針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

正立ファインダーの台座。

2018-04-26 04:52:46 | 星の話

先日、山にくる前に、東京でペンタックス望遠鏡の正立ファインダーの台座の加工をしたのだが、フィットして、尚且つ、ガッチリと付けらるかどうか試してみました。

               
ペンタックスには元々下の写真の暗視野証明付きの、ファインダーがあるのだが、上下ひっくり返る左右も逆だとどうにも面倒くさい。このファインダーの鏡筒ホールダーを使っても良いのだがアダプターさえあれば、一々組み替えなくても良いので作成した訳だ。


            
で、早速合わせてみると、これまたピッタリ!、それにもましてビス1本でガッチリ付いたちっともグラグラしません。良かった良かった。

            

            

             
これで、一つ準備するのに煩わしい工程が省けたというものだぞ。天体観測特に写真を撮るのに、手間が掛かると、何処かで失敗を犯してしまう事が多いね。

            
真っ暗の中での作業なのでシュミレーションを何回も繰り返して常態化するのが、とても重要だ。折角撮影をしても失敗しちゃ元もこもないね。大体、貧乏天体観測師はドームなんて持っていませんしね、昼間から組み立てておくのがベスト。ただ夜露の被害はあってはならない。ビニール袋掛けてヒーターを巻いておく用意も必要でっせ。
 

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ピント合わせ(2)

2018-03-26 13:25:55 | 星の話

バーティノフマスク は色々な会社から出ています。ちょっとずつ形状が違いますが、やる事は一緒。視野に写真のような、感じで画像が出ます。これ光条って言うんですて。この写真だとちょっと分かりにけど、真ん中の縦の光の線が左にずれていたり、右にズレているとピントが合っていません。3つ並んだ左は縦の線が左にズレて、右のは中心から右にずれています。真ん中の写真はピッタリと中心から光の線が出ています。

 取り付ける鏡筒によってはみ出したり、逆に足りなかったりしますが鏡筒にフィットさせる為に、スライドする留め具があります。何も、鏡筒の内側に留められないからといって、逆に外側に留めてもいいのさ。問題は鏡筒の縁に均一にピタッと付いているのが重要なんです。また、暗い処で取ったり付けたりするので、下の写真の様に筒に固定して付けて、鏡筒にそのまま筒をはめて、ピントが合ったら簡単に取り外せるのが便利です。

 

         

            



                      
                                                        

 見え方に差はありますが、原理は同じね。どれも光条がずれているとピンボケ、綺麗な形なら合焦です。これは器用な人なら作れます。金属はちょっと無理ですけど。

                         

ま、面倒臭いので買っちゃう方がいい。安いし。アマゾンでは欠品中(3月10日現在)ですがヤフオクだと即決価格で手に入れる事が出来ます。しかし近年随分と色々便利なグッズが出てきましたねえ。それだけ、天体写真を撮るのが大変だという事だね。レンズにしても天体望遠鏡にしても、直径に差がありますが、かなり適応出来ます。


               



                                  

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ピント合わせ。

2018-03-17 14:38:43 | 星の話

針外しの所有するレンズ。大半が、AFではない単焦点。Aiニッコール16mm対角魚眼、 広角、24mm、58mmノクトニッコール F1.2  Aiニッコール85M F 1.4  AFでは50mm F 180mm F  35-70mm ,35-135MM なんかがあります。何故単焦点が多いかと言うと、∞で撮る事が多く一度∞にしておけば、ピント合わせをする必要がないからです。残念ながら、今はオートフォーカスの時代。単焦点のAi ニッコールの生産は終わってしまいました。また、前玉がアポクロマートのED レンズ。これがピント合わせにチト不都合です。何故ならばこのレンズは気温差によって、レンズが収縮する為、都度ピンボケになる為です。  

                              
                 16mm対角魚眼 F2.8             24mm広角  F2.8

 最近、オークションなんか見てみると、この単焦点を探してみると、大体が出ていない。あってもこのノクトニッコールなんか見ると30~40万もします。(ブフフしめしめです)。私の友人の甥っ子がヨドバシカメラの同級生で、安く購入出来たのは良かったね。(当時155、000円定価が98、000円で手に入った)←でもちょっとしたら、何でも、シャーッターについている物品税が取り払われて、結局98、000円で買える事になりました。(トホホ)

                             

          AIニッコール58mmノクトF1.2 非球面レンズ               Aiニッコール85mmF1.4


でも、最近はズームレンズでも結構いい画像が得られるのでそう悲観することはありません。ど素人が見たって良し悪しなんか分かるはずもないしね。

                   

