針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

三四丁目の仕切り。(2)

2009-06-12 05:24:06 | 熊野さんのお祭り

 さあいよいよ、宮神輿だ。飯五の面々も最初は担がないが(基本的には)出発時は揃わないとね。おいおい、まーちゃん、青半纏どうしちゃったんさー。(何でもかみさんが大事に何処かに仕舞っちゃったんだってさ。)罰として、その分でかい声だせよなー!。 

        
 背中のヤタガラスは熊野さんから頂いたものだ。前を行く真ん中がまーちゃんだよ。

        
 飯五の青半纏、10年も着ていると、なんか風格が出てきたね。着こなしのサマになってきたぞ。

        
    「三四丁目の半纏は飯五を真似て」と言いたい所だが実は飯五が真似たのだ。
 

 最初は三四丁目町会の仕切り。野村さんの娘さんも鼻棒に入れる。隣はサブちゃんだ。三四丁目はごく小さい町会なので、当然人がいない。だから、新橋からや,本村からも助っ人を呼ぶ(お金出してね)。神輿を出すと言うことはそれだけ人力と資金力がいるのだね。お祭りを出すスタンスを保つという事はそれなりに大変なんですなね。

 野田岩の思い入れも相当なものだと言うことだ。でも神輿の片一方に寄って担いだんじゃ、神輿が傾いてしまっているぞ。

        
 次は初音町会。八百屋の森さんもこの時は恵比寿顔だ。森さんに限らず、皆いい顔だ。長年担いできただけ合ってとってもサマになってる。いいね~♪。初音町会も人が少ないので、各町会が助っ人に入る。当然町会によっては、少ない所も出てくるのだが、そこで真価が問われる。助けあうか否かで、その神社の根幹が問われるのだね。少なくとも飯五のスタンスはそうだ。

        
 飯五の青半纏は横から神輿の修正。いろいろ気を使わないとね。

        
 赤フンの小泉さんも、いい担ぎっぷりだぞ。彼は一年中何処かの神輿を担ぎにいってるんですぞ。

                

               
 ここで針もちょっと参戦ね。でもちょっとにしておかないと、飯五の仕切りの時頑張れませんからね。針は声がでかいので、声を出すと神輿が一気に揃うのですぞ。(笑)

 だから、仲間の相田君とかまーちゃんが最近それに気が付いて、大きい声を出すようになったのだ。三人でかい声を出すと、もう完璧ね。

                
 後で言いますが飯五の神輿の時は担ぎ屋さん達も手が出せない。神輿全部が飯五の半纏だし、飯五の担ぎがいいと知っているからだ。えっへん!。

                
 初音のネエチャンも飯五の半纏をとうとう脱がないでいるぞ。しかし、年々とギャラリーが増えてきたたなあ!。10年前はマンションから顔出して、すぐ窓閉めちゃったけど、最近は降りてきて、付いてくるようになったぞ。なかには手拍子を打つ人もいるくらいだ。これはとっても自慢なのね。

さあ、まだまだ続くぞ。次は飯五の神輿だ。

        

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 三・四丁目の仕切りの宮神輿。

2009-06-11 05:11:20 | 熊野さんのお祭り

 今年の宮神輿の総仕切りは三四丁目。会長は野田岩の金本さん。仕切りはのぼる君だぞ。

 去年、目の前で会長を思いっきり煽て上げたので、その気持ちの入れようは半端じゃないぞ。金魚掬い、植木屋、   

         
 なにやら雑貨のフリーマーケット、自分の所のお店(焼き鳥を売っている)も出している。

         

  猿回しも呼んでしまったぞ。エライコッチャ!。

         
 お神酒所だって、組み立て式のを特別注文して作ってしまった。

         
 それだけじゃない、お囃子やこういう人も(針は無学ですから、呼び名を知らないんだよね)。娘旅芸人って言うのかな?。

          
 でも、フラダンサー達はちょっと場違いですな!。おいおい一体どっちの方向に持って行くんだ。 
         
          
 これは流石に神主さんが一言注意だ。野田岩の親爺、イエローカード一枚だよ。大通りでフラダンスはストップとなった。神輿の出る前、別の時間にやればいいのにね。

           
 三四丁目は神輿が無いのでこれは借りてきたお神輿ですが、もう半分は町会の物のようですな。しまいには1000万もするお神輿を買ってしまうかもしれない。おお!。

         
 向島からお囃子も呼んでいる。野田岩の親爺凄い財力だ。

          

