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秩父夜祭、もちろん花火です

2013-12-04 22:29:00 | 花火

▲南東の空に消えてしまった彗星を想い、オリオンをなぞってみたりする秩父の夜。
 
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 日付固定でしばらく平日開催の秩父夜祭。運よく仕事の調整が付いたので、夜のみ参戦。暗くなってからの秩父入りであるから、もう屋台は放棄で花火1本である。

 とはいえ、やはり平日。いつもの場所は三脚の数もまばらであった。一応、山の端が見えるうちに場所を確保。まぁ、ここは花火のみを撮るからして、見晴らしさえよければ大して問題はない。
 「彼はたれ時」によく見ればやはりいるいる顔見知り(笑)。

 花火開始まではまだ2時間以上あるので、ちょっとプラプラしてみる。
 前から興味のあった、西武線とのショットを取れる場所をロケハンしてみる。なんとなく良さ気な場所は見つけたが、思いっきり民家の前だから不審者通報されかねない。それほど鉄分が濃いわけではないので、またの機会にしよう。


 そうこうしているうちに打ち上げ時間が近づく。
 どうやら音響を増強したらしく、うっすらではあるが花火進行アナウンスが聞こえるようになっていた。

 一口に秩父大会の花火というが、日本芸術花火大会と煙火主催町競技花火大会、虹のスターマイン大会、そしてまだまだ続く『あの花』スターマイン に分かれる。あれ、競技花火だったんだ~。
 で、私を含めて多くの花火愛好家狙っているのは日本芸術花火大会である。
 
 ということで、25番のうちの半分だけダンダカとアップしてみる。


▲昇小花夜空のコサージュ:東京 細谷一夫


▲昇曲付大万華鏡:愛知 磯谷尚孝


▲昇小花聖礼花:山梨 齋木慶彦


▲昇小花キキョウ芯金波先方向変化:秋田 今野正義


▲昇小花虹の花:茨城 野村陽一


▲昇小花ステンドグラス千輪:福島 菅野忠夫


▲昇曲導付花毎の月:新潟 小泉英一


▲昇小花八重芯ステンド牡丹:静岡 田畑朝裕


▲昇小花八重咲・侘び寂びの華:山梨 山内宏


▲昇雄花三重芯変化菊:長野 田村清治


▲昇小花八重芯錦牡丹先青光露:茨城 堀米三郎


▲昇曲付三重芯銀点滅:茨城 山崎芳男

 実は、事前にこれがプログラムだよって、人様がアップしたのを持ってきていたのだが、これが見事にガゼであったorz。
 秩父に到着した時点(17時過ぎ)で、プログラム(秩父夜祭・観光祭行事表)がすでに品切れになっており、この正否がよく分からないままに打ち上げを迎えていた。
 だが、かすかに聞こえるアナウンスがどうやら別の玉名を読み上げているし、目の前で広がる花火が手元にあるプログラムと明らかに違う。そもそもこの花火はもう見ただけでどこの何花火かが分かるような各社の代表玉であるだけに、一目瞭然であったりする。

 ということで、第1弾10発が終わった時点で大慌てである。人様のプログラムを見ながら必死に書き留める(その節はありがとうございました)。
 なんとなれば、玉名を見れば、その適切絞りが大体想定できるからである。


 幸い、後半になってからであるが人様から予備のプログラムをいただくことができた(その節はありがとうございました パートⅡ)。
 最高のバースディプレゼントである(無料のプログラムであるから安い女だ・笑)

 あ、秩父夜祭は私の誕生日と重なる。もともと記念日に何かをするという風習のない家に育ったので、淡々と過ごしても感傷も何もないんだけどね。


 今年は、芸術花火用の広角レンズのほかに、ズームレンズを持ってきた。
 なので、スターマインもマシなのがいくつか撮れている。
 ①芸術玉の10号と、②そのほかの花火は、同じ羊山公園とはいえ、全く別なところで打ち上げられているのだよね。私がいるところからは①と②はものすごーく離れて見えるが、本日のメインイベント会場ではどのように見えるのであろう。
 この花火はあくまで「秩父夜祭の花火」であって、主役は夜祭の方なのよね。一番盛り上がる団子坂の上りの時に合わせて花火が打ち上がるという。そこでも見てみたいのだけれど、その場所は超レアプラチナチケットと化している。

