▲オープニングスターマイン~悪疫をぶっとばせ~
大曲の翌日は、片貝へ。
2020年の片貝花火が中止決定となった後、6月15日にスタートした「みんなの想いが花咲くまち片貝プロジェクト」花火のフィナーレとなる「片貝ふゆ物語~最終章~悪疫退散祈願奉納煙火」を見に行った。もちろん、クラファンに参加して、である。
大曲からの移動は、新幹線こまちで(在来線少なすぎる)秋田へ出て、駅弁買うために改札外に出て(改札内では基本売ってない)、特急いなほに3時間半揺られ、信越線で長岡、そこからバスで片貝というルートである。
この日は曇り時々雨という天気で、鈍色のどんよりとした日本海と、雪を頂く鳥海山に挟まれてもったりといなほは南下する。
海沿いの山野は桜より早くスプリングエフェメラルが咲いていて、キクザキイチゲなどが確認できた。今年は大雪だったのに、もうすっかり消えていて(海沿いはもともと雪は少ないものだけど)、例年よりかなり早い開花となっているのではないだろうか。
羽越本線は割と遅延が起きやすいイメージだが、この日も特にトラブルがなかったのに終着駅新潟に着いたときは6分遅れだった。いなほは新潟駅で上越新幹線と同じフロアに到着するのだが、乗り継ぎ客対応で新幹線が待っている状態だった(まぁ、上越新幹線はトンネルでリカバリーできるし)。
ここから先は在来信越線での移動。まぁ、実家から新潟へ行くのも(大抵は新潟酒の陣参戦時)在来線で移動するしね。乗り換えをのめしこいて、長岡行きを待って乗る。長岡からはバスで片貝へ。開始1時間以上前に到着。
片貝は小千谷の中でも割と積雪が少ないところなのだが、もうほとんど雪がない。この冬は久々の大雪ではあったが、それは1月の話で、2月以降はほとんど雪は積もらなかったそうだ。
晴れていれば、そこら辺の野に入って、春の印を見つけようかと思っていたのだが、あいにくの小雨である。
神社脇の杉の木の下に三脚を立てて、待つ。
打ち上げ時間となり、オープニングスターマインが打ち上がる。
▲上の3つは笑顔の型物花火なのだが、対応できずorz
今回の花火は片貝煙火工業の新作花火の発表会である。前日大曲で行われた新作花火コレクションとは別物だ。
まずは5号玉より
▲カラッと!サクッと!エビフライ タイプB
タイプBということはは、タイプAがあるんですよw 配信を見ていた人もエビフライだと沸く。
さきがけの雷を聞いて、近所の方が傘をさして見に来た。
以後尺玉(10号玉)の新作花火が打ち上げる。
▲花衣~冬の彩り~
弱い雨は降り続いていた。そして風が南から結構強く吹き、引き先が風に流されていく
▲満天の星とシリウス(引きだと星が分かりづらいので敢えてトリミング)
▲越後手毬~スライド格子編
越後手毬は、以前大曲の新作花火コレクションに出品していたのが、その時とは全く違うものになっていた。
▲柳火千輪
和火があるのは分かっていたのだが、長岡で荷物整理した際に番付を置いてきたという痛恨orz
▲柳につばめ。大柳火系だったのだけど、風が強くて流されて…。
▲時差式変化芯変化菊
▲芯入銀覆輪スライド牡丹
▲銀覆輪六花ストライプ
どことなく中世女性肖像画に出てくるの被り物(ウインブル)をイメージさせる
▲カレイドスコープ
▲花衣~彩の世界~
▲エンディングスターマイン~片貝木遣天舞
▲エンディングスターマイン~片貝木遣天舞
エンディング、片貝の木遣が流れる予定だったらしいが、機材トラブルで鳴らず。
いやぁ、素晴らしい尺玉の競演でした。
今年こそ、柏崎や片貝でこれらの大玉をぶち上げてほしいぞ!
コロナ、早期退散と早期ワクチン接種を願いつつ、新幹線で東京に帰ったのであった。