 ふと見ると、何処かでお見かけしたお顔が。そう千代の富士、現、九重親方だ。野田岩にうなぎ食べに来てたんですね。角界では小兵と呼ばれていましたが、実際に見るとどうしてどうしてやはり背が高いね。

         

 流石貫禄があります。男前だしね。雑踏の中にいると案外気が付かないもんだ。
さあ、いよいよ神輿が出るぞ~♪。           

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飯五町会の神輿、雨だった。

2009-06-10 00:00:00 | 熊野さんのお祭り


 熊野神社のお祭りは6月の第一週の金土日の3日間だ。当然梅雨時なので雨に降られる事が多い。普通、秋祭りが大半なんだろうけど、熊野さんは6月。

 中断されていたお神輿が出すようになってから、雨に降られる事がなかったが今回は雨の中の出発となった。

 江戸の大火の時に丁度、熊野さんのお祭りの時だったのだが、不幸にも雨が降らなかった。空梅雨だったんですな。それが縁起が悪いという事になったんだとか。

 だから、雨熊野とか言われていいるんですね。神主のみっちゃん、飯五の寄り合いに真っ先に何をおいても、やってくるのだが、挨拶の時に泣いちゃって、言葉が出ない。

           
       少々の雨でも飯五の神輿はでるんでい!。

 だからね、針は人が悪いので「雨熊野に泣き虫神主」と命名してしまったぞ。

 飯五の神輿は魂の入れ方が違うんだよね。だから一回担ぐと大概リピーターとなる。「和気あいあいとしてるし、ご飯も美味しいし、担ぎも綺麗で迫力がある」んだってさ。これは嬉しい言葉だね。熊野神社に向かう途中に三四丁目の御神酒所を通るのだが、野田岩ののぼるちゃんなんかは、店のものに「神輿ってーのはこう担ぐんだぞ」と言ってる始末だ。だから親父さんも必然的に、対抗意識が生まれてくる。(いい意味でね。三四丁目と飯五は兄弟分ですからね)

 ここだけの話。初音町会の娘さんが、毎年自分の所の半纏着ないで飯五のを着る始末だ。宮神輿だって、本来は初音のを着なきゃいけないのに、ずーっと飯五のを着て、飯五の神輿を担ぐ。初音は人数がいないし、去年、同級生の畳屋の白井君のお父さんが亡くなり、相棒の大島君の奥さんのお母さんも亡くなって、大黒柱が出なくなってしまったのだ。ただでさえ、少ない人数だからショボクなってしまうのは、しょうがないね。

このネエチャン、特別お神輿が好きなんだね。だから、針が大声でハッパを掛けると、思い切って頑張るんだよ。チッチャイのに、男連中、真っ青で御座る。だから、かわいくてちっちゃいネエチャンだから、「いい子いい子」ってみんなが可愛がってるんだぞ。

         

 三四丁目の野村さんの娘さんも(針のファンなんだよ、えへん!)来たくてしょうがないのだが、親に怒られて、担ぎにこれなくなってしまった。

 と、冗談はさて置いて、雨の日はちと困ったことがある。それはカメラね。今のカメラはデジタルなので、一発雨を被ると、もうおしまい。だから針のデジ1は今回はお蔵。町会の相田君のかみさんがコンパクト持っていたので、後でもらおうと言っておいてのだが、まだナシノツブテだす。まあ、来たら後からアップしましょうや。

 

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お祭りでござる。

2009-06-09 06:48:13 | 熊野さんのお祭り

 先日、飯倉公園に神様(ご先祖)の仮宿、所謂、「御神酒所」の設営をしたのだ。

当日は曇り時々雨模様。朝8時に集合したが、昨日から雨が上がって、地面も乾いている。

                   