       180mmED AFニッコールF2.8                300mmED AFニッコール F2.8ED 

                                    
                           Af ED 50mm 1.4                                                Af ED18mm~70mm Zoom F3.5-4.5                                        Af ED35mm~135mm Zoom F3.5-4.5

これらのレンズは一般撮影用で使ってましたから、結構、雑に汚いですね。この他天体望遠鏡に直にカメラを付ける直焦点があります。今のレンズはオートフォーカスが大半ですが、明るい月なら兎も角、暗い天体に向けてオートフォーカスを使ってもピンとは合いません。あたかも、真っ白い壁にカメラを向けてもフォーカスがやたら動いて合焦しないのとおなじですね。

前のフイルムカメラの時はまだ出ていなかったと思いますが最近、こういった簡単ですけど、強力な味方が出てきました。明るい月が出ている時はそれに合わせてピント合わせすればいいですが、暗い天体ではなかなか合いません。そこででてきたのがバーティノフマスクです。

                    
    
この使い方は次回でね。

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天体写真家 吉田隆行氏のサイト

2018-03-13 19:48:12 | 星の話

3,40年も前に中断していた天体写真を再びやり始めた訳ですが、その間、天体写真の世界も大きく様変わりしていまして、まるで浦島太郎状態です。最近になって、天体写真専用のニコン810Aのようなカメラが出てきましたが、既成のカメラの「赤外線カットフィルター」を取って赤を強調する方法が出てきました。また、長時間露光で一枚の画像を撮るのではなく、インターバルタイマーで何枚か撮って、それら画像を重ねて一枚の画像にする。とまあ、色々新しい方式が出てきました。

概念は友人から教わったので概念は認識しましたが、まだまだ、よく分かりません。で色々ネット上で調べて見ると、吉田隆行さんの「天体写真の世界」を見つけました。他にも色々参考になったサイトがありますが、「天体写真の世界」は実に分かり易く書かれています。皆大事な事ばかりです。是非、天体写真を志す方はご覧になられるといいと思います。

    話はちょっと脱線しますが孫悟空が東海竜王のもとに武器を貰いに出かけた時に、冠(かんむり)、鎧(よろい)、直綴(じきとつ)、は揃ったが、肝心の武器がない。東海竜王が言うには「もううちにはこれ以上ありません。」と言った時に、孫悟空が「三軒回るよりも一件でねばれというじゃないですか!」。そこで竜王界を回って見ると爛々と光輝く如意金錮棒  を見つけました。。あはは、話が長すぎた。あっちこっち見なくても、天体の事に関しては吉田氏のサイトで事足ります。←それが言いたかったのかよ。

                                             

                            天体写真の世界       


多岐に渡って詳しく書かれているので随分と勉強になりました。しかしさすがプロですね。実に綺麗な写真撮ります。面倒臭いと思いの方は、吉田さんが撮った写真があるので購入する事が出来るので、これが一番安上がりですね。あっしだって綺麗な写真撮れるか分かりませんからね。でも、やってみたい気持ちは無くなりません。

 天体撮影では一つ厄介な問題があります。それは天気ね。春先は空気がボーっとしているし、冬は澄んで綺麗な星空ですけど、寒いし、日本は山の国ですから、昼間うんと晴れていても、寄る雲が蔓延ります。尤も11時過ぎるとやっと晴れてきますが。
意気込んでスタンバっても雨降っちゃオジャンなんですね。根性が必要になってきます。(笑)

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赤外線カットフィルターの除去(改造)

2018-03-08 15:28:21 | 星の話

今日、早田カメラさんから待望のカメラが帰ってきました。ニコンのD5500。内臓の赤外線カットフィルターの取り外しをお願いしておいたものです。右がそのフィルターです。 

                                  

実際に映像を撮ってみると、取り外さない前は左、右が取り外し後です。天空は極端な話、濃紺とか黒。後は水素領域が、赤く出ればそれでOKです。尤も、天の川なんか撮るのに、色々な色彩があるのでかえって、ノーマルで撮る方がいい場合があるかも知れませんが。暗黒星雲やわざと、街明かりなんか入れる場合があるしね。


                

ま、最初はこういった赤の出る水素領域を持った星雲星団なんかを撮ってみたいもんだ。以前、24mmの広角とか16mm対角魚眼で撮った写真も空の広さを表現出来て、まるで星空の中に自分が入れるよな気持ちになれたら、何てロマンチックだろうね。

早く、暖かくなって写真撮りたいぞう。皆さんもどう?。今はデジタルカメラの時代だから、失敗してもお金掛からないし。

          

