こんなNPOがあるんだなあ。官製ワーキングプア研究会。 http://kwpk.web.fc2.com/
自身や周りを見渡しても、この研究会の存在が納得できるような状況はあるよな。 しかし、そもそも、ワーキングプアという造語自体が私は気にくわないのですが・・・・。
もちろん、社会経済的にワーキングプアという状況に置かれている人々はいるでしょうし、いわゆる社会的弱者でもあることは現実としてありますが、年収200万円位が境界のような説明が多いようですが、田舎では年収が200万位はけっこう当たり前であると思うのですがちゃんと暮らしていますよね。 それは都会の社会経済に照らし合わせた個人の経済状態を地域条件の違いをなしに比較していると思うな。
国は年収200万位で生き暮らしてゆく価値観を認めていないようで、かの竹中平蔵さんが「貧乏人」と切り捨て、「貧乏の自由、しかし貧乏人は経済社会の足をひっぱるな」と言ったとか言わなかったかと・・・・。 現在も安倍政権の知恵袋としている人の言葉ですよ。 大臣をしたあとに労働市場を商売にしているパソナの会長におさまったお方です。国の地方創世事業も都会の価値観を押し付けるようで、私としてはなんとも違和感があります。
国は地方創世の地域戦略を地方自治体が立てるために予算しているのですが、その計画立案の受託者として大都会の地域活性コンサルタント会社が請負い、なんと、百万、千万円の税金が結局、都会に流れてゆく・・・。 どうも納得いかないなあ・・・。
地元に発想力、企画力がないのではなくて、都会の価値観、経済感で地方創世をすること自体に無理があると思うのですが・・・。