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節分、そして春

2013-02-03 23:59:00 | 

▲セツブンソウ@国営昭和記念公園
 小さい小さい花です。

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 節分なので、セツブンソウを見に立川の昭和記念公園へ。
 自然の中のセツブンソウはもうちょっと後が花の時期なのだが、ここは例年節分のころに咲き始める。まさに「節分草」である。それでも、ピークは2月中旬以降とのことらしいが、今年はこの時期にしては比較的多く咲いていたのではないだろうか。




 どうも新潟にはない花らしい。
 節分のころの新潟は深い雪に閉ざされていて、たとえ同じ花があったとしても、セツブンソウなんて名前は付けないだろう。桃の節句は、カタクリで祝う小千谷である(しかも旧暦で)。




 先日の神代植物公園もそうだが、この時期の公園は人が少なくなる。
 それでもここは、広い原っぱあったりするので、たこあげに興じる親子などもよく見られる。それに、この時期はおそらく多くはこのセツブンソウ目当て来園する。

 さすがに立春も近づくと、セツブンソウ以外の花も咲きだす。


▲ソシンロウバイ@国営昭和記念公園

 香り高いソシンロウバイも絶賛開花進行中。木の真下に入ると、香りの滝に打たれている気分になる。
 この香りが好きで、うちにも1本欲しいのだが、狭いベランダだと可哀そうだよなって思う。盆栽って手もあるが、それでは香りの滝に打たれない。やはり外で見るしかないのだろう。とはいえ、私が行くのは手入れされた公園ばかりだが…。だって秩父遠いモン!


▲フクジュソウ@国営昭和記念公園

 フクジュソウもこの時期に先行して咲くのがある。本格的な開花はもうちょっと後だろうが、今年は寒さで遅れるかなって思っていたら思ったより元気だった。


▲ニホンスイセン@国営昭和記念公園

 寒さにやられたのは、この水仙。まだまだつぼみが見えないのも多く、咲いていたのはほんのわずか。


 あ、チューリップも咲いていた。


▲アイスチューリップ@国営昭和記念公園
 トピアリーもチューリップ

 アイスチューリップという品種があるわけではないらしい。春先球根植物は、一定期間寒さにあてた後にあたたかいところに出すと「春だ~!」ってあわてて芽を出す。この習性を利用して、前もって冷蔵庫で保管して冷気にあて、その後に植えて冷蔵庫よりは暖かい屋外に出しておくと、促成栽培ができるというカラクリらしい。


▲バリアングルで下から

 昭和記念公園では約1万株のアイスチューリップを植えたが、さすがに今年の寒さには育成が間に合わなかったらしい。まだ開花はじめという感じ。でも、先日の雪で若干葉っぱや花が傷んでいる感じがする。なんともビミョーな感じ。
 そして、小さく成長しちゃうんだよね。
 春のチューリップが有名な昭和記念公園であるが、あの勢いのあるチューリップとは別物の趣。
 でも、咲いているとやはりパッと明るくなる。




▲公園ニャンコはお昼寝中

 昨日ほどではないが、温かい1日でした。


 公園を出たところでなんだか変な音が…。なんでこんなことろでバグパイプが…って思ったら、2人で演奏しているのを遠くで確認。
 なんか聞いたことがある曲だなーって思ったら、あれだ! 『キャンディ・キャンディ』で「丘の上の王子様」が吹いていた曲。多分、バグパイプ的には有名な曲なんだろうなぁと思いつつ、曲名が全く分からない。
 この漫画、原作者と作画とで著作権問題が発生しているから多分現在絶版なのよね。当然アニメも再放送できない。だからあの曲が何だったのか確認する術がないのだよね…。