ)

さすがに丸い花弁は無理だろうと思ったが、花弁がほぼ10と、実物と合っている辺りのこだわりがすごい。

 

◀稲穂に蛍

周囲が稲穂で、センターの緑蛍光色が蛍の明かりなのだろう

 

◀漣芯六光輪

6つの光の輪が交差し、色が交じわう。

 

◀漣芯彩華

芯の色が徐々に変わり、白く波立つ

◀枝垂れ柳の花

これが、私がスポンサードした尺玉花火。黄金色の花火で、ちょっと見づらいが、背景に大柳火(この花火自体暗めでを分かりにくいと思う)が入っている。

 

◀アレキサンドライト

色変化する宝石アレキサンドライトが見事に再現されている

 

 

 後半になって、ガスが出てきて一部カメラに収められなかったけれど(だいたい収まっているが、ちょっと調整しづらい)、しっかり目には焼き付けた。

 

今回は、引越し伴ういろんな案件があったので、ひとりで尺玉の打上げをお願いできた。次に打ち上げるのはいつのことになるかなぁ f^_^;