▲フィナーレの銀一斉打ち。直立不動の子供のシルエットが良い@逗子海岸花火大会
この子達、花火が始まる前にはパンツ濡らすまで海で遊んでいたんだよね(笑)
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『小千谷スーパークールビズ』 ameblo.jp
和・着物雑誌 つむぎ編集長の【和の生活マガジン 花saku編集長】のブログの記事、小千谷スーパークールビズです。
何せ、会場となるNICO(@日本橋の第四銀行のビルにあるらしい)の公式HPが更新ストップしたままだから困るのよね。
宣伝下手な新潟県民ではあるが、東京の出先機関がこれでは行かんぞ。
小千谷縮(おぢやちぢみ)はユネスコの「世界無形遺産」にも登録されている(越後上布と共に)。
苧麻(ちょま)という麻を栽培し、それを水に晒して繊維をとり、爪先で細く裂き、口で湿らせて撚り合わせて糸を成す。ここまでは「越後上布」と同じ。小千谷縮は、織る際の縦い糸に撚りを掛けることで、織り上がりにシボ(うねり)が生まれ、それによって風通しが良くなるというものである。
織る際に繊維が毛羽立たないようにフノリを塗り、織り上がりにそのフノリを洗って落とす(だからフノリ入りのそば「へぎそば」が生まれたらしい)。その後、晴れた日に雪の上で晒すことで、染色の発色が良くなる。
『北越雪譜』に記される「雪中に糸と成し、雪中に織り、雪水に濯ぎ、雪上に晒す」という、雪国の「冬」こそが生み出す「夏」織物であった。
かつて江戸城の夏の正装に指定されたこともあり。夏着物として正式な場に出られる一級品でもある。皇族に対面するときにだって着てよいものなんだぞ(まずそんな機会はないが…)。
ちなみに浴衣は「下着」である。
国の重要無形文化財ということもあり、一般の呉服店ではそうみられるものではないらしいということを知った東京生活(そういえば昔昼ドラで、一般の店に流通していて問題になっていたって脚本があったな)。
着物に興味のない人は、越後上布も小千谷縮も知らないんだろうね。
今回の展示は、販売会ではないらしいので、気軽に出かけてまずは実物を見てほしい。
最近は縮シャツとか、甚平とかいろいろ作っているからね。
ウチの田舎のサンプラザに行けばゴロゴロあるんだけれどなぁ。