 御神輿は熊野神社のお社の下の倉庫に納めているので、トラックで搬送してこないといんけないのだ。それはいいのだが、実はそのお神酒所と御神輿を安置すうるテントの設営がとっても大変なのだ。

 普通街中の神社なら、何処かのお家を片付けて設営するか、場所を借りて御神酒所とするので、賃貸料が発生するのだが、公園はその点は無料。区役所に届出をすれはそれでOKなのだが、その反対に仮宿の設営はちと厄介なのだね。

 毎年毎年これが、不平の種だったが、このところ諦めたのか、あまり口に出なくなったぞ。なにせ、鉄製の骨組なので重いし、背が高いからだ。でも年々、お祭りが盛大になってきたので、作業にも自然と力が入るからだ。むしろ誇りにさえなっているのだ。

                    

 てな事でいよいよお祭りで御座る。「怪我の無いよう、熊野神社の名に恥じぬように」を合言葉にお祭りは始まるのでありまする~♪。

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さあ、いよいよ宮神輿だ。

2008-06-16 21:40:35 | 熊野さんのお祭り

 今日(8日)は、いよいよ本番だぜ。でも、針は声は潰れて出ないし、体は既にガタガタ。(もう言ったか。あはは)。でも針もまだまだ若いのよ!。何とはなしに「声」が戻っている。声ががらがらだと、所謂、「ドス」が利いているので、ちょっと、あの方達っぽくなっちゃうのよね。だからと言って針は「読書人」ですからね。品位が許さない。(爆)

 今回の仕切りは初音町会。八百屋の○島君、畳屋の白○君だ。彼等は学校こそ違うが、同級生なんだよ。実は塾で一緒だったんだ。

                  

 祭りの前日まで、乗り気じゃないような事言ってたけど、ナンダナンダ、結構担ぎ手が集まったじゃん。それよりももっと吃驚なのは、今年は凄い数だ。いつもは針達も何だかんだ言って担いでいられるんだけど、今回は最初から最後まで入れなかったよ。

         

 大西の頭が顔を合わせて、「針さん、これは飯五の功績は大ですねえ」なんて言ってくれる。嬉しくなっちゃうねー。話の中でここまでくるのに10年掛かったんだってさ。神主のみっちゃん、大西の頭、飯五の面々から始まったんだ。

                   

 話しは変わって江戸の町火消しには「いろは」に始まる組がありますが、ここの所はゑ組だ。隣の芝には喧嘩で有名になった「め組」があります。実際、今も会社があるんですよ。その会合では全国から頭が集まってくるんだそうだが、やはり、江戸の町火消しが権力を持っているそうな。・・・と言う事を聞いた事があります。

          
 野田岩の親爺さん、高齢なのも何のその!。今日も最初から宮神輿を担いでいる。

 神輿はこうでなきゃー!。とっかえひっかえ元気のいいのが入ってくるんで、神輿の勢いが衰えない。どんどん、声もでかくなって、最高の盛り上がり方だ。森元の神輿なんか、人が多くて他の町会が入れない位。今回気が付いたんだけど、うちらの小さいお神輿でも、結構盛り上がるって事だ。大きいばかりが能じゃないのよね。

           
     もう神社が間近だ。そうなると終わりたくないもんで一向に進まないぞ。

 元気がいいと、担ぎ手も痛くないし、力が出る。声もでかくなる。担いでいて気持ちがいいから、毎年来るようになる。

 針達役員も担ぎ終わった若い連中には必ず「おい、とってもいい担ぎだったぞ!」「来年も頼むぞ!。」と言って褒めるのだ。今回も若いお姉ちゃんが鼻棒に入って男勝りの担ぎをしていたけど、褒めるととっても嬉しそうだ。

