▲ニコちゃん花火@寒川みんなの花火
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週末、9月から手掛けていた大仕事がほぼ終わったので解放感。どっかで煙硝がないかなぁって思って探したら近場で唯一ありました、「寒川みんなの花火」。
寒川在住の人にどうなの?って聞いたら、「そんなのあるんですか」って逆質問されて若干不信感が増すものの、とりあえず行ってみた。
▲こちらはハート花火
海老名で間違えて相鉄線に乗りそうになりながらも、無事相模線の寒川駅到着(相鉄線と相模線って字面似ているよね)。
すでに薄暗くなりつつある中、花火会場と思われる方向に邁進する。しかし、行けども行けどもそれらしい広い空間がない。ちょっと立ち止まってよく周囲を見てみれば、どうやら行き過ぎていたよう。あわてて戻って30分前に知り合いに会ってようやく安堵。
いやぁ、危うく茅ヶ崎まで行くところでしたぜ。
▲ピンク牡丹霞草
すでに暗くなってしまい、筒の位置はよく分からず。まぁ、600発ってことはあらかじめ知っていたから、それほど大きくないのは知っていたけれどね。
とりあえず、今日は「お仕事終了記念でとにかく煙硝のあるところへ!」がテーマだから…(笑)
▲スターマインっぽいのも上がります
最大5号とのことで、田んぼの縁に陣取る。
最初は数えるほどの人だったのに、だんだんと人が集まってきて、後ろに二重三重と人が増える。でも身動きが取れないというほどではなく、町内の祭りに来ましたってレベル。
前方にはKEEP OUTのラインもないため、田んぼに突入していく中学生もいて、あわてて注意に走る消防署の人か地元の実行委員とか。おいおい、ここもずいぶんゆるいんじゃない、警備。
▲左の色変化玉はもうちょっと大きなので見たかったな。
右下のは瓔珞の残滓。ええ、上空は風強かったみたいです。
18時打ち上げ開始。
最初にあいさつか何かがあるのかって思っていたら、いきなりシュポンって上がったよ。
打ち上げ場所に近いので、小さくてもなかなかの見応えはある。さすがに音は身に響かないけれど。
最大5号とのことだから、あまり凝った玉は期待してはいけない。でもちょっとなぁという玉もチラホラチラチラ…。やたらとクロセットも上がって、最後には若干食傷気味。色変化玉だけかな、よいと思ったのは。まぁ。霞草がしっかりと入ってきたのは意外ときれいに見えるものだと思ったけれど。
▲カスミソウ付き牡丹のスタマ。暗いのが多いのだが、この玉はしっかりと存在感を表す明るさである
予習で見た昨年の動画では音楽が入っていたようだが、今年は特にそういう演出もなく、時折スターマインらしきものを挟みながら淡々と打ち上がっていく。
元々町の花火が財政問題で中止となって、それを復活しようと地元の青年会3団体が自ら寄付集めに走って、開催している手作りの花火大会である。今年で2回目。まだ試行錯誤なのだろう。贅沢は言うまい。伊勢原とちょっと似た構図である。
▲クロセットのスタマ
約20分で花火終了。周りから自然と拍手が沸き起こる。
そして三々五々散開。あっという間に人がいなくなる。まぁ、田んぼのど真ん中だから、自宅からとか、ちょっと離れたところとか店の中から見ている人もいるんだろうな。
田んぼの中の花火といえば、たまむらとか、信州中野えびす講とかがある。特に後者は打ち上げ場所近くの会場には花火マニアしかおらず、地元の人を全くみないという不思議花火である(きっと家から見ているんだよね)。
寒川はちゃんと子供も多く見に来ているから、きっと続いていくのだろうなぁって思った。がんばれ!
▲フィナーレは錦冠
ところで本日は中のえびす講の花火も打ち上げられたそうだ。てっきり1週間後だとばかり思っていた。まぁ、今朝は病院に行かねばならなかったので、長野まで行く暇(ましてや九州をや)はなかったから仕方ないのだけれどね。