高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

一息ついてます

2013-08-12 23:01:40 | 日記

まだ、ホットはできませんが、チャレンジプログラムが終了して一息ついています。現在、32人の子ども達、海外からのボランティアと実習生7人、日本の大学生ボランティア3人、60代ボランティア2人、自然学校のスタッフ7人、合計51名が滞在者です。流星群を野宿して見ようと意気込んでいた人達も結局、疲れて寝静まっています。

 1999年に第一回の黒松内子ども長期自然体験村を開始してから早いもので夏の長期も15回目。なんの自慢にもなりませんが、この15回全て参加しているのは、私だけ。気がつけば15年もやっているんだなあ・・・月日が経つのが早いとは、まさしくこのことだ。これも毎年毎年、スタッフ達に恵まれてきたからできたのであって、だからこそ、何の自慢にもならない。

 昨日、ススキを見てしまいました。これを見ると季節は秋に向かい、冬がまたやってくると感じてしまいます。来年は16回目。その時、ススキを見たらその12月には還暦になっちまう・・・。 60歳の夏までは政泊港の岸壁から頭飛び込みをやろうと目標を立てているので、あと2回だ。 つまり、17回まではコーディネイトをしたいと考えているわけだ。

 しかし、この長期村でギックリ腰2回、昨年は脱出性ヘルニアにまでなって半年も不自由だったので、我身体は悲鳴までは行かないが、そろそろ勘弁してくれとは、言っているような気がする。

 3週間、4週間のロングプログラムのマネージメントは、子ども達の健康、トラブルの対処も必要で、2、3年だけの経験者だけでは成り立ち難いものもある。

 もちろんのこと、長期村を止めたくはないが、来年度は体制を大幅に変えないことには、私が止めたら長期村も終わっちまうことにもなりかねん。 次なる継続をめざして、3泊4日や2泊3日のキャンプを他のNPO等と協働開催も今年は試みました。1週間のリリーフディレクターも仲間から協力してもらうこともしました。

 主催型の自然体験の子ども活動だけに特化しても、自然学校のコアスタッフのお給金を維持できないし・・、自然学校の経営マネージメントをどうしてゆくかにも関連してくる・・・。 この夏の長期村を維持してゆくためには・・、やっぱり・・、学校の宿泊体験活動の営業かなあ・・・。

 虫の音を聞きつつ、ぼんやりと悩んでいる あたしです・・・。

 
 
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ぷかぷかした場所。

2013-08-12 22:05:31 | プログラム 子ども

長期村ブログ http://blog.goo.ne.jp/bunamori/にも載せましたが、いい写真なので私のブログにもアップします。

 3週間連続の子ども達を募集していた3年前までは、その最終がチャレンジプログラムでした。 前半3週間にはそれぞれ明確な目標性がありました。 1週目は子どもの性格を知ってゆく、子ども同士、スタッフと子どもの信頼関係づくり。全員で同じ場所に行き同じ活動あるいは展開活動をする。全体での1泊2日の野外泊もいれます。 第2週目はグループ活動、さまざまな活動を提示してそれに参加し、最後には希望を取り入れた1泊2日の野外宿泊を少人数でします。道具の使い方、周辺の海、山、川、森のロケーションを体験的に知ってゆきます。 そして、3週間目は子どもたちが計画を立て、それをチャレンジ性があるものに高めて実施する。
 ここまでやると、3週間目のチャレンジの達成感はとても高くなります。

 なかなか、3週間連続のお子さんが集まらなくなったので、今回はチャレンジコースとして1週間でも参加可能としました。条件としては、過去に当長期村や他のキャンプでも1週間程度を経験している人が対象でした。中には今回3週間目の子ども、2週間目の子どももいましたが、この1週間を目指して参加のお子さんもいました。それまでの関係性づくりを乗り越えて来ていない子ども達によるチャレンジでした。

 グループ分けもにわか感があり、他の2チームはチームワークの乱れもでました。 それはそれでよい体験になるのですが、やはり三週間の方がエキサイティングで達成感も高いものがあります。

 それでも、経験者揃いのこの、水上ビバークPucapuca隊は、自分たちがやりたい目標に向かって良く頑張りました。 過去の経験者でこの1週間のために来た連中が3人含む4人の男の子チームでした。なかでもKZKは、やってくる前から考えていたようです。

 本当は3艇にしたかったが、自力で川までカヌーを運ぶため2艇の双胴船を作ることにして、その上で野宿をして生活するというのです。1日目は目的地に運んで二日目は組み立てて一日中、船の上で暮らす予定でしたが、朝おきてみると、なんと、水量が減って干潟になっていたというハプニングがあり・・・(スタッフは心配していましたが・・・)、ここで諦めない連中でした。意気消沈はしたものの、スタッフのアドバイスでさらに下流1kmほど、またまたリヤカーで2往復してカヌーを移動しました!!

やっと2日目の午後に双胴カヌーテラス??を川に浮かべ、大学生スタッフ1名と暗くなるまで、水遊びに釣りにと遊んでいました。
夜も係留したカヌーテラスの上で野宿もしました。 そして、3日目は撤収の一日。炎天下の中ですべての道具を自然学校に再び2往復してリヤカーで運びました。 疲労困憊といった姿が印象的でした。

見ていても、本当に頑張っていた、とてもとても楽しそうでした。

遊ぶんだったら、ここまでして遊ぶ、そんな少年達の夏休みの3日間でした。

安全管理のディレクター ぼーぼー。 かつては小学生参加者だった、今や大学生の さすねJr ほんとうにご苦労さまでした。
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責任

2013-08-12 17:22:49 | プログラム 子ども

 担当安全管理責任ディレクターとして、サポートした 寿都鉄道の廃線跡をゆくチーム①。無事に全予定行程を踏破しました。
自然学校を出発して旧寿都駅(役場)まで歩き、そこから廃線跡を黒松内駅まで辿り、そして再び自然学校に戻どる計画です。

 前半のブッシュ帯は一部避けて、並行する一般道を辿りましたが、核心部の丸山山麓のブッシュ帯へはまともに突入して、2時間半の藪こぎを先頭になってガイドしました・・・。 地図上では間違えようのない場所ですが、猛烈な藪漕ぎに、ひさしぶりに能力・エネルギーの8割位出してルートファインディングをしたなあ。

 おかげで、私にとってもディレクターとして、子ども達によい達成感を与えることができる思い出深いチャレンジプログラムとなりました。

 みんな、よくやった! ありがとうね。

長期村ブログはこちら
http://blog.goo.ne.jp/bunamori/e/4215ed8b3b08ca565ea1fa6267bebfc4
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ゴール

2013-08-12 17:21:40 | プログラム 子ども

 カヌー2台をリヤカーで自力で片道3Km先の朱太川の静水域に往路袋、それぞれ2往復もして運んだ、Pucapca水上生活チームが自然学校に帰還。 荷物を運んで土手て1泊目をして起きてみると・・・、なんと水がひいて予定地が干潟になってしまったというハプニングを乗り越え、さらにカヌーを下流に運んだ執念をみせました。

 男の子の夏休みっていう感じだったなあ。

長期村ブログをぜひご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/bunamori/e/fe9d0a982afc87ca2edc74b0b60a515e
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寝てます

2013-08-12 09:02:27 | 黒松内・寿都

 炎天下の黒松内。とは言え、本州のように35度を超えたり40度なんてことはありません。かなり暑いなと思っても29度。30度を越えた時のあのジリジリした暑さはありません。

 馬が気持ちよさそうに昼寝をしています。
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