以前紹介したポータブル赤道儀なんかあったら、好き放題、星空を自分の物に出来るぞ。北極星だって一旦その場所で設定できれば、印付けておいて方位磁石で北を指せば、次からは簡単に導入できるしね。

次回は参考文献とかウェブサイトを紹介するよ。

                                 

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アダプタ―

2018-02-26 21:22:37 | 星の話

天体望遠鏡は各社出ていますが、赤道儀が同じ会社とマッチングするケースは大概の場合ありますが、針外しの様にひねくれ者のような場合は赤道儀が高橋製作所、鏡筒がペンタックス(朝日光学)なんて取り合わせだってある訳です。今回、ペンタックスのファインダーの代わりに国際光機の正立ファインダーを載せる事だってある訳です。ペンタックスの鏡筒の台座には、国際光機の正立ファインダーは付きません。国際さんは、一方の旗頭「ヴィクセン」の鏡筒が標準になっている訳で、どうしようかと迷っていると、ペンタックスに合うアダプター(ヴィクセン製)があると言うので購入してみると確かにけいじょうは合っていますが、邪魔な部分があります。

            
             表                     裏

兎角、こういった業界は他社の形状が合わないように作られていますので、天体関係者にとって、それが凄い妨害となります。出来れば同会社のセットを買われるのを推奨します。実はファインダーもペンタックスを持っているのでその鏡筒バンドを使えば、使えない事はないんですがね。一々付け替えるのは面倒臭いんです。

裏の部分の出っ張った部分が邪魔です。これならばなんとか研磨して取り除く事が出来るかも知れません。まず、鉄ノコで電動糸ノコのライン、溝を作ります。細かい作業ではこの作業が結構重要なんですね。電動ノコ、底からも横方向からも、電ノコ入れる為に、底を汚くしたくないのでアルミの板を張り付けました。大体取り除いたら後は棒ヤスリで研磨だけです。


             
問題は、頭が皿ネジですのでその頭が、出っ張らないようにドリルで面取用のルーターで形を作りました。

            
 



            


直径15mm径の皿ネジの頭がすっぽり入り平らに収まるようになりました。後、横についている調整ネジが一部露出してしまいましたのでスペーサーを作り厚さによって干渉をカバーしました。

                

何事もあきらめない、気持ちを持つことが大事ね。何でも金で買えると思っちゃ駄目ね。ペンタックスの鏡筒が今一、流行らなかったのに、こうした共用性の無さが原因だったのかもね。レンズはいいのにね。

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早田カメラさんにカメラの改造に。

2018-02-25 19:01:50 | 星の話

前に、今日の天体写真はデジタルカメラになったお陰でまるきり、様相が変わってしまったお話をしましたが、カメラの改造を余儀なくされてしまった。フイルムカメラの時代は増感すれば水素領域が赤に反映されてそれなりの写真になりましたけど、でじたるになってからは、人間の肌や自然の色彩を出す為にフィルターを内蔵してあり、それが天体写真にとって致命的になってしまいました。

最近になって、内部にある「赤外線カットフィルター」を取る技術を持つ方が出てきて、主に「キャノン」のカメラで改造されて、この「赤い色」を出す事が打開されました。これは天文界にとって「福音」であった事は間違いありません。

この後、「ニコン」から、D810Aが出て「赤外線カットフィルター」を取らなくても設定だけで赤い色を出せる事になる訳ですけれども、なんせ高い!。私も此処に至ってこのカメラを購入しなければならないのか?。と観念しましたが、なんせ、こんな高級なカメラ買ってどれだけ、使いこなせるかと躊躇した訳です。

あれこれ業者さんに聞いて見ると何と浅草にある「早田カメラ」さんの技術工房「早田カメラ・ラボ」さんがニコンカメラを始めソニーその他の改造をしてくれることを聞きました。

                                                       

針外しのもっている、カメラはD80。これを購入してから大分経っています。最初はこのカメラの改造と思った訳ですが、今はインターバルタイマーの時代。何枚も撮って画像を重ねるらしいので、設定によってバルブ撮影が出来るタイプを改造してもらわないと、とんでもない事になってしまいます。そこで、早田カメラさんに連絡して適したカメラを教えて貰ったら600以上がフル画像でそれ以下でもOKだという事が分かりました。
駄目なカメラはホームページに出ていますので参考にして下さい。私のD80は、インターバル用の口ではないタイプなので駄目でした。

