前に、今日の天体写真はデジタルカメラになったお陰でまるきり、様相が変わってしまったお話をしましたが、カメラの改造を余儀なくされてしまった。フイルムカメラの時代は増感すれば水素領域が赤に反映されてそれなりの写真になりましたけど、でじたるになってからは、人間の肌や自然の色彩を出す為にフィルターを内蔵してあり、それが天体写真にとって致命的になってしまいました。
最近になって、内部にある「赤外線カットフィルター」を取る技術を持つ方が出てきて、主に「キャノン」のカメラで改造されて、この「赤い色」を出す事が打開されました。これは天文界にとって「福音」であった事は間違いありません。
この後、「ニコン」から、D810Aが出て「赤外線カットフィルター」を取らなくても設定だけで赤い色を出せる事になる訳ですけれども、なんせ高い!。私も此処に至ってこのカメラを購入しなければならないのか?。と観念しましたが、なんせ、こんな高級なカメラ買ってどれだけ、使いこなせるかと躊躇した訳です。
あれこれ業者さんに聞いて見ると何と浅草にある「早田カメラ」さんの技術工房「早田カメラ・ラボ」さんがニコンカメラを始めソニーその他の改造をしてくれることを聞きました。
針外しのもっている、カメラはD80。これを購入してから大分経っています。最初はこのカメラの改造と思った訳ですが、今はインターバルタイマーの時代。何枚も撮って画像を重ねるらしいので、設定によってバルブ撮影が出来るタイプを改造してもらわないと、とんでもない事になってしまいます。そこで、早田カメラさんに連絡して適したカメラを教えて貰ったら600以上がフル画像でそれ以下でもOKだという事が分かりました。
駄目なカメラはホームページに出ていますので参考にして下さい。私のD80は、インターバル用の口ではないタイプなので駄目でした。
但し、改造したら、撮影した画像が真っ赤になってしまい一般撮影は駄目になりますので、安易にやらないで下さいね。天体専用になります。やるなら安いカメラでね。
で、中古カメラ専門店で探そうかとも思いましたが、アマゾンで中古を扱っている事を思い出して、D5500を購入しました。以前はカメラボディー+5,6万で改造出来ましたが、(それもキャノンだけね)早田カメラさんではカメラボディー+3万に消費税でやって頂けるね。振込でもいいのだが、面倒なので地下鉄出た処に「雷門郵便局」がありますので、現金出して支払いです。今は便利な時代ですよね「Google Earth]で住所検索すると地上絵が簡単に見ることが出来ます。
針外しの家からは大江戸線で「大門」まで出て「都営浅草線」で浅草までくればあっという間だね。コンビニ「ポプラ」を入ればもう店舗は見えています。
喫茶店へ入るようにしてガラス戸を開けると2階へ上がる階段があります。
中に入るとこんな感じです。自分の要件を伝えてさっさと置いてきましょう。何せお忙しいですからね。
「ライカ」「ハッセルブラッド」とか古の名機が並んでいます。マニュアの方見たら涎垂らすだろうね。
この日は他所でイベントがあるとかで、店長さんしかいませんでしたが、丁寧な対応をして頂きました。
ただこのまま帰るのも何なんで、仲見世ちょっと見てみようと立ち寄りました。店出て50mも行かないうちに仲見世通りです。
行った日は、20日火曜日だというのに、凄い人、外人ばっかし。店前は立ち食い用のカウンターがあって皆そこでもぐもぐむしゃむしゃね。