 多少不良っぽい奴でも褒めると目をキラキラさせて、嬉しそう。今若い連中で孤独な子が大勢いるけど、一度神輿を担ぎにこいや。世界観がかわること間違いない。

 秋葉原でとんでも無い事した奴だって、街の温かい輪にはいれば、あんな事しなかったかもしれないよ。神輿を担いだ後の顔は、もやもやが吹っ飛んだ実に清々しい顔をしている。

          
 宮司のみっちゃん、かみさんもとっても嬉しそうだ。みっちゃんは何かと飯五にくるのだ。飯五は心の拠り所となっているのだ。町会長初め、飯五の面々も各々自分の分担を心がけている。皆、率先して、役割を果たして行く。実に生き生きしているだろう?。

           
 麻布十番からも遊びにくるよ。去年は十番稲荷の神主も見学にきたのよ。危機感なのか、それとも参考にしたいのか。神輿の根本は掛け声だと気が付かないと、成功しないよね。

          
 港区議会の結城(自)、山本(民)の両議員も並んで神輿を担いでいる。こういうのを「呉越同舟」っていうんだね。井筒議員の奥様もずーっと担いでいたぞ。元気一杯だ。

 可愛い小町娘共も立派に担いでいる。下手すると男衆より担ぎ方が巧いかもね。

 あ~あ、もう今年の神輿,終わっちゃったのか~!。来年まで待ち遠しいよ。

 

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三四丁目町会の神輿。(土曜日)

2008-06-12 17:46:54 | 熊野さんのお祭り

 飯五町会と三四丁目町会とは仲良しだと書いたが、三四丁目には神輿が無い。だから、飯五の神輿を担ぎに来るのだが、当然宮神輿は飯五の神輿に三四丁目の札を付けて出すのだ。去年からうなぎの[野田岩]が町会長になったのが皮切りで、向島から芸者さん(初年度)を呼んできて浅草から鳴り物(お囃子)を用意して神輿を出すようになったのだ。

             

 去年は「赤フン」のKさんと二人で1Mしか離れてない所で、野田岩の親爺さんだと知っているのに「知らん顔」して、「こんなに提灯を飾ったり、神輿を借りてきたり、鳴り物まで出して!。」「とっても粋だねー。」「祭りを知ってる人だなあ!」等サンザンおだて上げたのさ。(爆) 当然親爺さんは舞い上がったに違いない。

 もう勢い付いて神輿も借りてこないで、買っちゃうかも知れないね。

 金曜日の午前中に一度出たらしいのだが、担ぎ手も15,6人位」だったらしく、神輿も息が合わないでギッタンバッコンしたらしい。そこで、飯五に助っ人を頼んできた訳だ。それも、針に直接だ!。「え"ー!」。

 他の面々は次の日の宮神輿の事を考えているので、いい返事が無い!。仕方無しに、針と相○君、生○君、大○君の4人が先発で出て、その後飯五のお神酒所に着たら戻りに他の面々も合流する事となった。

          
        新橋の烏森神社の神主も応援に駆けつけた。  

 さあ、出発だ。三四丁目の今回の仕切りは息子のノボル君だ。先導は浅草から頼んで来てもらった、お囃子だ。鳴り物が入ると華やかになるね。こういう神輿もいいね。

         
        ノボルよりもH子の方が、リズム感がいいぞ。

 飯五が入ってやっとの人数だ。でも神輿のいい所は、最初は少なくても、途中参加が出て来る事だ。商店街に着いた頃には、余る位になたよ。野田岩の親爺さん最初っから、鼻棒に入って担いでいるよ。もう70を超えているんじゃないのー?。

                  
        やっと、飯五のお神酒所まで到着だよ。

 「おーいノボル、チャキが合ってないぞー」。針がちょっと見本を。最初が合うがだんだんずれてくるんだね。まあ、一生懸命やっているのでいいか!。段々と慣れてくるでしょう。針は音楽を体で覚えた口ですから、リズム感がいいのよね。え?。体で覚えたって事は、楽譜が余り良くみれないのよ。(爆)

                  
        一旦担ぐと、やはり、本気になってしまうのがお神輿だ!。

                  

