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Star☆Light Hanabi@名古屋港

2012-12-25 00:13:00 | 花火


 クリスマスは恒例の名古屋港。
 ホワイトクリスマスになるか!?ってテレビとかで騒がれていたが、花火の間は特に何もなかった。いや、朝9時~10時ごろまで結構風花が待っていたんだよね。一応ホワイトクリスマス(ただし早目の行動者のみ)ということでした。



 朝一の新幹線に乗って、7:30には名古屋駅。そこから地下鉄を乗り継いで、朝8時に港の見える公園で場所取り。あれ、いつもより(場所取りの)人が少ないなぁと思いつつ、次の予定があるのでそそくさと退散。



 行先は名古屋市科学館。世界一のプラネタリウムが評判のところである。連日プラネタリウムは大人気で、ネットでの予約もしているらしいがクリスマスイブのこの日だけは全席当日発売。ネットで先行販売してたなんて知らなかったから、よかった。
 9時ちょっと過ぎに科学館前に到着。もちろん長蛇の列。列の後ろに並ぶと「この辺りは12時の回に入れるか入れないかです」と係りの人が説明してくれる。午前中はあきらめモードで列に並ぶ。



 さすがクリスマスイブ&3連休。列に並んでいる9割はカップルで、残りの0.9割がファミリー。私のような物好きも超少数派ながら所々に紛れている。中学生と思しき初々しいカップルがいてね、なんだかニヤニヤしてしまった。きっとこの子達って星が純粋に好きなんだろうなぁって。
 寒いなぁと思っていたら、風花が舞う。並ぶのに飽いた子供たちが雪を追いかけるのを眺めながらズリズリと列に並んでいた。



 9時半の開場と同時にチケット発売開始。私が建物に入るまでに30分ぐらいかかった。
 その時点で昼の回の残席141。なんだ、意外と行けるじゃんってよく見るとその前の回も20席近く空いている。プラネタリウムは座席指定制。どうやらグループで来る人たちが近くで座れないならと後の回を買うよう。昼の回は見る見る残席が減っていくのに、その前の回が全然減らない。この調子だと前の回でも買えるなぁと思っていたら、残席10の時に私の番が来て無事ゲット。
 そのまま入場する。



 科学館そのものは、子どもたちに科学全般に関する不思議を学んでもらう施設。
 だが、子どもたちがやって面白いものはオトナがやったって面白い。どこもいい大人が影絵やらシャボン玉やらで遊んでいる。もともと科学好きな私も積極的に体験。後ろに子供が待っていたって、きっちり全部体験する大人げない私である。
 そうこうしているうちにプラネタリウム上映時間が来たので移動する。



 指定された席に座ると、やけに座り心地が良い。リクライニングの角度もよく、おまけに左右にユラユラできる。
 こ、これは………寝そうだ…。
 いや、せっかく並んでゲットしたチケット、寝てはいけない。さらに、上映中にお子さんが騒がしかったりすると係員が外にご案内しますなんてアナウンスされている(実際、一組の親子が連行されていった)。そ、それは熟睡してグースカしていても同罪なんだろうなぁ。だから断じて寝てはいけない。
 だけど、このすわり心地は…。


▲ミラーボール

 誘惑には弱いワタクシ。
 あっさり陥落しました。

 幸い、音を立てて寝るという不作法はしていなかったらしく連行されなかった。
 
 小学校1年以来の人生2回目のプラネタリウムは、結局半分ぐらいしか見なかった。


 うーんと、思うにね、私は田舎育ちだから、投影されたプラネタリウム以上にきれいな星空を見てきていたわけなんだよね。
 いくら世界一のプラネタリウムでも、そこに映し出されるのは仮の姿。それで感動を得ることは実物を知る身には残念ながらない。まあ、上映内容が「冬至の太陽」とちょっと地味目だったのかも。
 ファミリー向けの初心者タイプの方が、宇宙旅行なども絡めての上映だったからよかったのかもしれないなぁと、精神年齢が急降下中の私は思う。



▲ミルククラウン


 その後、隣接する名古屋市美術館(フリーダ・カーロがあるから行って見たのだが、ちょっと期待外れ。でも岡本太郎の「明日への神話」が見られたのはよかった)をちょっと見て、昼ご飯を食べて名古屋港に戻る。

 名古屋港は風が冷たい。
 海風がまっつぐ吹いてくる。遠くの煙突からの煙はだいぶ横にたなびいていた。


▲睡蓮

 16時に、花火仲間でのミニミーティング、本日の花火の見どころなどの情報を共有する。
 朝、場所取りしたところだとちょっと台船の位置が悪く場所替え。やっぱり今年は人出が少ない。
 三脚を立てて、スタンバイ後、最年少花火愛好家自作の花火大会プログラムを見せてもらう。昨年も驚いたが、進化した今年も更なる驚き。今って、なんでもできるんだねぇ~。
 


▲万華鏡

 寒さに耐えかねて、シャツとズボン下を1枚追加し、さらにカイロまで張り、ここの定番、巨大なアツアツ肉まんで暖を取りながら時間を待つ。
 そしてカウントダウン。


▲光の宝石

 今年は、8号玉までだったが、冷え切った空気が良かったのか非常に発色もよく、風にさらわれることもなくいい花火の連続であった。
 終了後、いい色だったねぇの声があちこちで。

 年末のあいさつをして撤収する。一応、年納めである。