▲長岡花火 尺玉100連発(2011/8/2)
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
東京地区では本日公開。オープニングは舞台挨拶付きで少し高いので、第2回目に行ってきた。もちろん、花火目当てであったのだが…。
以下、感想箇条書き。
●あくまで「長岡映画」である。長岡の花火の映画と思うとちょっと違う。硝薬濃度は想像以下である。
●私にとっては既知のことが多いが(共感度高し)、これだけの未知(これは知られざるというよりは「貴方」が知らないという意味)の情報量をかなりランダムに詰め込まれる観客は覚悟してみるべし。
●で、なんで一輪車?(これは公開前から思っていたけれどさ)
●花火の映像的扱いは個人的には嫌いであった(フェニックスや尺玉連打があんなことに…)。
●阿部さんの三尺の玉と筒がよーく映っていた。
●伝説の千輪三尺の画像は本物なのか!?
●なんで最後は「野村」の天地人なのさ。そこは「長岡花火」だからミラクルとかワイドとか…(うーん、負けるなぁ)
●それよりも水道タンクをあんなにフィーチャーする必要があったのか!?
●大林監督にとっての初めてのデジタル映画らしく、新しいおもちゃを与えられた子供のようなことになっている。
●大林監督は「映画になっているかわからない」という発言があったらしい。当然良い意味でなんだろうけれど…。
●リアルだけど、ファンタジーなんだよなぁ。
●長岡市民は被爆の可能性があり、だからこそ被爆二世の松雪役が天草からやってきたわけであり…。でも高島兄より原田夏樹の存在感の方が上。筧利夫は踊るトライアスロン!?
●なんで天草?って思ったら「長岡映画」の代表の出身地がそこだった。
●富司純子はいい役者だ。彼女の演技が最も染みてくる。
●でも時折出てくる「ご当人」は富司純子の上を行く。やはり「事実」というのはそれだけ重い。
●正直なところ「花」のキャラクターは受け入れられない人がいると思う。宇宙人と思った方が良い。
●劇中劇の焼夷弾はどうやって表現するつもりだったのだろう。あれって、映画の中での見せ方であった訳だし…。
●昨年の東日本大震災を受けて脚本を書き直しているわけだが、南相馬の話はもうちょっと熟したかったな(もしくは入れない)。ちなみに長岡だけが受け入れたんじゃないからねっ! 長岡より動きが早い自治体がほかにもあったんだからねっ!
●あ、蓬平温泉の湯は透明だからね!
●煮菜(にいな)を夏の弁当に入れるのは危険です!! しかも炎天下のカバンにぶら下げているって、なかなか腹(が壊れない)自慢の原田夏樹(笑)
●東京公開日ということで、「長岡映画」のスタッフが心配そうに来ていた。でもって映画公開記念号という+@冊子を配っていた(パンフレットとは別物)。
まぁ、新潟県内の反応とはちょーっと違うだろうねぇ…。
おまけ:劇場を出たら、ナンチャンがいた!?
ということで、多分、見る人を選ぶ映画だと思う。私はこの表現だとちょっとなぁって感じ。普通じゃないからかな…。
でもほかの人の感想は結構プラス評価だから、単に映画慣れしていない私の問題なのだろう。
出掛けに「B型血液が足りません」メールが日赤からきていたので、映画後、有楽町の献血ルームへ。
昼食から結構時間が経っていたのでドーナツを食わされて臨むも、比重がわずかに足りず、役立たずorz 気になさらず、ハーゲンダッツ食べて行ってください~とものすごく低姿勢で言われたが、そこまでは図々しいことはできなかった。
(有楽町は献血終了後にハーゲンダッツミニカップを1個食べられるんだって)