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▲弥陀ヶ原の紅葉。シラカバの幹が目立つってことは、それだけ葉っぱが落ちてしまったということ。
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歯医者と目医者のはしごをしようと思ったら、目医者の方は午後休診とか。明日の予約を入れて、予定変更。
映画に行く→http://1000yamakoshi.main.jp/index.html
まもなく新潟県中越大震災から5年という日を迎える。
この映画は山古志の復興に主眼を置いたドキュメンタリーで、今日が封切り日(あ、新潟の方では先行上映された)。東中野のミニシアターに行く。
この映画館、かつて東中野に住んでいたときに誕生したものだが、行くのは今日が初めてだったりする。
初回上映の後、監督による挨拶があった。私は2回目の回を見るつもりだったが、ちょっと早く着いたので、監督を見ることができた。かなりの客の入りで、整理券も発行していたらしい。映画館前には「ぴあ」の腕章をした若者が、映画の感想を聞くアンケートボードを持っていた。
2回目は、10名ぐらいと過疎化(笑)。マリ
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始まると、私ひとりだけ涙
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5年たっても地震の映像が大写しにされるのは、つらいものである。
でもって、集落の復興、田んぼの復興、牛飼いの復興、鯉師の復興…さまざまな復興の様子を丹念に追っていく。
300メートル以上離れたところから山の水を田んぼに引き込むため、山を分け入る女性。角突きの牛が崩れた屋根に挟まれて動けなくなったのをそのままに去った若い牛飼いが、共同で牛舎を建て、そこに新しい命が生まれる。地震をきっかけに、父(この父親の写真も角突きのときの写真だった)の残した親鯉から新しい錦鯉を子供のころの作業を思い出しながら作り出す男性。山古志の子どもたちが壊滅的な村の様子をヘリで見るシーンは、大人の思いも分かるだけに、切ない。子どもは子どもでこの事実を受け止めて成長していってくれるのだろう。
小千谷生まれとしては、そこに映る人の思い入れが(何割かは)分かるだけに、込み上げるものを抑えることができない。
タオルハンカチがしっとり濡れるほど、ボロボロと泣きながら見ていた。
直接地震に遭っていない私がこの調子だと、本当の被災者が見たらどう思うのだろう。
初回上映時は、私のような泣き腫らした目の人っていなかったようだけれど、やはり特殊なのかな。
明日は目医者のついでにこれを見てくる予定→http://newspark.jp/newspark/floor/info.html
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