 ということで、虹のスターマインから。スターマインの後に、思いっきり離れたところから尺が上がる。すでにレンズを交換している身には、尺は全くはみ出し者となるのでご容赦を。 


▲『あの花』スターマイン

▼虹のスターマイン・紫「晩秋の秩父時に咲く幻想の花」



▼虹のスターマイン・緑「秩父の山なみに薫る 新緑春風」



▼虹のスターマイン・紅「秩父路の 夜空を染める 深紅の花束」



▼虹のスターマイン・青「歓呼にぎわう秩父路の祭りの空に星雲のきらめき」



▼虹のスターマイン・金「秩父夜祭を飾る黄金の輝き」






 花火終了後、御旅所に向かったが、今年は立ち入り禁止解除が遅いようで入ることができなかった。ズームレンズを持ってきたのも、この御旅所突入が目的。人込みで邪魔にならないよう、わざわざ一脚まで持ってきたのだが、全く無駄になってしまった。
 最終の特急の時間が迫る中、何もできずに撤退する。
 おなかが空いたので、屋台で買ったお好み焼きにかぶりつくが、これが近年まれに見る不味さ。さらに、あんこをオーダーしたたい焼きは、割って見たらカスタードクリームというオチで終わった。


お台場レインボー花火2013

2013-12-01 19:39:00 | 花火

▲花火なんて無くっても絵になるレインボーブリッジfromお台場

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 先週、えびす講に行っている間に、初回の打ち上げがあった「お台場レインボー花火」
 ずいぶん早いじゃないか~って思ったら、東京モーターショーに合わせての前倒しとのこと。

 ということで、2回目の打ち上げに行ってきた。



▲屋形船がいっぱいで華があるなぁ


▲だが、屋形船を入れると上が切れる~


 午前中に千葉で野暮用を済ませてお台場に。千葉で初めてスシローに行ったよ。
 お台場到着は3時ちょっと前。
 当初のもくろみのアクアシティの屋上は、確かに観覧できるようにはなっていたけれど、縁に近付けないようにコーンとロープが張られていた。ここ、手すりの位置が少し高いから下の屋形船が見えないのよね(私の身長だと)。だからこそ台を持参して、植え込みに三脚を突っ込んで嵩を稼いで…って考えていたのだけれど、それもできない。
 ということでお台場を右へ行ったり左へ行ったり…。



▲あぁ、まだ上が切れる~


▲低い玉は入るんだけれどなぁ



 お台場名物クリスマスツリーをからめたらどうだろう? って言ってみたけれど、角度的にレインボーブリッジと花火が一緒に入るかが微妙な具合。ぎりぎり入るだろうけれど、離れ過ぎの感はある。東京タワーも完全に外れるしね。
 それにちょいと花火から遠い。大きな花火ではないから、それはちょっと寂しい感じになるだろう。ズームで寄せれば、夜景がフレームアウトするわけだし。

 自由の女神はどう?って思ったら、この日はどうやらライトアップしないらしい。先週の人様の画像では相変わらずな自己主張をしていただけに、これは何故? 明るすぎるってクレームでも入ったのだろうか…。



▲あ、八重芯!


▲低くても椰子は絵になる


 そのほかの何時も何人かがいるようなカメラポイントも、今年はアクアシティ側が先手を打って「ここでは花火見物できません」ってポップが置いてある。アクアシティの前のデッキのところですら、柵に近付きすぎないようにってコーン&バーで一定間隔を強制的に空けられて近寄れなくなっている。
 まぁ一般客はそれでもいいけれど、カメラマンとしてはなんともなぁ…。

 もちろん、単体で撮っても絵になる花火ではあるが、せっかく題材がたくさんあるお台場なんだからどうせなら面白いアングルで撮りたいじゃないか~ってのは、こちらのエゴではあるんだけれどね。



▲大きな斜め打ちはレインボーブリッジにかかるようでよい!


