毎日、芝公園のプリンスホテルの中庭を通って行くんだが、その片隅にちょっと気になる木がある。葉の形はハート型に近い形(そうでもないか!。う~ん、苦しい言い回しだ。)。桂の葉っぱと形状が一緒だけど、ちょっと違う。
最初は余り気にもとめなかったんだけど、ある時、この木が部分紅葉していて、オレンジ色と朱色,紅色が同時に同じ所にあって、とっても綺麗だったのだ。
何かとってもいい感じだぞ。なんか良く表せないけど、「趣」を感じるのね。え?、「趣」って言ったら、モミジ・カエデの方があるんじゃないかって?。一般的にはそうだけどね、見方がちょっと変わるだけで、また違った趣を感じるんだぜ。
今日、植木の係りの人にお聞きしましたら、桂の系統ではないとの事らしい。和木では余り見たことがないので、洋物なのかもね。
ちらほら紅葉も始まっているみたいだ。楽しみですなあ!。
樹皮にしても綺麗な模様だ。この樹も欲しいですね。ただ、この樹が寒冷地に耐えうるかは疑問だ。
この樹に名札が付いている。「ナツハゼ」って書いてあるんだが、ネット検索してみると、「ナツハゼ」なる物はつつじ科って書いてあるぞ。
完全ハート型なら、「桂」の木だし、花ズオウとも違うみたいだし。前にも見たことはあるんですが・・・。
こんな実を付けるんだ。でも匂いを嗅いで見ると、クサッポイ。誰か知っていたら、教えてくれー!?。っと、索引を片っ端から見ていったら、偶然発見した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%BC
[ナンキンハゼ]って言うんだって。
嘗ては、日本のも自生していたらしく、種の化石も見つかっているんだってさ。ハゼと言うからには、蝋燭の原料にもなるが、煤が出るらしく、余り芳しくはないね。