但し、改造したら、撮影した画像が真っ赤になってしまい一般撮影は駄目になりますので、安易にやらないで下さいね。天体専用になります。やるなら安いカメラでね。

で、中古カメラ専門店で探そうかとも思いましたが、アマゾンで中古を扱っている事を思い出して、D5500を購入しました。以前はカメラボディー+5,6万で改造出来ましたが、(それもキャノンだけね)早田カメラさんではカメラボディー+3万に消費税でやって頂けるね。振込でもいいのだが、面倒なので地下鉄出た処に「雷門郵便局」がありますので、現金出して支払いです。今は便利な時代ですよね「Google Earth]で住所検索すると地上絵が簡単に見ることが出来ます。


                           
針外しの家からは大江戸線で「大門」まで出て「都営浅草線」で浅草までくればあっという間だね。コンビニ「ポプラ」を入ればもう店舗は見えています。

                           

喫茶店へ入るようにしてガラス戸を開けると2階へ上がる階段があります。


                 

中に入るとこんな感じです。自分の要件を伝えてさっさと置いてきましょう。何せお忙しいですからね。


                                        
           「ライカ」「ハッセルブラッド」とか古の名機が並んでいます。マニュアの方見たら涎垂らすだろうね。

                                                             

この日は他所でイベントがあるとかで、店長さんしかいませんでしたが、丁寧な対応をして頂きました。

ただこのまま帰るのも何なんで、仲見世ちょっと見てみようと立ち寄りました。店出て50mも行かないうちに仲見世通りです。

       
行った日は、20日火曜日だというのに、凄い人、外人ばっかし。店前は立ち食い用のカウンターがあって皆そこでもぐもぐむしゃむしゃね。

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余談

2018-02-20 15:24:09 | 星の話

天体撮影で重要な事の一つ。それは野外で寒空の中で、赤道儀やデジタルカメラを駆動させるのに、例えば、赤道儀は12V、ポータブル赤道儀は1.5Vの電池4個とかを使うのだが、経験ある人はもうお分かりだと思いますけど、あっという間に消耗してしまいます。EM-200は12Vなので、車やバイクのバッテリーが使えます。また私の持っているポータブル赤道儀は6Vなので、最初から付属で付いている電池ホールダーがありますが、冬の夜では何時、動きが止まってしまうとも限らない。

 

            
            スカイメモに付属で付いている電池ホールダー。

それでアマゾンで簡単なホールダーがあったので、簡易ホールダーを作りました。スカイメモのは単二のタイプだけど、作ったのは単一×2個何故ならばEM-200用のカーバッテリーがへたった時にに直列にすれば、対処できるからだよ。

             


                     

ホームセンターで板を買ってきてビスで留めて、暗い夜でも簡単に設置できるようにしました。
備えあれば憂いなしです。

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インターバルタイマーについて。

2018-02-15 21:41:57 | 星の話

 嘗てはこのインターバルタイマーはカメラの改造と同様、キャノンのカメラ用しかなかった。カメラに関して、当時はニコンのレンズ(日本工学)が世界一を誇っていました。それ故、世間との対応が遅かった。当時、日本の一眼カメラで匹敵するのが東京光学の「トプコン」でしたでね。トプコンはポートレイト等で、温かみのある画像が撮れる為に、人気がありました。一方ニコンは解像度の高さから、ニュース等新聞記者に愛されていましたね。トプコンに比べると画像がシャープ過ぎるのか冷たいという人もいたね。

 暫くしてニコンの社員だった方が独立してキャノンを立ち上げたのですが(と聞いています)、ニコンより安価で大衆向けであったような気がします。ニコンは高価だから大事に使う。キャノンは安価な分だけ(でもないか?)ガンガン使う。そんな立ち位置ね。だからこのインターバルタイマーにおいてもニコンはなかなか開発してくれないイメージが定着したような気がします。(これは私の偏見です)

 逆にレンズで、一つ例を挙げますと、ニコンの58mm「ノクトニッコール」(夜景用)非球面レンズについて挙げますと、ニコンはレンズ自体の研磨によって、作られていますが、キャノンはそれをコーティングの厚さよって、作られたと聞いています。ニコンはこだわりが強かったのか。

夜間撮影ではディスプレイが見えないと駄目。針外しが天体から引っ込んでいる時間に、結構カメラの分野も発展したんだね。今は浦島太郎状態です。

 その為、天体写真の世界も全くといって変わってしまったぞ。で、天体写真は暗い中で、光の乏しい星雲星団を撮影するので、シャッターモードを「バルブ」(開放)で撮りますが、前にも言ったように、何枚も、同じ写真を撮って画像を重ねます。その為、撮影をスタートさせて、決まった露光時間(4分とか)を取ったらシャッターを閉じて、インターバルタイムをおいて再びバルブ撮影します。それを何回か繰り返す
訳です。で撮影で重要な働きをする、デジタルレリーズの話ね。私の持っているカメラ、ニコンのD80.この時のカメラはD2ノ口のタイプ。インターバル付きのレリーズが付きません。 


