研修5日目。それぞれの企画は趣意から概要、具体的提案に移っています。
企画書の導入・キャッチ部分としての趣意を読んで、うん?どういうこと、で、その具体的内容は? と読み手に興味を持ってもらわなければなりません。そのためには、誰に向けた、誰に読んでもらいたい企画書なのか? それもはっきりさせる必要があります。
資金を出してほしい人、組織の上司・決裁者、家族など身近な人、地域や行政・・・
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20代の研修生3人が、自分達の世代と私達から団塊の世代(5~60代)との接点を求め、協働を創り出したいと企画をしています。今回の研修では、若い研修生に「世代間の交流」がテーマとして現れていることに、新鮮さを感じています。
ところが、我が世代は、それを受け止める準備ができていない。そもそも受け止める気がないのかもしれない・・。と気づかされました。
50も超えると・・大方、現役の行く末が分かるわけです。サラリーマンであれば退職金や肩書が。そして、後半の人生をどうやって行こうかと悩み始めます・・特に男は。
会社・組織社会からの卒業、新たに地域社会、市民社会への入学の時期・・・。どうやって過ごしてゆこうと・・モラトリアム期に入ってしまう人も多いです。あるいは、自分ごと、自分ごとの趣味興味ごとへ突入。
全国を歩く、キャンピングカーで回る。 大型バイクはヘルメットを脱ぐとオッサンばかり、週間組み立て系冊子の隆盛・・・
この人達に社会活動・地域活動・市民活動に参画してもらう、興味を持ってもらうためにはどうしたらいいんだろう・・と考え始めた若者が少なからずも現れていると実感しています。
俺たちの世代以上は、若者の話を「受け止める」ことがとても下手くそです。 何か言いたくなってしまう、批評、評論,裁定してしまいたくなる・・・。 でも、その基準はもはや古くなっていることが多い・・・。
相手の考えを受容する姿勢を私達の世代は養わなければならないだろうな。 若い人たちと一緒になって知恵を出しあうためには。
世代間協働