▲本日は指定席に富士山おらず…。雲も低く垂れこめて街の明かりを映している
一月ばかり断花火だったので、久々。
ということで、天気は良くなさそうだと思いつつ、河口湖へ。1月以来である。あの後、大雪が降って、冬花火は軒並み中止となっていた。
案の定、富士山は低い雲の中にどっぷりと浸かっている。歓迎の雨も降っているし…。
冬場はほとんど観光客がいなかった河口湖もそれなりに観光客が来ている。何しろ駅前の「ほうとう不動」が営業しているのを初めて見たよ。冬はいつも閉まっていて、つぶれているのかと思っていた。
それにしても富士山の外国人人気って本物なのだな。明らかに日本語以外が飛び交っている。中国韓国系はどこの観光地も同じだが、ヨーロッパ系言語も聞こえてくる。夜、花火について聞かれた人もヨーロッパ系の人だった(珍しくカタコト英語が通じた)
富士山が出ないと分かっていても、とりあえず大池公園へ。冬場足元が悪くて駅から歩く気にならないところである。一応富士山構図を確かめつつ(富士山いないけど)…。
花火開始20時までの時間つぶしに、八木崎公園へ行ってみる。
昔(てっ! 約20年ぶりだよ)、仕事で行ったような気がするのだが、記憶の中とちょっと違っているような…。
ラベンダーはなかなかな咲きっぷりで、会場一帯にいい香りを振りまいている。物販売り場の屋台コーナーでは閉店直前の半額投げ売りが行われており、富士宮焼きそばと中津唐揚げを押し付けられる(本日の夕食)。
▲最初は箱ものダブル
それでも時間が余ったので、一応船津の方も下見。
この開山祭の花火は、船津の方が開催主体のようで、積極的にアナウンスが行われている。駐車場も満杯で、湖岸の階段に家族連れなどがすでに座っている状態。
筒を確認。
って、冬場とほとんど同じ気がするのだが…。冬は10分、今回は30分。だが、どう見ても同じセットのようで…。
本店の偉そうな人も今日は畳岩の方にいるよ
だけど、畳岩は岸から近いから、3号・4号だよね。一回りして大池公園に戻る。ひっそりとしたものである。
三脚をセットしても周りに誰もいない30分前。過疎りすぎだろ。
▲小型煙火と飛遊星で形にはなるが…
そうこうしているうちに人が少しずつ集まってきて…。でもやっぱりがらがらである。そして20時打ち上げ開始。
最初はちまちまと畳岩で小型煙火スタート。仕方がないが、遠い。
だけど、あそこは打ち上げ場所が近すぎて画になりにくいのは、冬花火の経験が物語る。
▲柳物が落ちるのを待っていると、必然的にいろんな花火が入ってくる
一応何段かにパートが分かれているような気がするが、静寂な大池公園は花火の音(と子供の騒ぎ声)しか聞こえず…。
……予算、だいぶ削られているんじゃない!?
▲牡丹に蝶。鹿と猪はまだですか~
終盤になって(おそらく)5号が混ざりはじめる。横位置では入らなくなったので、縦に振る。まぁ、元々富士山が入ってこないから横である必然性は1ミリもなかったんだけれどね。
▲4号千輪は寂しすぎるので、3枚ほど合成してみました
打ち上げ直前に少し強かった北風が止んだのだが、そのため煙が滞留する状態。まだたっぷり湿度もあるしね。そして、弱く風向きが変わる。
▲結構いろんな煙火店さんの型物が上がっていたが、撮る側にやる気がないので…。って却ってきれいじゃないか!?
なんか、見覚えのある型物(ハート、星、桃、カエル、ネコ等々)が終盤に上がってきたが、終盤でそれ!?という状態。姿勢制御がうまくいかなくって、なんだかわからないものもあったし。まぁ、モモは山梨名産だからいいけどさ(あ、桃買ってくるの忘れた)。
▲終盤になってようやく聖礼花。でもちっちゃい。でも畳岩で見るより近い分ましか…。
▲色違い
▲ということで、聖礼花系はこの日は3発
▲フィナーレは錦冠。縮小したら色が変わったが、もう直すのも面倒くさい
一応きっちり30分で終了。でも、消化不良感が…。
女子飲み会の方に参加するべきだったかなぁと電車に揺られながら考えた。