日中市民ネットワークのファンシー(朱さん)がコーディネイトする北海道への中国一行の北海道自然学校へのツアーはコロナ禍で3年間中止になっていましたが、今年は再開。10月30日にファンシーを含めて9名が来道。
自然学校という運営に関心がある幼稚園経営者、体験も受け入れている農家、農産物を中心とした流通業の社長さん、大きな商業施設の企画運営者、WWFの職員、中国の自然学校関係者など多彩なメンバーでした。3か所を2泊ずつ滞在し、最終夜はけっこう長めなふりかえりにも時間をとったこともあってか、今までで一番思い出深い旅となりました。 黒松内ぶなの森自然学校が受入コーディネイトをしていることもあって、私とちこさん、台湾から長期研修滞在をしているぴかちゃんも全行程を同行しました。
10月30-11月2日 苫小牧の「いぶり自然学校」から始まりました。 旧NPOねおすから独立した苫小牧のNPO法人いぶり自然学校に到着。森づくりを中心に馬や羊を飼い、木工プログラムにも力を入れて、代表の上田融ワールドが展開されてきて、田舎おされな空間と時間が広がっています。 野外での食事もシカ肉、シカの心臓、名物料理の鮭の板焼きなど、「ネイチャーバトラー(執事)」を自称、さらにはブランド化したいと夢見るうえだんなの世界を堪能しました。 木を切り倒し、馬搬し、野外サウナを楽しみました。
11月2日には当地、黒松内ぶなの森自然学校へ移動。北限のぶなの森のガイド、森林療法プログラム体験など。おなじみ真理子さんとの交流ももはやプログラムだなあ。 各所自然学校のプレゼンと質疑応答時間もとるのですが、深い意見交換ができました。
最終の2泊は「どうなん自然学校プロジェクト」のツアー体験。 これまでは、牧場のパドミュゼ滞在だったのですが、道南の広域連携活動を特徴とする、ぺんちゃんとビルマのコーディネイトのエコツアーとなりました。 パドミュゼにある企業内森のようちえん「スホー」のプログラム体験。大沼公園のガイドツアーから七飯町で開催された「千の風になって」の秋川雅史さんのミニコンサートを聴いて、サイクリングにて果樹園や酒蔵を訪れ、道立の体験宿泊施設「ネイパル森」泊。 この活動には函館教育大学の観光地域づくり専攻の学生さんや数人も子どもも同行参加しました。2日目は恵山に行ったり、縄文遺跡やミュージアムを訪れてからの函館旧市街へ、観光も含めて日本式風格ある市街地のゲストハウス高田屋を貸し切り泊でした。 なかなかな盛りだくさんの二日間でした。
中国や台湾との交流は、中国人コーディネイターのファンシーや台湾人のリーハンのおかげもあって盛んになっています。 これからも中台日の交流には力をいれて続けてゆきたいものです。
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