針外しは麻布六本木の元麻布警察署の裏手の坂道の途中で生まれたのだが、小学校の時は麻布小学校に通学していて、その途中に鳥勝商店がありました。少額5年生の時今の処に越してトンと記憶の彼方になっていましたが、ある時、軽井沢の旧軽の処でやはり鳥勝商店を見つけてそれが麻布鳥勝と縁があると聞きました。
軽井沢の近辺の人はパーティーかなんかあると4、5匹当たり前のように購入していくんだそうだ。
通学途中は店の裏手を通って行くのですが、毎朝、鶏を捌いているのを見て,かわいそうだと思っていましたがいざ食べてみるとそんなことはどこ吹く風だね。美味しい方が勝っていた訳だ。「人間ってなんて勝手なんだ」と思った訳です。
ま、そんな事言っていたら魚だって、端は植物だって食べられなくなっちゃうね。昔、竹村健一著「サボテンが喋った」という本の中でサボテンに電気の通電コードを近づけたら、反応を示したとあります。Vuメーターが振り切ったんだそうだ。
何はともあれ、一度食べたら病みつきこの上ないね。ビールをグビっと飲んでこいつをむしゃむしゃ食べると虜になっちゃいます。
最近はこれに似た商品があちこちで出て来たので美味しいチキンがすぐに手に入りますけど。