高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

来る人去る人の居場所

2023-08-06 17:41:38 | 来訪者

投稿がまた間が空いてしまいました。ごめんなさい。

さて、コロナ禍も収束したわけではないが、感染対策も5類とかいうインフルエンザ並みになり、世の中の動きも戻ってきました。 昨年の子どもキャンプでは、参加した子どもに濃厚接触者がいることがわかり、急遽地域の医療機関で滞在者全員の検査をしてみな陰性であることを確認したうえで解散という事態もありました。

当自然学校のこの夏はコロナ以前のように来訪者、ボランティアが戻ってきています。台湾やシンガポールからの団体受け入れや町内外の受け入れや主催事業も続き、7月からは忙しくしています。

いったい年間に何人を迎え送っているだろう。 子ども達ばかりではなくて、スタッフとして、何年ぶりかして大人になって来てくれる大学生、海外の大学生も単位実習、国際ワークキャンプの仕組みを通じたり、ワーキングホリディで来てくれる社会人も続いています。

 

「シン田舎づくり実践研究所所長」なる肩書きを勝手に作って名乗っているのですが、リピートする人が現れてきて、それを嬉しく思っています。先日、私の人生「何故にして自然体験活動を仕事にしてきたか」みたいな聞き取りインタビューを受けて、それを文章化、冊子にして頂きました。 その中で、なぜにして「黒松内に移住したのか?なぜにして黒松内に自然学校を作ったのか?」という質問がありました。

当時の仕事の中心だったNPOねおすの経営上の流れが最大の理由、国の施策支援があった、黒松内町としての事情もありましたが、私自身の内なる理由は・・・、

都会育ちのアタシはおじいちゃん、おばあちゃんが居る、いわゆる「田舎」、自然豊かな農山地という居場所を持っていなかったのです。 無いなら、自分で創ろうという、自分がその田舎の居場所になろうという気持ちが強く有り、今になったのです。

いろいろと仕事をなしてきたうえで、「ではこれからはどーしてゆきますか」なる質問があったのですが・・・、

死ぬまでここに住み暮らして、そのときど記にやってくる人を受け入れ続けたいというのが、今の願いだな。

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