今日は雛祭りの日ですね。
亡くなったおふくろが、嫁入りの時に持ってきたという雛人形は私のところにあったはずなんだが・・・、ここ3,4年は出していませんでした。が・・・、それらを収納していた大きな木製茶箱がどこを探してもみつかりません・・・。 何年前かにその処分を雛人形を集めているとか供養するお寺を知って、そこへ送ったような気もするが、MRKさんもそんな記憶がないという・・・。 それらの人形は古いもので母方の森澤家に代々受け継がれいた、少なくとも母が受け継いだとしても100年ものかもしれません。人形のお顔も今のように大きくなくて小さく、口元には歯もついていました。 お雛様の髪に白髪が現れて、「これは人毛を使っているんじゃあないか!?」と驚愕したこともありました。
いったいどこへいったんだぁ・・・。 不謹慎者でありまするぅ・・・。
5,6年前までは、地域の老人会「作寿会」でも雛人形を出して催事ごとをやっていたのですが、今はそれもなくなりました・・・。
その作寿会の入会規定は確か65歳だったのですが、会員数が減って来て、私は60歳の時に入会させられ?ました…。 二日ほど前に急に役員会をしたいという連絡があり、今日その会合がありました。7,8人ほどが集まりましたが、役員=全ての会員みたいな感じなのです・・。 実際は会員になっていない60代以上の地域住民もいるのですが、その人たちはリタイアしている人を含めて、なぜかかたくなに入会を拒否しています。
昨年、入会を断っていた私と同年の隣のWさんが、(私にとっては)突然会長を引き受けると入会して、活性化に意気盛んになりました。 が、今日の臨時招集は、そのWさんが健康を理由に今度は一転して止める・・・、ということでそれについての役員会として今後の会運営を含めてどうするかの意見交換の場でした。「会長をやるならやる、できない体になったらやらない!」と責任感が強い方なので、先輩の慰留説得も功を奏さず、退任を受け入れることになりました。 しかし、では誰が会長となるか‥、人数も少なく(12,3人の会員)、皆高齢なので、現実的な催事もできないし、もう存続も難しいから、「解散がいいのでは」との意見も出されて紛糾。 結果、大方は会を無くすることには反対となりました。
そして、誰を次の会長にするかで・・・、一番年下であるアタシはどうかという話し合いの流れになってしまいました。 うーん、よわったなあ・・。
25年この地域に住んできたと言えども、全てが親戚というような我が集落で、かつて「唯一の一般人」と地域の人から評されたアタシは、誰が誰の甥で、誰のところから誰に嫁にいったかなどの人間関係もわからない、会長になると町内の他の老人会との会合にでたり、広く広域的な会合にも出席しなければなりません。未だにアウェイですからそんな大役は務まらない・・・。
なのですが、次の役員会では、そんな議案が通って総会決定になりそうな流れができて戸惑うかぎりであります。
少子高齢化と社会問題はひとくくりされますが、少子少高齢化が、実際の田舎の現状だと思えたなあ・・。
で・・、どう対処するか・・・
うちの集落で今や一番の古老であるお元気なMさんを会長に私は会長代行あたりで補佐しながら運営アドバイスを頂くが落としどころかなあ・・・。
・うちに来る子ども達との地域交流会の継続
・みなさんからの聞き書きの実施
・ちょっと離れたの集落の老人会との交流
あたりを事業提案して・・・。