バス釣りとかで使う「ルアー」についているトリプルフックの大型版を思いついてアマゾンで色々調べたんですが、結局、作ってもらう事にしました。え、何に使う物かって?。山で木を伐採するには、専門の業者さんを頼むのですが、ちょっとした太めの枝を切り落とす時、ただ鋸やチェーンソーで切るとあらぬ方向に落ちて大事な植栽を痛めてしまいかねないね。
其処で木の枝に引っ掛けて、引っ張り方向を変えて上げられればと思い付いた次第ね。まるで忍者が城壁を昇る鍵フックみたいだね。
テントとかで使う「ペグ」(これ3本セットで300円くらいだった)をアールを付けて曲げて柄の方を束ねて溶接してもらった訳。これにロープを付けて、枝にこれを投げて引っ掛けて引っ張っておこうと思うのさ。で下の斜めに伸びてしまった枝を切る訳だが最初から一番下から切っては駄目なのだよ。こういう時は上の方の細い方から2回ぐらいに分けて落としていきます。
1回目は矢印の指している辺りを切っていきます。最初から切ってしまうと、重さで切り口が裂けてしまい其処から腐ってしまいかねない。これをCODIT論と言います。
図で言うと、枝の下側の1の処に鋸を入れてその上の2に鋸を入れて落とします。1に鋸を入れておくと皮とかが引っ張って,汚く裂けてしまうのを避けられます。その後、下側の本当に切りたいところを切り落とす訳です。切り口は防腐剤を塗っておきます。
実はこの樹はまっすぐに立っている方が立ち枯れしてしまって、下からひこばえが沢山出てしまっているので、ひょっとしたら全部伐採するかも知れません。