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あつぎ鮎まつり花火大会

2011-11-05 23:26:00 | 花火


▲スターマイン@あつぎ鮎まつり

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 週末のコガネムシとの戦いに疲れたので、秋花火に行ってきた。
 あつぎ鮎まつりは本来は夏に行われる祭りであるが、今年は祭り本体は夏に行い、花火のみ秋にスライドされた。

 さらに、今日明日は「あつぎ国際大道芸」も行われている。「あつぎ鮎まつり」「B1選手権」とこのイベントはほぼ同等に集客力があるそうだ。
 ということで、駅前からすでに大混雑。
 人込みをすり抜けて、相模川を目指す。



 昼ごろに着いたのだが、結構場所取りがされていた。それでも夏の開催に比べれば全然空いているそうだ。
 すでに中州に筒も設置されており、その位置から少し離れた所から斜めに狙うのがいいだろうと目星を付ける。川沿いにずらりと屋台が並んでいるので、ちょっとえびす講っぽい!?

 しかし見知った顔は誰もおらず。
 やっぱりこの花火はよくないのかな~。まぁ、よくない花火を見るのも勉強だし~って場所を確保。
 いったんそこを離れる。

 厚木の町は道が斜めにあちこち走っており、少々歩きづらい。この方向に歩いているつもりでも、斜め×斜めの繰り返しで、ビミョーに違う方向に歩いていることもしばしばであった。
 思わぬところで大道芸がされていたり(いやちゃんと地図に場所は書いてあるのだが、私がやや迷子モード)、バス乗り場がなかなか見つからなかったりしたが、何とか飯山行きのバスを見つけて乗り込む。

 ちょっとおまけを付けたくて、飯山観音へ。

 うーん、ここは絶対的に桜の時期に行った方がいいんだね。
 収穫はコレ↓と十月桜とカマキリとの対話ぐらい(笑)
散りツバキ
散りツバキ posted by (C)樹美


 ただ、この飯山観音がハイキングコースの入り口になっているようで、夕方はやけに中高年のおじさん&おばさんがリュックをしょってバス停に並んでいた(私もそこに紛れても一向に違和感ないのだが…orz)



 厚木市街に戻って、花火会場へ。
 先ほどは準備中だった屋台も準備万端。鮎も塩焼きもズラーッと並んでいるが、1匹600円なのね。本来のシーズンではないわけだし、ちょっと迷う。
 
 そしてようやく花火が始まった。
 直前に顔見知りを見つけるが、先方は気付かず。私の上方で、友人たちに花火レクチャーをしていた。
 私のすぐ後ろも自称「花火マニア」だったが、こちらは全然ダメで、そんな下らんことをいうのなら黙ってくれって感じだった。いや、あれは酒の飲み過ぎだな…。
 開始前から時折ポツッて来ていたのだが、2/3の時点でついに本降りに…。

 じぇいわ君(@中央線車内の天気情報キャラクター)、今日は雨が降らないよって言っていたじゃないかぁ~!! 天気予報もそんなことを言っていたから、多くの人はほぼ雨対策がされていない。あっという間に帰る人々の波。
 私も降らないだろうという想定ではあったが、一応最低限の雨具を持っていたので早速カメラに装着する。人間の方が後回しである。


 肝心の花火の方だが、だいぶ前の花火マニアの方の記事で酷評されていたからあまり期待していなかったのだが…、
 うん、あんまり期待しないでよかったよ。
 ファイアート神奈川だから、きれいな色は出してくるだろうと思っていたのだけれど…。やはり市街地での花火だから最大は多分7号だと思う。近くで見れば(やつしろのときのように頭痛を感じるほど)迫力があるのだが、そうなると正面ではなくなるのが残念だな。
 市民花火だったかで八重芯や三重芯が出たが、あとはもうちょっと物足りないって感じかな。私の好きな千輪物も最後に少しあっただけだったしな…。

 秋にスライドしたとはいえ、例年に比べれは小規模だったらしいから、これが本来の姿ではないのだろうけれど、夏の開催になったらまず見に行かないものだろう、とだけ記しておく。


(左は雨粒)これが最後にあった千輪だが、どうもタイミングが間違っていたらしく、この後に4発ぐらいが同時開花した。低空開発や巣割れっぽいのも複数あったから、ちょっと…。

ひそかに世代交代?

