ここのところ週に一回は地域の図書館に行って本を借りたり、そこで知った本を買い求めたりをしています。 下宿人の中学生Sが休日に図書館に勉強に行くのでその送迎がいい機会になっております。
いつものこの季節ですと、そろそろ新年度の事業や予算を具体化せんと、あれやこれや考えを巡らせて忙しくしているのですが、新年度からは自然学校の運営は現場に大きく権限委譲して、会長というか、顧問的職な立ち位置にするつもりなので、気持ちに余裕が出ているというか、まあちょっと気楽になっているせいもありますな・・。
生来、好奇心が旺盛なもんですから、ちょっと乱読気味ではありますが、アイヌ関連の新しい仕事は春からありそうなので、アイヌ関連のものもつけ刃的に読んでいますが、吉村昭さんの小説やら歴史ものなどを並行して4,5冊は枕元やらデスク脇に散らかしてその時に気分で乱読しています。
今までに教科書的に習ったこととは異なるような内容の、例えば、大化の改新で果たして蘇我氏はワル役だったのだろうか、日本書紀はかなりの史実改ざんではなかったのか、明治維新の新説等の歴史書などは難解なのですが、その難解な部分に理解しようとしないままに分け入るのもまたおかしな心地よさがあるものです・・・。
いろいろと知らぬままに歳を取ってきたのだなあとの妙な感慨もありまする・・。