▲遅ればせながら、新年のご挨拶。今年の年賀状です。
以下、写真+キャプション形式で…。
▲大雪警報で始まった小千谷の元旦。正月だろうが、除雪車は縦横無尽。雪降る元旦に静寂という言葉はない。大型特殊車両が鉄製チェーンを巻いて爆走すると、轟音と共に家が軽く揺れる。中越地震直後は、「余震かっ」って焦った。
▲これは小千谷市所有の除雪車。小千谷駅前は市道なので、小千谷市が除雪。国道は国交省、県道は新潟県、市道は小千谷市が管轄するという、縦割り行政の悪弊がよく分かる一端(それぞれ民間業者にも委託するので、必ずしもボディに所属が書いてあるわけではないが)。ただ、豪雪地帯の小千谷ではそれぞれが必至こいて除雪してくれるので、実家の辺りではあまり困ることはない。
▲嵐の予報の日こそ、青空が広がるという矛盾。ただし、この青空は5分後に吹雪に変わることがしばしば…。そしてここにも除雪車が…。
▲新潟県所属の歩道専用除雪車。実家近くでは主に国道の歩道を除雪している。一人乗りの除雪車に必ず先導の係員が一人付いているが、どっちが乗るかってケンカしないのだろうか(笑)。
▲実家の近くに雪に埋もれている車3台発見。昨日丸1日ぐらいの放置と思われる。営業車かな。あ、雪国での路駐ではワイパーは立てるのがデフォルト。
▲雪国には「着雪注意報」なるものがある。主に電線などに雪がくっつくのだが、風向きによっては垂直の信号にも付いて、見えなくなる。
▲カーブミラーも役立たず。
▲実家もそうだが、この体育館も奥の体育館(学校)も屋根の雪が滑り落ちる斜度にしてある。屋根に上がる必要がないので楽だが、屋根から落ちた雪が積もり積もって大変なことになる。この体育館も1階埋没(体育館のワンフロアって高いよね)
▲実家の様子。屋根から落ちた雪が1階を埋める。まぁ、雪国仕様3階建てなので、1階部分はガレージで直接の問題はないが、やはり足元が雪に取り囲まれていると家中寒い気がするので、せっせと家の周りに空気の通り道を作る。ちなみに、手前にあるのが通称「ママダンプ」と呼ばれる除雪道具で、1回で大体1立方メートルぐらいの雪を運ぶ。おそらく正月3が日で200㎥ぐらい処理しているはずだが(実家はエントランス=公道へ出る私道の部分の除雪も必要なので)、屋根から落ちる雪の量の方が多く、追いつかない。
▲ということで、1歳児も3歳児も戦力投入。もっとも、ほとんど戦力にならないのだが…(笑)
▲雪降る夜の小千谷駅。新幹線が開業する前は特急も急行も止まった駅なので、ホームは長いが、今はせいぜい6両編成の各駅停車が止まるだけ。ホームの除雪もその区間のみで、後は放置である。
本日の新潟県内はまるっと真冬日(ずーっと氷点下)。
雪はそれほど降っている感じがしないのだが、電車が巻き上げる白煙がものすごく、電車の視界不良および、巻き上がった白煙が車体に付いて凍結、ドアがスムーズに開かないなどのトラブル多発。長岡~湯沢間で最終的に10分程度の遅れになる感じであった。
車窓にも真っ白な雪が大量について視界不良。さらに、架線に付いた雪とパンタグラフの間に盛んにスパークが発生して非常に激しい上越線であった。川口を過ぎるとスパークはほぼなくなったので、着雪は小千谷辺りが一番ひどかったのかもしれない。
夜の新幹線は肩透かしなほどに空いていて(多くの方は今日から仕事始めだもんね)、東京まで3席独占であった。
しかし、新幹線ホームで買ったホットドリンクが全くもってホットではなかったのは、やはり寒かったからだろうか…。
そういえば、湯沢の温泉街を爆走したイノシシたちはどこに行ったのだろう。