                
       ノボルのチャキもやっと合うようになった。でもカラオケにでも行ってリズム感を養わないければね。

        

 

 

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飯五の大祭。(金曜日) 町神輿だ。

2008-06-10 05:37:06 | 熊野さんのお祭り

 いやー、体はガタガタ声は潰れて、毎日お酒は呑みっ放し(これはいいんだけれどね(笑)。先週の木曜日、宵宮から始まって、金曜日がお神輿の日。(何故なら、人手の関係で、会社勤めの人にもきてもらわないと、出せないんだよね。)ー日曜日の宮神輿までとなる。

                      
          高張りも女性が買って出てくれるようになったよ。

 飯五のお神輿は息がピッタリ合っている、だから迫力があって他所のお神輿より見栄えがするのだ。だから、三四丁目町会の神輿好きの人が「飯五の神輿を担がせてくれ」と言って来るほどだ。三四丁目はお神輿が無い。だからリースで借りてきて担いでいる。ノムさんの所の娘さん二人も毎年自分の所の半纏を着てこないで、飯五の半纏を着て担いでいる。

                         
    ちょっと早い時間が出発なので、まだ、会社勤めの人はまだ来れない。 

 お神輿は掛け声、拍子木(チャキ)、笛なんかもそうだね、これが揃わないと神輿が「ギッタンバッコン」してしまうのだ。これは見ていてとっても見っとも無い!。綺麗に揃って息の合っているお神輿は担ぐのも楽なんだよね。タマニ威勢のいい若いのが鼻棒に入ってきても、それに惑わされないで、平然としている。

                       
    そろそろ、集まり出したぞ。保母さん達も担ぎ出した。これから、高々800m位の道のりを2時間以上掛けて練り歩くのだ。

 飯五の神輿も最初は声が低くかった。「お前らお葬式じゃあるまいし、棺桶担いでいるのか!?」って怒鳴ったもんだぜ。「何か[いい手]はないものか?」って思って、針は大体普段はとっても大人しいんだけど、掛け声になると、人一倍声がでかい!。

                    

                    

 町会の皆もこれは認めている所だ。合いの手の声をでかく入れてやると、皆も釣られて、声が揃って、神輿がピタッと揃う。チャキも合わせ易い。そう力 強いのね。

       

  最近は呼びかけたりしなくても、人が来るようになったんだよ。つまり担いでいて、「気持ちがいい」んだ。

           

 針は皆に例えでよく言う事に、皆が「神輿を出したい」「神主さんと頭を呼んできて相談しよう」と言った時が所謂[天の時]だ。飯五は都心だし、最近[地下鉄・大江戸線の赤羽橋の駅]が出来て[地の利]いい。そして何よりも大事な事、それは、[人の和]だ。

                    
           頭達も、出る時、着く時に、必ず木遣りを入れてくれるのだ。

 なんか針が得意とする三国志の劉備玄徳、諸葛亮孔明みたいだね。(爆)こらこら、一緒にするなって!。でも物事を興すにはこの三つが揃わないと兎角巧くいかないね。

                
   宮入りして、最後に揉むんだけど、なかなか終わらない。担ぎ手も「もう終わりかと、未練たっぷりだ。(爆)。

 前は、人数もショボイし、勢いもなかったので、マンションの上からしか見てなかった人が、最近は降りてくるようになった。それも後ろから付いてくるようになったんだ。(これは、最初にこうなって欲しいと思っていた)。そういう人が神輿を揉んだりする時に一緒に手拍子を打ってくれる。これがなによりも嬉しい。

 

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お神酒所の設営。

2008-06-04 21:48:06 | 熊野さんのお祭り

 日曜日にお神酒所の設営をした。このお神酒所、家の父が20年も昔に、業者に頼んで作らせた物だが、何せ骨組みが鉄なので、とても重たい。もう何とかせにゃあかん!。」と皆、ブーブーだぜ。(笑)。町会の婦人部もとってもまとまっているんだぜ。