              

 もし、このD80の赤外線カットフィルターの改造頼んでいたらデジタルレリーズが使えなくて大変な事になる処でした。(冷汗)
針外しの購入したのがPhotlex 社の物、「日本語訳使用説明書あり」とあったが、英語版のしかなかった。元売りに聞いてpdfファイルをダウンロードしたらある程度把握出来たが、説明がなってない。設定の仕方がよく説明されていない。よくある話だが、こういった説明書は、製作者が、自分は分かっているからか、購入者の目線で説明出来た居ない物が大半だ。結局勘で設定が出来た。こういう時は一つ例題を挙げて、順を追って説明すれば受け手も飲み込み易いというもんだ。

 ボディーの右にある半円がスイッチね。(左はディスプレーの照明ね)すると画面の左上にあるDELAYの下にバーが表れます。設定は「00は時間なし」時間を入れたいときは上下のダイヤル(円形)で設定したら真ん中の決定を押すと設定完了です。次の露光時間はダイヤルの右を押して移行します。

Delayは、「DELAY」ではタイマー撮影を開始させてから1枚目が撮影されるまでの時間を設定できます。Longは露光時間、Intvlは撮影と撮影の間の時間、Nはインターバルの回数です。

           

 いずれも、バーを各箇所に持って行って時間を設定したら、決定を押して完了です。

スタートする時間迄ちょっと、置きたい場合は、Delayの処にバーを持って行き、時間を入れるのですが、間違っても、01なんて入れると、1時間後から撮影が始まる事になります。

折角撮影器具を組み立ててスタンバっても、やってみたら、撮影が始まらないで右往左往するなんて事になったら、何の意味もありません。このタイマーに限らずに、赤道儀、カメラ内の設定、タイマーの習熟が大事です。何回も何回も体で覚えて、流れが自然と出来るようにすることがとても大事ですね。


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星空撮影のカメラについて。

2018-02-07 20:30:53 | 星の話

嘗て、フイルムカメラ全盛の頃は、コニカのASA3500なんて感度の高いフイルムがあって、それ故、50mmレンズで15秒位の固定撮影が出来た。その後、人の顔の赤みが出過ぎるとか出ないのか忘れてしまったけど、例えば、オリオン座の赤みが出ない事になってしまいました。当時私も会社運営も今一でしたし、これも一つの天体から遠ざかる一因でしたね。当時、富士フイルムのASA感度800を使っていたような気がします。

それから、何年か経ってデジタルの時代になった訳ですが、構造がITになったお陰で、天体写真において、いい点悪い点が出てきました。デジタルも、またもや「赤みが出ない」という欠点が出てきてしまいました。

「ありゃま、もうお手上げじゃん!」って、此処で撤退する人も多かったのでは。

捨てる神あれば拾う神ありだね。此処に内蔵されている、「赤外線カットフィルター」なるものを取っ払う技術をお持ちの方の出現もありまして、天体に一縷の望み、活路が出てきました。私の中学からの友人からの受け売りですが、Canon製のカメラでの改造が出来たらしいです。

                                               

で、最近になってNikon製もそういうカメラが出てきました。ただねちょっとお高い!。ニコン製も改造するようになったのかしらね?。天体仲間の為にももう少し安価なカメラボディーを作ってくれー!。

とは言っても赤ばかりが天体ではないのでチャレンジだけは続けたいですね。

でも、此処で終わっちゃ話にならないね。行きつけのお店の「シュミット」→(趣味人)さんに駄目もとで聞いてみたら浅草にある「早田カメラ」さん、がキャノン、ニコン他、(不適合な機種はあるものの)大概の機種は格安で改造してくれる事が分かった。他にもやる会社が出ているようだ。

                            

                                        水素領域の赤い色が出ないと面白くなくなっちゃうよね。

これは、天体観測の写真愛好家にとって福音です。針外しのデジカメはニコンD80という機種で、改造は可能なのですが、レリーズでのバルブ撮影で、難があるので、これは一般撮影用で使用する事にして、アマゾンで中古カメラを入れる事にしました。赤外線かっとカットフィルターを取り除いたら、一般撮影は出来なくなりますからね。天体撮影専用になります。


