高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

お宝その四

2007-02-20 23:35:06 | 日記
冬野菜は旨かった!!
MMCの実家に行ったのはもう薄暗い夕方。それから、お母さんと一緒に雪の下に土を掛け藁をかぶせてある野菜達を「発掘」するように掘り出しました。 キャベツ、大根、ジャガイモ。そして、むろからは、玉ねぎ、ごぼう、長い芋を頂きました。

 南の国の人達は知らないでしょが・・(北海道の都市の人も知らない?)雪の下に寝かしていた野菜たちは「甘み」が増すんですね。 これらを使って 豚汁というか、ごった煮をしました。 泊ったコテージが電磁調理器で10人前の鍋作る道具がなかったんですね・・・。 ほんとは、じっくりと直火で煮た汁物にしたかったんですが、それでも、調理人T氏のおかげで、出汁もないのに、実に実にウマイ煮物となりました。

「越冬野菜」 これ冬の北国の田舎料理の絶品です!!

今回の道東発見の4つのお宝
① 身近でアザラシと触れ合える」「紋別のとっかりセンター」
② 昭和レコードスナック「北見夕焼け祭り」
③ 職人道具のミュージアム「置戸のどま工房」
④ MMC実家をはじめとする「農家の越冬野菜達」

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秋岡生活資料館

2007-02-20 23:20:12 | 日記
朝、置戸を出発留辺蕊経由で夕方6時に黒松内着。いやあやはり道東は遠いなあ。

◆秋岡生活資料館
昨日は携帯からブログ投稿でしたので長くは書けなかったので、改めて。
昨日の夕方は実に密度の濃い置戸のフィールドワークでした。郷土資料館も興味深かったですが、それ以上にすごかったと言うか、人間が造ったものに実に久しぶりに感動したのが、故秋岡芳夫さんがという工業デザイナーが収集した物づくりの工具です。 どのくらいの数があるのだろう・・。やっとデーターベース化したと研究員の方がおっしゃってました。

すごい!! 小さなはさみだけでも、これ何に使うんだろうというような不思議な形をしたものもあれば、宮大工の道具、床屋さんの道具、時計修理の道具・・、などなどすごい数!! 「これは何だ?」と疑問に思いながらも手に取ってみると妙に手にしっくりとゆくガッチャみたいな道具・・・・それはそれは、かずかず・・・数々あるのです。 この方、オケクラフトの命名者でもあるのですが、1997年に亡くなってしまわれてます。

政府がどこだかに作った物づくりの大規模施設がありましたが、何百億もかけて・・、それで本当に物づくりの「心」を伝承されるのかと疑問に感じる人も多いでしょう。

私は、典型的な物づくりがヘタクソなヤツですが、この「どま工房」と呼ばれているミュージアムに収蔵されている道具達は、それを使っていた人達の魂が宿っているような「すごい代物」達であることが、触っただけで直感でわかりました。

だって、本当にあらゆる職人さん達が使っていた物達ばかりです。それらを見ているだけでも飽きない・・想像力が広がる。すごい道具達でした。

もったいないなあ・・・。没後もう10年。こんなお宝達が置戸に眠っていることに、ストレートに驚き、感激しました。

何を感激した・・?って

物をつくるための 道具達です。

その道具を造った人達がいることです・・。

物づくりをできない私が、物づくりの「すごさ」それは、ひいては人間の「すごさ」に触れたことです。

ちゃんと、「学芸員」をつけて 収集を続けるべきです。なんとかならんのかなあ。置戸町の・・いいや日本の「宝」をたくさん見つけました。
コメント (3)
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北見から置戸

2007-02-20 02:57:57 | 日記
敬遠していたTYインに初泊。スタッフが頑張っていて比較的好感触なり。しかしフロントは午後二時から翌九時まで同じ女性一人しかいなかった。どんなシフトなんだろう?

置戸に移動。湖を見下ろす風倒木の急斜面を登りフィールド調査。MMC合流し郷土資料館、物づくり道具を収集した土間工房へ。この収集数と種類の多さ、人間が作った道具のすごさにいたく感動した。素晴らしい!

その後MMCの実家で雪の下から冬野菜を掘り出しコテージで自炊。美味なり。

夜は男七人でT自然学校とH氏の未来をおせっかいにも大いに語った。

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