高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

寿都吹き出し

2005-05-01 20:16:50 | 日記
 今日は、日本海寿都湾へ吹き出す風が猛烈です。昨年の風台風で倒壊したガレージは、つい先日、リサイクル回収してもらったのでちょっと安心ですが、研修生達が住んでいる開拓ハウスはガタピシ叫んでいるそうです。ジュリエットの小屋も心配です。

 風が強まる少し前の午前中に、Oさん一行は、月越峠のミズナラの巨木に会いに行きました。一緒にいかれた女性が大感激!! 「私って、これまでの最高齢者かしら!?」 もちろんそうだと思います。雪が多かった春の堅雪なので、今も長靴で歩いてゆけます。夏は背丈を越す笹竹と潅木が行くてをはばみ、冬は深雪となります。 ゴールデンウィークの名所となりそうです。

 夕方、塩作り職人の「塩の屋」さんと日本海弁慶岬に海水を汲みにゆきました。明日、一日かけて釜炊きで塩を作るのを手伝います。 朝の火入れは 7時です。(6時を繰り下げてもらいました)
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感じる力

2005-05-01 06:40:58 | 日記
 午前中は、歌才のぶな林に皆で入りました。残雪が多くちょっとびっくりですが、春の妖精、カタクリやイチゲがちらほら咲き始めているので、変化もあり楽しい森歩きとなりました。野鳥達のペアリングのさえずりも増えています。

 午後は、「風車」寿都海岸に立つ3基の巨大な風車をテーマにT研修生の初ミニエコツアー。作開から遠望し、真下にでかけ巨大風車を見上げました。 一基で400世帯くらいまかなっているとは驚きでした。 もっと大きい5基が本年度建設される予定です。 景観からいうと、巨大構造部物は、私にとっては違和感があるのですが、エコエネルギーからいうと・・・複雑な気持ちです。

 今日の特別な出来事は・・・、
なんと言っても、野ウサギと競争したこと、北海道にはいないといわれるハヤブサ・チョウゲンボウと視線を合わせたこと、一緒にいた、7歳の女の子に、「たかぎぃが50年間で、初めてしたことを、Nちゃんは7歳でしたなんて、すごい!」と感動を伝えました。

 情報が洪水のように流れる社会の中で、何が真実なのか、自分にとって大切なものか、と選択する時、我が身の「直観力」を信じるしかないでしょう。そして、それを「洞察力」という物事の道理や心理を見抜く能力にまで高めるのです。そのためには、小さい頃から「生身」の体験をたくさんすることが大切です。直観力を高めるためには、まず、体験による 自らの「感じる力」を基礎力として身につけることが重要なのです。
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