                                             

で話を戻すと、今の撮影方法はバルブ撮影で、何枚も撮って(同じ写真)それを重ねる処理をするそうだ。スターイメージというソフトがそれだ。今、「No8」のバージョンが出ています。(って、まだやった事ありません)でへへ。当然バルブ撮影は変わりませんが、インターバル撮影?って言うのか、例えば、て例えば、バルブで4分撮って、シャッターが閉じたら、再び4分撮る・・これを何枚か続けて撮ることが必要になってきます。一枚一枚が「ファイル」になる訳です。

                                              

じゃんじゃん、撮っても気に入らなければ、削除すればいいし、フイルムみたいにお金かからない。それが最大の長所だ。天体写真は言い換えれば、自己満足の世界だからね、何も写真の本出す訳でもないしね。自分でいい写真撮れたと思えば取り敢えずそれでいいじゃないですか。昔のフイルムカメラだと撮り終えてラボに出して良し悪しが判別できるわけです。これが技術の習得の面で随分妨害になります。

ま、今まで述べたことが出来なければ、「机上の論」になってしまいますからね、後は習熟するだけです。現場に行って「次はなんだっけ?」なんて「右往左往」してたら、駄目そのものです。

しかし、暫く天文界から離れていたら、随分と変わってきましたなあ!。まるで「浦島太郎」状態です。

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という事で。

2018-02-01 20:43:39 | 星の話

 簡単に星空写真を撮りたいので、色々ある中で、ケンコー社製のスカイメモRSを購入しました。三脚もセットでね。車からヒョイと出してサッと写真撮れたらどんなに楽だろうね。ついでに、スポットファインダーを同架しようと思い、厚さ3mmのアルミ板を取り寄せてみました。このスポットファインダー何の倍率もないレンズで、全くの素通し。じゃー、そんなの必要ないのでは?と言われそうだけど、これが結構重要なんだね。

 例えば倍率のある双眼鏡でカシオペア座を見てみると隣の星が「どれがそうなんだろう?」って右往左往しちゃう。大概それで挫折しちゃうのさ。それに加えて、天空を見上げているのが、これが結構きついんだね。レンズから、レンズと眼視までの距離が短いけれど、そんなのだけど、とても役立つのさ。

 実際に真っ暗の中、北極星を探して極軸の中に入れるとなるとこれが結構厄介なのだ。とまあ、慣れている方だったら、「簡単だよ」って言うかもしれないけどね。でも北極星を見つける為に費やす時間を「如何に簡単にして短くするか」だ。「如何にしたら楽に星空を見れることができるか?」だね。

その為に、色々なグッズが売っていますのさ。
 一つ例を挙げると、望遠鏡に付ける「天頂プリズム」とか北極星を見つける「正立ファインダー」や「スポットファインダー」、カメラのファインダーに取り付ける「アングルファインダー」があります。これらは無くても済みますが必然的に購入せざえるを得なくなってきます。

                  

               天頂プリズム      正立ファインダー     アングルファインダー          
         


            

で、アルミ板、厚さは2mm位でもいいと思ったんですが、3mmでスポットファインダーの架台を作りました。とは言っても、四角く切り取って、穴開けるだけなんですけど。必要無くなれば簡単に取り外しすれば済むしね。

                 

 余談ですけど、三脚架台に取り付ける為に、本体に8mm×1.25ピッチのネジ山の穴が開いていますが下塗りの塗装をする時に多分ジャブ漬けするのかネジ山が塗料で埋まっちゃっていたので、針外しは自動車屋でしたので色々工具持っているのね、地下の工具箱からタップ持ってきて穴、開け直しました。(ネジ山が潰れている訳ではないので塗料取る感じね)

                     

 で出来たのがこんな感じね。カメラを直付けしていますが、実際は一枚目の写真の様に自由雲台を載せてその上にカメラを取り付けて撮影します。本当、細かい部品にお金が掛かりますね。必要だと思って買った物が全く意味のない物だったりして。だから、無理に見栄張って望遠鏡買わなくてもいいんじゃない。出来るようになったら、望遠鏡買うのがよろし。
                        

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ポータブル赤道儀をみて見る。

2018-01-31 20:10:21 | 星の話

 天体ってロマンチックに思って、すぐに望遠鏡買っちゃいます。いざ、買ってみると極軸もろくすっぽう合わせないで兎に角、アイピース買って、月 見ようと思う訳なんですけど、月見たらどんどんと視野から外れていって、追っかけるのが面倒になってきます。もうこうなると、後は、行く場所が決まってきます。「月を見て、土星(木星)見たらインテリア」って事になっちゃいます。

