高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

日本エコツーリズムセンター

2017-03-03 15:01:08 | コラム風味

3月1-2日 エコツーリズムセンター世話人大会議 at 代々木オリンピック記念センターにて。

日本エコツーリズムセンター(通称エコセン)http://www.ecotourism-center.jp/は、2007年に全国に散らばるエコツアーガイドや自然学校経営者らがネットワークを張って立ち上がった中間支援NPOです。当初、日本エコツーリズム協会(通称JES)という団体が先に立ち上がり、ガイドもそこへ結集したのですが、旅行会社・旅行業界によるエコツアーの振興を目指した経済商品開発的なツーリズムに対して、現場側ガイドが「ちょっと違うなあ」という感じから、H大兄の呼びかけ・号令で結集したのがエコセンでした。JESには大物政治家も組みしており、この新しい現場側からの動きに対してちょっといじわる(恫喝)されたこともホントにありました。

とは言え、10年立ちました。理念的にみんなを束ね引張てきたH大兄が代表から引退し、世代がひとつしたの40代を中心にしてここ数年は運営がされて来ました。 全国に散らばる同志がひとつにまとまって事業を行うことはたやすいことではありません。 まして、これだけの全国の一線級のエコツアーの担い手が集まっていながら、旅行商品としてエコツアーをひとつにまとまって販売してゆこうというような旅行代理店的なミッションは薄く、地域に元気を与える存在としての地域主体を支援してゆこうという壮大なミッションがあるので、地域ごとの特性も異なるのでなかなか一本化した目標をもって全体のチカラで事業を推進してゆくことは、皆、本業を持っているので難しい。

しかしながら、日本の自然豊かな農山漁村地域が衰退しないような活力を育んでゆくことはミッションとして掲げ続けたいという想いは同じです。 では、これから10年のエコセンは何ができるのか、何をしたらいいのか、「地域に新たな価値を創出する中間支援」のあり方についてのアイディア出しをしました。

これはという、妙案を出すことは難しい。しかし、同じような想いをもった同志が全国にいて、それぞれがシグハグしながら地域で仕事をしていることを確認しあうだけでも、明日への活力になるものだ。

 

 

コメント (1)
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