先日春風亭昇太氏とダイアモンドユカイ氏で、「焚火の仕方」の番組がありまして、その中で「メタルマッチ」なる物があるのを見ました。以前にも何処かで見た事はあるんですが、結構面白いもんだと感じたんで手に入れましたわけ。
マグネシウムの棒を鉄片(ストライカー)とかナイフの背で「シャッ」と擦ると火花が飛んで火口(ホクチ)に火が付く、所謂「火打石」みたいな物です。
「シャッ」とやっても其処に燃えやすい物がないと火は付きません。かといって、ガソリンや灯油を持って行くんじゃ何の意味ないね。出来れば現地で調達出来る物で火を起こしたい。針の山(地獄の針山の事ではありませんよ)(笑)。には「白樺の木」が植わっていて、強風とかで枝が落ちる事が多いのですが、この白樺の樹皮がいい着火剤になるんですって。
この他、かんな屑や麻紐をほどいて団子にしてもいいし、ティッシュペーパーも良く燃えるそうです。また、綿球を作ってワセリンを浸み込ませるやり方もあります。
白樺の皮は蝋が浸み込んでいるみたいに燃えるんですって。右はコットンボール
この他にも布を黒くなるまで燃やして缶の中に閉じこめて言うなれば布の炭の火口を作るのもありました。これ群馬のランボーさんのサイトを参考にさせてもらいました。
https://www.youtube.com/watch?v=U_nuOJMECzg
世の中には「卓越した人」がいるもんですねえ。何もこんな物で火を付けなくてもマッチやライター挙句に炭起しの用の着火器なんかあるじゃないかって思うかも知れませんが、こんなもんでも「男のロマン」を感じちゃうのね。その為に野外用のナイフなんか買っちゃった訳さ。
これで木を薄く削って火口にします。ちょっと格好いいだろう?。