▲これは連続する2枚合成


 で、結局王道の正面デッキ上の片隅に場所を構える。今回は比較的早めに現地に入ったからここが取れたけれど、いつも激戦区である。ちなみに日中はここは鳥見&鳥撮りの人々が大砲を並べている。だからあまり早く行っても彼らの迷惑になるんだよね。程よい時間が大事である。
 とはいえ、ここに陣取ったの初めて。角度的にある程度空間を取らないと前の人のシルエットが入るのでちょいと注意が必要。
 だけどその隙間に入ってこようとする人が多いこと…。
 間か、花火が上がらなくてもレインボーブリッジと東京タワーと記念撮影できるポイントだから、入りたい気持ちは分かるけれど…。私は一瞬の撮影ぐらいなら譲ってもいいのだけれど、何もよく知らない人が三脚にコンとぶつかったりして、それで画角がずれるのをとことん嫌がるカメラマンも少ないから、どっちの気持ちも理解できる。
 場所柄、ビジターも少なくないものなぁ。
 
 ということで、夕方になってレインボーブリッジに明かりが灯って、そこからまだ2時間以上待ち時間(笑)。たった10分のためにそこまでしますか!? ハイ(笑)。
 羽田からの飛行機雲が残照に映えたり、やや暗くなってくると宵の明星がキラッキラ自己主張したりと、美しい風景が刻々と変化していく。
 ぐぐぐいっと右手にはスカイツリーもピカンピカンと光っている。

 そういえば、アイソン彗星も12月になればここで見えるのだったなぁ…。詮無いことだけど。



▲時々かわいい八方咲が上がるんだけどなぁ


▲これはよいが、好みの色ではないだけ(笑)


 東京都内とはいえ、水辺は冷える。先週の余りをリュックに入れていたのでカイロの封を一つ切る。ちょっと温かいものがあるだけで心強いものである。
 このメインと言える会場の近くで温かい飲み物でも売ってくれればいいのになぁ。2年前だったかは、ホテルがスープを売っていたような…。だがあれもあっという間に冷める紙コップで、イマイチ実力が発揮できなかった。
 せめてスタバがもっとこっち側にあればなぁ…。

 きっとゴミ問題とかいろいろな「大人の事情」で出店できないのだろうな。

 6時を過ぎると10分ごとに時計を見る(笑)。
 で、ようやく7時近くになって来たなぁって思っていたら、背後からなんだか音楽が聞こえてきて、やけに明るくなってきた。振り返ると、フジテレビ社屋が光っている。LED照明を窓に仕込んで、それをリズミカルに変化させてている。すんごく明るい。
 どくろマークはワンピースか? ハイジの音楽があったけれど、それっぽい絵柄はなかったなぁ。
 家に帰ってからこのやけに派手なイルミネーションについて調べたけれど、ひょっとしたらこれかなぁ~→GLITTER8 ~キラキラヒカル フジテレビ~
 12月13日からとあるので、そのリハーサルなのか? ちなみにお台場レインボー花火の時間は中止予定とあるから、一応気は使っているのね。

 イルミネーションが終わると花火開始2分前。ようやくである。



▲染分けは、こういう風に見えなかったんだけど、カメラマジックだな


▲レインボーブリッジが華やかだから、色物がしっくりくる


 ほぼ時報通りの打ち上げ開始。屋形船もいい感じで華やかだ。
 大きな花火が上がらないからって油断していたら、2段目からはみ出した~。下の屋形船配分が多すぎたようで…。
 あわてて修正するも、これじゃあ、ここに場所を取った意味がないのでは…(笑)。
 画角を縦にしようかと思ったけれど、たった10分の打ち上げ。アワアワしているうちに終了してしまう。それに縦だと多分幅がギリギリになるんだろうなぁ…。
 横着しないで重い広角レンズを持ってくればよかったと思っても後の祭である。

 途中で型物花火が上がったけれど、あれはクルマだったのかな。そしてステアリングらしきものも…。東京モーターショーに配慮ってことね。これって、12月にも上げるのかしら…。あとはお馴染みのハートとかもあった。



 そして、打ち上げ終了。
 周りはパパッと撤収していく。私も撤収の早い人になりたいものである。まぁ、無理だな、パッキングを小さくすることに気を使いすぎだもの。
 寒かったので、温かいラーメンを食べて少し夜景を撮る。東京タワーって8時でライトアップのカラーリング変更なのね。



▲午後8時過ぎ、東京タワーの色が変わった