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今年も小坂井の風まつりへ

2015-04-19 23:42:00 | 花火


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 いや、今週末は伊勢原に行っていたんだけど、このブログは自分の記録も兼ねているので、一応順番通りに上げていく。



 今年も小坂井の風まつりへ。

 当初は経済的理由で行かないつもりだったのに、なんだか人の情報にあおられて、まずは日帰りプランを計画。そしたら、煙火店さんとの飲み会が設定されて、気が付けば宿泊プランに…。今年もいい具合にお財布がポンコツ化しそうだorz

 今年はいせはらとかぶらないし、昨年は午後2時ごろ到着で壁の端っこだったんだよなぁ…と思うと、ついつい早出プラン。豊橋停車のひかりを選んで出発!
 前日2時間睡眠だったので、新横過ぎ辺りから爆眠。まぁ、富士山全然見えなかったからいいけれどね…。
 豊橋から飯田線に乗るに当たり、いったん改札外へ。下車駅は無人駅。精算ができないのだ。PASMOで再入場して飯田線ひと駅で小坂井。一緒に降りたおじさんも東京圏からここに来たようで乗務員(精算担当)に「SUICAで」って言っていた。つい私もつられて「スイカで」って言ってみた。本当はPASMOなのに(笑)
 というか、昨年は乗務員に声かけられた記憶がないんだが、地元民化していた!?

 ※SUICAはJR東日本のIC乗車カード、PASMOは地下鉄やバスなどの首都圏民間交通機関のIC乗車カードです



 ということで、10時台に小坂井着。目の前を火袢纏を着た若者が走っている。



 どうも会所への集合時間のようで、何人もの生きの良さげな若者が走っていた。



 菟足神社では「若宮社祭典」の神事が始まるようで、神職らがずらずらと神社に向かう。その後ろに引っ付いて境内に入り、奉納煙火目録をゲット。神社のお参りもせずに「現場」に向かう。


 あれっ?って思うほどに現場が空いていた。先着の車は2台ぐらいで、「壁」の中央はまだ空いている状態。いいのかなぁという感じでシートを引く。

 さて、これからどうしよう…。まだ昼の祭りにも時間があり、夜の祭りにはもっと時間がある。空は気持ちよさげに晴れている。前の土手上を歩いたら気持ちよいだろうなぁと思い、正面に向かう。




 シートや洗面器(!?)で覆われた筒の脇を抜け、土手上に出る。

 スパンと空が抜け、白い雲が海の方に向かって走る。豊川放水路の土手上では、煙火店さんが夜の仕込みを始めている。それを眺めながら、あくまで散歩の体を取って、タンポポ咲く土手上をスッタカスッタカと歩く(後で某煙火店さんから「旅人かと思った」といわれる)。



 鳥がさえずり、風が頬をなで、足元に春の花が咲き、どこからか桜の花びらも飛んできて、花火の筒も生えている(笑)。いいなぁ、小坂井の春。約2キロ先の量販店の看板を目指してスッタカスッタカとお散歩モード。
 そこで昼ご飯を食べて、今度は伊那街道沿いに現場に戻る。だいぶ「現場」にも人が集まってきていたが、やはり昨年より少ない感じ。なんかゆるいぞ、今年。





 菟足神社の参拝も済まし、再三現場へ。昼花火が上がり始め、ようやくセッティングを始める。昼花火がこれだけたくさん上がるのも風まつりの特徴。ただ、昼花火も撮るのが難しい。煙系だと、ある程度輝跡を描いてからでいいが、夜花火と同じような星系だと、中心点からずっとシャッターを開けていると露出オーバーになる。高速で連射して後でコンポジットすればいいのか…? いまだに正解を見いだせないでいる。






















 昼花火が終わって少し間があってから夜花火が始まる。とはいえ、最初はまだ青空にポツンポツンと3号玉が上がる。




 夜花火の本番は19時からのゴールデンシリーズ。
 わずか30分ちょっとの間に尺玉がポンポン上がる。それも三重芯四重芯で…。ワイド打ちもある。20番ぐらいのためにここに来るようなものだ。
 でもこれ、満足度が高いのよね~。


▲10号 銀竜・小花付四重芯丁字菊先紅銀乱


▲10号 昇竜付八重芯牡丹桔梗光露 


▲10号 昇竜付八重芯錦牡丹青紅光露


▲10号 昇分砲付八重芯菊先水色光露


▲10号 昇竜付八重芯錦牡丹三度変化


▲10号 昇竜付三重芯錦冠先爆花


▲10号 昇り曲導付五重芯錦冠先降雪


▲10号 昇天竜付八重夢想花


▲20号 昇竜付八重芯錦先変化


▲10号 昇竜付八方冠芯百花細波変化


▲10号 昇竜付八重芯紅牡丹


▲10号 昇り曲導付変化菊


▲10号×8発 風まつり桜花満開打ち

 ゴールデンシリーズが終わっても花火は上がるのだが、ちょっと質が落ちる。サイズも落ちる(スマン)。
ということで、今回は建物花火が開く瞬間を見に行った。撮りに行ける時間じゃないので、本当に人混みの隙間から見るだけ。ランスに火が伝わると、仏壇の扉が開くようにパタパタと仕掛け花火が展開するのを初めて見る。



 そしてそれが終わったら今度は手筒花火となるから結構忙しい。
 手筒花火を本格的に撮影する人は、朝から場所取りをしているので、あえて裏側へ。最初こそここも混んでいるのだが、時間経過とともに人出が減るのよね、劇的に。奉納者の顔は見えないが、昨今の肖像権問題とかを考えるとむしろそちらの方が気を遣わなくて済むということもある。













 ということで、後半は豊橋煙火さんの半纏を着た人々に囲まれて、妙な実況付きで手筒を堪能した。聞き耳ダンボでしたが、面白かったです!! 私、次もあの辺りにおりますので、ぜひ御一行様で見に来ておもしろい話とか感想とかつぶやいてください!!


 手筒の後は、乱玉、大筒と続くのだが、実はこれにはあまり食指が動かないので、ここで手打ち。撤収となる。



 ホテルにチェックイン後、飲み会会場へ移動。結局4時過ぎまで飲んでいた(前日の2時間睡眠がたたり、途中寝落ちしていたようだ)。
 翌朝は、なんと10時過ぎまで寝こき、ホテルの人に追い出し電話を食らうという事態となった…。