何十万も出して、望遠鏡買って、後は飾りの置物なんて、何とも勿体ないね。

そこで、提案なんですが、無理して望遠鏡買わないで、コンパクトな持ち運びに便利な「ポータブル赤道儀」を購入する事をお勧めします。何故かと言うと、暫くすると、天体写真を撮りたくなります。かといって、重たい赤道儀を野外に運んで望遠鏡載せて、カメラ載せてやっとの思いで写真撮ったら「ピンボケ」だった。「星が流れていた」何て事が大半です。そうなると嫌になっちゃうんですよね。

何処かの寺の坊主がお布施で、「天体ドーム」作って観測している話聞くけど、つくづく羨ましいって思いますね。で話逸れちゃったけど、今色々な「ポータブル赤道儀」がセットで売ってます。適正な三脚に載って、追加付属品も買わなくてすんじゃう。


           
ポータブル赤道儀とは言っても」「ピンキリ」です。やたら高価なものを欲しがる傾向がありますけれども、安価な物でもしっかりと、写真撮れます。それよりも、カメラかな?。ま、その話は後回しにして、何といっても、機動力が抜群です。また撮ろうという気になりますもんね。組んだまま、車に載せて、簡単に設置出来て写真を撮る事に専念出来ます。天体観測やってると、結構小物が必要になってきます。出来るだけ出費を抑えたいね。

            

天体って色々な知識が必要だね。下手すると「ギリシャ神話」なんかも知っているといいね。神話に夢を走らせて天体を見るのも味があっていいかもね。ただね、難しいデータや科学のお話は勘弁願いたい。


            

ポータブルと言うからには「簡単なものほど重宝」になるね。サッと北極星を導入して好きなお目当ての天体写真を撮る事が出来るのが最高だ。
今の写真は赤道儀で星を追尾して、バルブ撮影を連続撮影するやり方らしいのだ。4分出シャッター切って、また4分でシャッターを切る連続して4枚とか8枚とか同じ写真を撮って重ねるのだそうだ。随分変っちゃったね。

 だから、時間が勿体ない。すぐ撮影出来るのに越したことはないのだ。次回はカメラの話あれこれです。

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赤道儀点検です。

2018-01-21 20:29:58 | 星の話

三脚の三角盤も見つかったし、配線類もしっかり保存出来ていたし、あっしもなかなか、几帳面だったと感じる今日この頃。この赤道儀、12Vの電源を使います。以前にオートバイ用の小っちゃいバッテリーを買ってありましたが、かなり長い間、ほったらかしにしていたので、放電してしまった。車用の充電器があるので試してみたら、充電出来たので、テストには十分だぞ。パイロットランプも点くし、モーター駆動も大丈夫そうだ。これは望遠鏡を載せて見ないと駄目だね。確認出来ない。

一応、部品全部確認出来た。さあ、極軸望遠鏡の中を見て見るか。北極星を見つけたら、ファインダーの中心に入れて今度は極軸望遠鏡のスケールパターンの月日、時間を合わせて、αーUMiの所定の場所に北極星を入れれば、後架台に鏡筒やカメラを載せるだけです。

             

山の何処かに空がドーム型に開けている所(例えば美ヶ原ね)は探せばあるんですが、最初は我が家の裏庭や前の道路で展開するしかないね。此処は当初より木々が大きく成長して高くなってしまったのでポーラーメーターで大体合わせるしかないか。恒星から天体を探すなんて事しないで、簡単な、オリオン座の三ツ星やアンドロメダ大星雲なんかを正立ファインダーで導入する訓練をしますかね。ちなみに、素通しの何の倍率もないスポットファインダーも取り寄せました。


              
                  東経と水平を出さないと駄目ね。

東経を指標に合わせて、赤経クランプを緩めるて、水平器で水平を取ります。水平を取ると、極軸望遠鏡の視野を覗くと、スケールパターンがありますが、水平を取ると、時間の”0”が真上にきます。時間は夕方~朝までなので上半分を使います。8月の夜8時30分なら右の20時の処に外側の月を回して合わせます。(粗動)30分なら真ん中ね。これを合わせたらαーUMiの所定の処に北極星を入れれば極軸合わせ完了です。

我が家の前の敷地道路の真上は丁度天の川が走っています。天の川に沿って色んな天体がありますから、何処かに入ってくれる天体があるだろう。(あはは、何ていいかげんなんだ)

         