 以前、半纏を作る時に「背中にでっかいヤタガラスを入れた半纏で、カラスを背負った姿を想像されてみて下さい。」と、おだてたら、うっとりと空を見上げていたっけ。てな訳で、婦人部もこっちが煽られるくらい頑張っている。飯五の半纏に誇りを持ったんだ。何てったって針が思いっきり唆したので、婦人部の皆さんマイ半纏を自腹で購入しましたぞね。(爆)

 誰一人遅れてくる人はいない。もう自分の持ち分配分は決まっているらしく、手際よくサッサと、こなして行くぞ!。

          

 どだいの鉄の骨組みがこれまた、重いのだ。毎年「重い重い」といってブーブー言うが、これ結構、お祭りに向かって心が一緒になってるのね。

       
 毎年磨いているせいか、だんだんと綺麗になってきましたぞね。

               
 この神輿テントの設営が大変なんだよ。今年は少し慣れたせいか少し、組み立てが早くなった。

       
 やっとテントが設営して、神輿を鎮座ましました。小さいお神輿だけど、飯五の宝物だ。金曜日までは、莚を巻いて暫く開けないので神輿の「鳳凰」を取ってしまっておくことにした。なんせ、港区役所の下水の鉄網も相当数カッパワレタ位だ。宝物の「鳳凰」取られちゃったら、とんでもないからね。最近は油断も隙もないから鍵の掛かる倉庫にしまっておいた。

               

 金曜日の夕方に神輿が出るのだが、雨が降らないで貰いたいもんだ。担ぎ手、観客とも、金曜日でしか、集まらないですからね。

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神輿についてあれこれ。

2008-05-26 05:16:47 | 熊野さんのお祭り

 神輿には大きい小さいがありますが、わが町のお神輿はチッチャイ。俗に言う「女神輿」の大きさだ。人の背の高さには最近特に差がありますが、小さいお神輿は背の高い人が主に担いでしまって、小さい人は肩を入れられない。

 うちの会社によく三社祭に行っている、通称「三つ瘤駱駝」(右の肩に2つ、左に1つ、神輿ダコがあるのでそう呼ばれています)がいましたが、その人から聞いた話。鳥越神社の千貫神輿は有名だけど、重たいお神輿のいい所は、背の高い低いは関係なくて、皆で担げる高さまで落ちてそこで止まるんだそうだ。当然背の高い人は膝を曲げないと担げないね。

        
 背の高い人が入ると、前後の人が担ぎ棒に肩が届かない。

        
 苦肉の策で鼻棒付近は小柄な人。後ろは大柄な人に担がせている

        
 頭達も、我らの気持ちに応えてくれて、神輿を出す時には「木遣り」を謡ってくれるのだ。それが今でも続けてくれているのだ。

 さっきの神輿ダコの人から聞いた話では、神輿の掛け声に「ワッショイワッショイ」と言うのと「ソイヤーソイヤー」と言うのがある。

 「ワッショイワッショイ」というのは2拍子。「ソイヤーソイヤー」と言うのは1拍子って言われているんだそうだ。と言う事は、ワッショイと言って担ぐと歩いてしまうんだそうだ。「ソイヤー」はその点、その場踏みになって前に進まない。神輿を担ぐ人も出来るだけ長い時間担いでいたいからか、そんなに早く終わっちゃったら、面白くないからか、「ソイヤー」が主流になっているんだね。

 品川の方に行くと、神輿に太鼓が付いていて、太鼓を叩いて、スタスタ練り歩くので様相がまるで違う。ソイヤーで担ぐと波を打つんで太鼓が叩けないんだね。またそちらの方は海に入るのもあるので、街中の神輿とは違うんだ。

 公園の神酒所から飯倉の「熊野さん」までは、高々、7,800m位の距離なのでワッショイって言って担ぐと、早く終わってしまう。ここの神輿もその「ソイヤー」が掛け声になっています。それでも、歩いてしまうので、鼻棒をガッチリ押えて進まなくするんだ。

