職場の同僚の「まーちゃん」に以前、「何かいらないベースギター、家にない?」と言った処、一本頂きました。(箪笥なら一竿とか言うんでしょうが、ギターの場合一振りとか、どう言っていいのか分からないね。)
YAMAHAのベースで、BROAD BASS 2000という奴だ。このギター、前の所有者がピックアップを替えてあるし、上の「ナット」の4弦(Eの弦ね。)の処が、妙に削ってあるし、ジャックの差し込み口が増設して、横の処に作ってあるし、ネックは反っているかも。とほほ。
でもね、このギター、当時の「ヤマハ」の粋を集めて出来たのは間違いないのだ。特にネックはGibson Firebird7sb64と同じ「スルーネック」なんだわさ。これは当時の日本の技術からして、絶対無理だったような気がします。
ギターには ボルトオン セットネック スルーネックがあります。
「スルーネック」ヘッドから尻まで、一本の木で出来ていて、繋ぎ目がない。普通は、ネックとボディーに分かれていて、ビスで固定されて繋がっています。ネックは自然木で出来ているので、弦を張りっぱなしにしていると、当然反ってしまいます。その為に、ネックの中にはトラスロッドと言う「心棒が通っていて、其処についている。ネジを締めたり、緩めたりして、調整します。
ネックが「通し」な為に調整はとっても難しいね。
ボルト オン ネックなら、且て、直した事はありますが、スルーネックはね。
ただ、針はプロではありませんですからね、反りを計測する「やり方」を知りません。もう古いギターなので当時のピックアップなんかある訳ありませんからね、どうせならばとフェンダーベースのピックアップに交換しようと思っています。
なかなかいい素材なので、このまま、「薪」にしちゃ、あまりにも勿体ないですからね。懐は淋しいんですが、この際、スカイツリーから飛び降りる覚悟で、「ギタークラフトK-Magic」さんに、オーダーしました。
長男の「Fender USA」(ベース)を山に持って行こうとしたら、「駄目!」と言われちゃいましたからね。しょうがない。