6月14日
黒松内ぶなの森自然学校スタッフ野外研修の第3回目は、洞爺湖のジオガイド体験。 認定ジオガイドのEGWさんにガイドを御願いして洞爺湖温泉の環境省ビジターセンター側の遺構公園から噴火湾側へのフットパスを歩きました。いままで歩いたことがなかった山中を歩いたので、新鮮でした。
ジオガイドも自然ガイドではありますが、いつも目の前にある自然とは異なる環境であり、それも目の前に数十年単位で刻々と変わる自然と、長く何万年もかけて変化する地勢が同時にある環境を歩くので、森自然のネイチャーガイドとは少し異質なものであると感じました。 目の前にある緑や生き物を見せるのは直接的にゲストの感性に働きかけることができますが、何千何万年の単位の変動を感じてもらうためには、基礎的な知識伝達は必要であり、また、その時間的視野をどのようい広げてあげるかは、なかなか難しいものがあるなあと感じました。
噴火湾側では、万の単位の昔に起こった有珠山の山体崩壊で海に流れ込んだ破砕流でできた小さな岬、ポンノットだったかな、案内してもらわなければわからない豊かな緑がある島(岬)にも連れて行ってもらいました。 森から見える水が淡水湖という場所は北海道にあちらこちらにありますが、ここの散策路の側の水は「海」であることが、とても新鮮でした。
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