gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

片貝ふゆ物語~最終章~悪疫退散祈願奉納煙火

2021-04-02 23:41:00 | 花火

▲オープニングスターマイン~悪疫をぶっとばせ~

 大曲の翌日は、片貝へ。
 2020年の片貝花火が中止決定となった後、6月15日にスタートした「みんなの想いが花咲くまち片貝プロジェクト」花火のフィナーレとなる「片貝ふゆ物語~最終章~悪疫退散祈願奉納煙火」を見に行った。もちろん、クラファンに参加して、である。
 大曲からの移動は、新幹線こまちで(在来線少なすぎる)秋田へ出て、駅弁買うために改札外に出て(改札内では基本売ってない)、特急いなほに3時間半揺られ、信越線で長岡、そこからバスで片貝というルートである。


 この日は曇り時々雨という天気で、鈍色のどんよりとした日本海と、雪を頂く鳥海山に挟まれてもったりといなほは南下する。
 海沿いの山野は桜より早くスプリングエフェメラルが咲いていて、キクザキイチゲなどが確認できた。今年は大雪だったのに、もうすっかり消えていて(海沿いはもともと雪は少ないものだけど)、例年よりかなり早い開花となっているのではないだろうか。
 羽越本線は割と遅延が起きやすいイメージだが、この日も特にトラブルがなかったのに終着駅新潟に着いたときは6分遅れだった。いなほは新潟駅で上越新幹線と同じフロアに到着するのだが、乗り継ぎ客対応で新幹線が待っている状態だった(まぁ、上越新幹線はトンネルでリカバリーできるし)。

 ここから先は在来信越線での移動。まぁ、実家から新潟へ行くのも(大抵は新潟酒の陣参戦時)在来線で移動するしね。乗り換えをのめしこいて、長岡行きを待って乗る。長岡からはバスで片貝へ。開始1時間以上前に到着。
 片貝は小千谷の中でも割と積雪が少ないところなのだが、もうほとんど雪がない。この冬は久々の大雪ではあったが、それは1月の話で、2月以降はほとんど雪は積もらなかったそうだ。

 晴れていれば、そこら辺の野に入って、春の印を見つけようかと思っていたのだが、あいにくの小雨である。
 神社脇の杉の木の下に三脚を立てて、待つ。

 打ち上げ時間となり、オープニングスターマインが打ち上がる。


▲上の3つは笑顔の型物花火なのだが、対応できずorz


 今回の花火は片貝煙火工業の新作花火の発表会である。前日大曲で行われた新作花火コレクションとは別物だ。

 まずは5号玉より

▲カラッと!サクッと!エビフライ タイプB
 
 タイプBということはは、タイプAがあるんですよw 配信を見ていた人もエビフライだと沸く。
 さきがけの雷を聞いて、近所の方が傘をさして見に来た。


 以後尺玉(10号玉)の新作花火が打ち上げる。


▲花衣~冬の彩り~
 弱い雨は降り続いていた。そして風が南から結構強く吹き、引き先が風に流されていく


▲満天の星とシリウス(引きだと星が分かりづらいので敢えてトリミング)


▲越後手毬~スライド格子編
 越後手毬は、以前大曲の新作花火コレクションに出品していたのが、その時とは全く違うものになっていた。


▲柳火千輪
 和火があるのは分かっていたのだが、長岡で荷物整理した際に番付を置いてきたという痛恨orz


▲柳につばめ。大柳火系だったのだけど、風が強くて流されて…。


▲時差式変化芯変化菊


▲芯入銀覆輪スライド牡丹


▲銀覆輪六花ストライプ 
 どことなく中世女性肖像画に出てくるの被り物(ウインブル)をイメージさせる


▲カレイドスコープ


▲花衣~彩の世界~


▲エンディングスターマイン~片貝木遣天舞


▲エンディングスターマイン~片貝木遣天舞

 エンディング、片貝の木遣が流れる予定だったらしいが、機材トラブルで鳴らず。


 いやぁ、素晴らしい尺玉の競演でした。
 今年こそ、柏崎や片貝でこれらの大玉をぶち上げてほしいぞ!

 コロナ、早期退散と早期ワクチン接種を願いつつ、新幹線で東京に帰ったのであった。