喰うぞぉーって気合がいるよなあ。
寿都湾の定置網に入ってしまう。以前、網揚げ体験に漁船に乗船させてもらったことがあります。10人ほどの若手漁師さんが乗っているのですが、ひとつひとつの作業が連携されて見事な動きをするので、アタシなんぞは邪魔にならないように右往左往してしまったのですあ、編み上げが始まると、写真と同じサメがいっしょに揚がって来ました。 その尻尾を掴んでハンマー投げのように、まだ揚げきっていない網の外側に放り投げるのがアタシの役割となりました。
その放てきを免れて水揚げされてしまったようです。サメは蒲鉾などの加工用に出荷もされるようですが、大きくて漁師さんにはやっかいものなんでしょう。 見ため(特に目ですよね)が厳ついので(いかつい)、そのままでは店頭には並べ憎いし、サケやマス、ハマチを捌くのとはちょっと違うかもしれません。(見たことがない・・)
これを、うちのカミさんは我流で捌きます。(その現場も見ていない) 尊敬します。
おいしいかって・・???
新鮮すぎるとアンモニア臭がありますが、揚げちゃえば消えます。
これがですね、意外といける。 夜にはフライになりましたが、身がしっかりとしていて、淡白といえば淡白ですが、噛み締めるような弾力感もあって旨みがあるんですね。 北海道で魚のフライといったら、本州のようにアジではなくてホッケなのですが、 私はホッケよりおいしいと思います。