2011-11-03 20:36:00 | 

▲新潟煙火工業の10号玉「昇り曲導付三重芯変化菊」@やつしろ全国花火競技大会
 本日はすべて入賞を逃している花火。入賞しなくともいい花火はある。

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 花火ではなく、ベランダの花である。
 この時期は春に備えての植え替えをするのだが、その際に夏の被害の大きさを目の当たりにする。

 今年はコガネムシの被害がひどい。






▲紅屋青木煙火店の10号玉「昇り曲導付き四重芯変化菊」@やつしろ全国花火競技大会



 最初1匹だけだったコガネムシの死骸が、今日ついに3匹になった。
 死んでいるということは卵を産んだってことだ。夏が過ぎ、秋になって急に元気が無くなってきた花々のほとんどはこのコガネムシの幼虫によって根が食い荒らされた。
 こんなことになったのは今年が初めてである。
 が、3匹もこんなコンクリートブロックの小さな小さなベランダガーデンに集中するのは変だ。
 都会のオアシスといえば聞こえはいいが、どちらかといえばガラパゴスである。このマンションでここまでベランダガーデニングをしている家は外から見る限り、多分ない。
 だから飛翔力の無い生物にとってはここは「絶海の孤島」であって、気楽に来れるところではない。そもそもここは商業地域であって、絶対的「緑地」は少ないのである。区の条例で、こういった大型の集合住宅を建てる際には一定の緑地を設けなければならないらしいが、路面店の植え込みなど本当に小さなところまで算定してようやく基準面積をカバーできているような状態である。
 最初のウチは蜂も飛んでこなかったのが、最近は巨大なオオスカシバや蜂類、蝶類が飛んできて、小さな生態系の一部になった気がしていた





▲津山花火のスターマイン「希望のメッセージ」@やつしろ全国花火競技大会
 雨が…



 真っ先にやられたのは、夏の名残がまだ続く中のアサガオだった。もっとグリーンカーテンには頑張ってほしかったのに、ある日茎を軽くゆすると、スポッと根元で千切れてしまった。
 すでにそのプランターはコガネムシのエサ場となり、アサガオの旺盛な根張り力を凌駕していたわけである。
 アサガオは複数鉢あり、結局どの鉢にももれなくイモムシの住処となっていた(TДT)

 で、最近、夏の鉢を仕舞って、春の球根の植え付けを進めているのだが、その際に土をふるうとゴロゴロ出るわけである、コガネムシの幼虫が…。
 すでに30匹以上処分しているだろう。
 こいつら、水攻めぐらいではすぐには死なない。水中でフンなどをして2日ぐらいは生きているから、実に強い。アサガオも本来は強い植物なんだけれど、根を食べるという直接攻撃にはかなわなかったか…。

 あれだ、森繁久弥が鯖だかイカだかの寄生虫にやられて倒れたってやつだ(いつの話だよ)。


 今日はリンドウのを少し大きな鉢に植え替えようとした。すると、下に長く伸びているはずの根が、浅いところでぶっちりと切れている。一塊だった根が、3つに分解した(@Д@)
 いたよ、鉢の底の方に丸々と太ったヤツが…。お前の専属食堂ではない!と水責めの刑に処す。

 しかし、野草系のリンドウもこうやってやられてしまうのかぁ。だから今年は花芽もつかなかったのだな。
 まぁ、旺盛な生命力に期待して、まだ生きていた根の再生を願おう。






▲唐津煙火のスターマイン「明るい未来へ」@やつしろ全国花火競技大会
 千輪は半割物というが、最近こういういかにもポカ物もよく見かける。きれいだけれど、小粒感がちょっと…



 ちなみに、コガネムシの類は1度に50個ぐらいの卵を産むらしい。虫よけの薬は撒いていたので、そのすべてが孵化したとは思えない(150匹の幼虫退治なんて思いたくない)が、それでも相当数がこのベランダに潜んでいたということになる。
 そして、どうも生まれた所に帰る習性があるらしい。

 いくら貴重なオアシスとはいえ、こんなガラパゴスにコガネムシが3匹も産卵していったということは、おそらく昨年からこいつらはウチを巣床にしていた可能性が高い。ということは、イモムシどもは第2世代となるわけで…。
 すでに気温が下がって、イモムシの動きが休眠モードになっている今から冬にかけてが、勝負時であるといえる。来年の夏、ここから1匹も羽化させないために、すり潰さねば…。


 今年、盛大なるアブラムシの被害に遭った、あのプランターも怪しいなぁ。
 このまま冬越しさせようと思っていたが、植え替えをしなくちゃな。






▲菊屋小幡花火店の10号玉「昇曲付四重芯菊先紫光露」@やつしろ全国花火競技大会
 色合いが小幡さんだ~。





 ちょっと悩ましいのがクレマチス。
 お引越し嫌いの樹木で、根の更新も難しい。この鉢にだけ産卵が行われなかったとは考えない方が正しいだろう。とりあえず、完全休眠期に入るまでは静観するしかないんだろうな…。
 ニューフェースの方は10月下旬にウチに来たのでたぶん大丈夫だと思うが…。


 それにしてもコガネムシに悩まされるガーデナーは多いようで、ちょっと調べると皆さんの悲鳴があちこちで聞かれる。バラなどもやられちゃうのね…。そして有効対策のあれやこれが出ていて助かるというか迷うぞ。
 とりあえず、再び虫が活動期に入る前にこちらが活動するとしよう。





▲生島煙火のスターマイン「エガオノチカラ~がんばろう日本~」@やつしろ全国花火競技大会
 色のコントラストが美しい八方咲。下の方のうねうねは観客のライトの輝跡