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もうじき飯倉五丁目の祭りでい。

2008-05-24 06:27:28 | 熊野さんのお祭り

 我が町、飯倉は増上寺、所謂、芝に隣接していた、背景もあって、江戸時代は武家屋敷も多く、昔は、結構、羽振りのいい人が多かったみたいだ。そんな中に熊野神社があります。この熊野神社、隣に飯倉小学校が出来た時に、境内を割譲させられた手前もあって、うんと小さい神社だ。

                      
 再び、神輿を担ぎ出した頃、まだまだ担ぎ手が集まらないので、この人数がやっと。

 地理的に見ても、隣は東京タワー、芝公園なので、隣町が普通の半分しかない。人口が半分って事だ。だから、神輿を担ぐ人手も止める間際では、他所からお金出してきてもらう始末だ。

                     
 年々、若者が増えてきた。神輿は小さくても、担ぎ手の心意気が大事。

 そこにくる神主さんはいつも、見入りも少なく、現神主=宮司のみっちゃんはアルバイトに出かける始末だ。なんせ、全て半分ですからね。

 そんな神社なので、お祭りも冴えなくて、神輿も出ないようになってしまった。そう何年もね。

                               

 そんな中、針達、青年部が再び神輿を出そうと決起した訳だ。当時飯五の飲み屋さん青年部の「飯倉亭」に宮司さん呼んで、今後の展望を大いに語り明かした。熊野さんのシンボルマーク「ヤタガラス」の版木を作って半纏の背中に入れるなんて話しもした。

 飯五は神社に協力的だが他の町会特に森○町会の当時会長は山形の人で、自分の思い入れている、「案山子祭りには力を注ぐが、神社の祭りになるとまるで、乗り気なしだ。神主が来ても「お前なんぞの若僧の話しは聞く必要は無い」なんていう始末だ。当時その森元の青年部を含め飯五の面々かなり憤慨したもんだよ。

         

 当初の目標は、小さい神輿でも一生懸命、大きい声を出して、担げばだんだん人も増えてくるし、マンションの上から窓を開けて見ている人も段々と下に下りて見にくるようになるし、しまいには、後を付いてくるようになるかも知れないと言う事だった。塵も積もれば山となる。その一つ一つの心意気の集まりが、大きな力になったんだ。

 針の家の前は保育園ですが、其処の保母さん連中にも声を掛けて出て貰っている訳だが、最初はモジモジしていたけど、一旦担ぐともう離れない。飯倉公園から出てたかだか5,600m位のところを一時間半以上掛けて練る訳だが、「女は強い」、ネヲ上げないぞ。鼻棒に齧り付いて離れない。まあ、肩に入っていないんだけど。(笑)

 でも、女性に容赦のない針が「もっと、肩入れろ!」って言ったら、ちゃんと担ぐ娘(こ)も出てきたよ。(わざと言ってるんだよ(笑)

         

 去年はその森○町会が「当番町会」だったので、最後の花道(商店街)を練った時は今までにない最高の盛り上がりとなった。(「案山子祭りよりも盛り上がっているぞ」と見せ付けてやったのだ。)

                      
  うちのあんちゃんも一回は担いだが、次の時はヘタッテしまった。ギタリストは肩を痛めたらまずいんだってさ。フンッ。

 流石にその後、その町会長も手を引いて、若者連中に任せた程だ。針の穴ほどでも勢いがあれば、絶対牙城でも崩せるの例えだ。

 最近、隣の三四町会もうなぎの「野田岩」の親爺さんが町会長になったんで、提灯をふやしたり、限定でうなぎを300円で出したり向島から芸者さんを呼んできて、鳴り物付きで神輿を出したり、よその町会も張り合ってきた。

 宮司のみっちゃんも顔が晴れ晴れとしているよ。担ぎ終わった時の皆の顔は、全く以って、幸福感に満ち溢れている。去年は麻布十番稲荷の神主が見に来たほどだ。「こんな小さな神社がどうしてこんなに盛り上がっているんだろう?」と不思議に思ったに違いない。

 来週は神酒所の設営だ。その一週間後が大祭だぞ。針の爺さんも「打ち出でまする」。

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