 天頂プリズム使って見るだけならそんなに流れないだろう。皆で天体観測するだけなら何とかなるかもね。また、正立ファインダーで星を探せば案外簡単に捉える事が出来るかもね。極軸さえ合えばもう星が逃げる事はありません。

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此処でちょっと豆知識

2018-01-15 20:52:55 | 星の話

昔、(何も恐竜が生きていた時代位昔ではありません)最初に河口湖の脇にある紅葉台(この字だったと思う)という処で雪の中で撮ったのがオリオン座の全景でした。この写真ではありません。フイルム写真でね。

オリオン座の主星と言えば「ベテルギウス」と「リゲル」だけれど、このうっすら赤く大きく輝いているベテルギウスは密度が極端に薄くて、その中をロケットで通過しても通り過ぎてしまうとあります。(記憶が定かではないのね)。

それが2,30年前の話でしたが、最近の文献見ると何と15%も収縮しているということなのです。収縮を始めたという事は、超新星爆発を起こすという事で新たな星が誕生するかも知れません。え”-オリオン座が無くなっちゃうの?」

ベテルギウスは小犬座の「プロキオン」おおいぬ座の「シリウスと」でなる「冬の大三角」です。将来無くなってしまうかと思うとちょっと淋しいですね。                                                        


                                               
                 有名な冬の大三角ね。右が「ベテルギウス」左が「プロキオン」下が「シリウス」で御座る。
                
天体写真撮ったことある人ならご存知だと思いますが、フイルム写真で露出を掛けて撮ると星雲の中で赤く映っている場所があります。

此処は水素領域で、露光時間を掛けると出てきて、赤く映ります。下の写真で、天体の色バランスの違いはありますけれど、右の写真には三ツ星の左側に半円状の薄い赤い色の輪があるのが分ると思います。これは「バーナードループ」と言って。太古の昔、超新星爆発の名残だとされています。また、写真の上部にも赤い領域があって、これでは確認できませんが、白黒写真の頃、増感するとこの赤い領域が魚の「エンゼルフィッシュ」に似ているのが確認出来ました。

    
     左の写真のように鮮明で、右の写真の様にループが表せるといいね。

また三ツ星の下にある三ツ星?には馬の頭ににた馬頭星雲があるし、「ウルトラマンの星」で有名になった「M78星雲」があります。(これは、映画の中での話でウルトラマンの星ではありませんよ。)←いちゃもん付けんなよ!。(笑)

            
        馬頭星雲とウルトラマンが此処から来たとされる、M78星雲。(だから嘘だって!)。

このように、オリオン座には色々見どころがいっぱいあります。皆さんも7倍程度の双眼鏡があったら、一度、見て見るといいかもしれません。色は出ませんけどね。馬頭は駄目ね。

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芝公園のワン友さんから聞いて作りましたぞ。

2018-01-06 09:33:55 | 星の話

天体を見るのに赤経赤緯の座標を見るのが欠かせない物だと前にも言った通りね。撮りたい天体の傍にある一等星(恒星)を見つけて其処からの、差で見つけます。その為に自分なりの早見票を作ろうと思った訳です。

メシェ天体リストは本の巻末に付属で付いていることはありますが、野外で見るのはちょっと、不適合ね。A4判でプリントアウトしたのをラミネートに入れたらさぞ使い易いかと思った次第です。

Excel使って、表作りをしていく訳ですが、肝心な赤経赤緯の数値を入れるのに、これがまたとんでもなく厄介だ。赤経は16h32m14s 赤緯は23°16”14’という風に入力するんですが、何せ、メシェ天体は101もあります。「こりゃーいちいち入れてなんかいられないぞ」という事で、誰か詳しい人いないのかね?と探してもなかなかいないもんです。

誰にでもひょいひょい声を掛ける針外し。芝公園のワン友。神輿の仲間の針外し組(本当は私の名前ね)の組員でカオリンがプロだと聞いてスッポンみたいに喰らい付いたのは言うまでもありません。

           

「セルの書式設定」からユーザー定義」で設定すると何ともこれはすこぶる簡単に入力出来ます。数字を入れるだけで16h32m14s 23°16”14’の表示で入力出来ます。会社で頻繁にExcel使っている人だと、簡単に出来るかも知れないけど、外界を断っている針外しにはちと難題ですね。

また一歩、天体撮影の道が近くなりました。

でもまだ問題が!。
                  

正立ファインダーの脚がペンタックス(朝日光学)対応ではなく、ヴィクセン対応なので、改造できるか、鏡筒ベルトを購入して取り付けるか知恵を絞らないといけないのだ。これがなかなか難儀なのだ。う~ん。

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