▲オープニングスターマイン「パステルカラーの煌めき」@花火鑑賞士のつどい
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恒例の「花火鑑賞士のつどい」へ行ってきた。
今年の特別公演は片貝煙火工業の本田さん。片貝まつりで4尺玉を上げる人である。
小千谷出身の私にとっては地元のようなものだが、そう簡単ではないが小千谷と片貝の違い(この辺りはまたマリアナ海溝並みの深い話がいくつもある)。
「世界一 正四尺玉!片貝まつり」というタイトルでのお話だったが、まぁ、あまり種明かしはなさらないというか、オフレコにしなければならない話がいろいろと…。
ちなみに、『花火に熱狂する片貝-世界一・四尺玉の里-』という本は私は持っている。小千谷の書店で何年か前に買った。先ほど「密林」で検索をしたら中古品しかヒットしなかった。倍違い値段が付いている。一瞬売ろうかなって思った(笑)。小千谷の書店ではまだ扱っているかな~。刷りが大日本印刷って、無駄にでかいな…。
まぁ、この本は片貝の郷土史家がかなり「前のめり」に書いている本なので、その辺りは少し冷ましながら見るのがちょうど良い。
で、この本をタネに話を膨らませて行ったわけである。
そしてその後は恒例のkonyのフォローアップセミナー。
スライドの表紙に「小西Kony亨一郎」とあったけれど、前から「kony」って入っていたかしら…。
「新潟の花火と新潟の花火映画」というタイトルでの話であった。
越後三大花火の特徴を上げていたが、長岡花火辺りはちょっと怪しかったかも。ミュースタは継続が難しいと思われるのだが…。そして「千手」はセンテではなくセンジュですから念のため。
おにいちゃんのハナビ、予告編だけでも泣けるよ。というか、横山さんが泣きのアナウンスって時点で反則だろう。
新潟の花火の広告でうまいなぁと思ったのは、2、3年前だったかのフェニックスとレインボーブリッジを重ねたポスター。東京の人にとっては、フェニックスの巨大さが一瞬で分かるものだったと思う。東京限定の駅貼りポスターだったのだろうか…。
で、越後三大花火のうちの二つを手掛けるのがこの片貝煙火さんである。
前に柏崎の記事に「なにせ4尺を上げる煙火店である、尺玉なんて100や200上げたって屁のカッパ」的なことを書いたが、それ本気だったみたいで…。すみませんねぇ、新潟県人は尺がデフォルトですから~。
以前は「片貝まつり」って表示がなかったのになぁって思ったらその訳も分かった。行政とは中立でなければならないってめんどうなことだ。
そして懇親会。
本田さんが四尺玉の玉皮を持ってきていた。ご本人のサイン入りってすごいな。この段階で初めて個別にご挨拶。
鑑賞士のつどいに行くのはこれができるからいいのだよね。
宴もたけなわの中、花火鑑賞へ。
バスに乗って、会場へ行く。会場に着くと大型バスが3代もいて、なんだかスーツ軍団がいる!?
今年は大曲青年会議所40周年記念ということで、その関係者も花火鑑賞に来ているとのことであった。台湾の方もいた。
いつもとは違って、なんだか賑やかな中花火打ち上げ開始。
今年は和火屋の久米川さんが打ち上げ担当であった。
ということで、社名にちなんだ和火を以下。
▼第3部 創作花火「和火の宴~呼び覚ませ!日本のプリンシプル」
花火後はいつものように怒涛の2次会へ。
気が付けば今野さん、小松さん、新山さん(いずれも大曲の花火師さん)も合流されていた。これ、実はうれしいんだよね。もちろん、片貝の本田さんも一緒である。
そして3次会。なぜかいつもそば屋。日付変更線過ぎまで賑やかに過ごした