寿都町は海岸沿いに巨大風車が10基ほど建っていますが、昨年来に隣町蘭越との境界の高原にさらに数基建設中です。そして、黒松内、寿都、島牧の3町村境界の峠高原地帯に20基の建設計画があり、すでにその計画の縦覧が行われており、私も樹木伐採の危惧を申し入れたところでした。
そして・・、さらにさらに、この峠建設の会社と別会社が、今度は私の住んでいる朱太川沿に新たな計画が出てきました。その会社が地元の感触を掴むためか、先日、自然学校を訪れてきました。やはり20-30基とのこと、このくらい建設しないと事業採算に合わないのだな・・。 湯別の湯のそばの渡辺農場に風況調査の器具が建っていたのですが、その会社でした。 我地は太平洋側に源流がある朱太川が直線距離20数キロ、川の長さ約40kmで日本海寿都湾に流れ込んでいます。すなわち緩やかな低地帯であり、寿都湾には、出し風と称される全国でも有名な風が南から北へと吹く地域で、隣町寿都は「風の町」と標榜しています。 てなわけで、その中流から河口地域にある我地域「作開(さっかい)」は、どうも風力発電の全国的な有望地なのです。
望むべくもないのですが、強硬に反対する意思が私の中にあるわけでもない・・。 しかし、困ったもんだ・・。
高レベル放射性廃棄物の地層処分の候補地として、文献調査は始まったし、新幹線トンネル残土から有害物質が出たわで、身近に環境問題が目白押しになってしまった・・・・。