高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

中国視察ツアー いぶり自然学校

2015-10-18 17:19:30 | プログラム 研修、講演等

10月18日

登別から苫小牧へ。 いぶり自然学校の森プログラムへ参加。 いぶり自然学校は、今期、別NPOとしてねおすから独立をしました。現在、目指している自然系NPOによるNPOのための「社団法人ねおす」のコア構成NPOのひとつです。 今日は、東京で「森のようちえん」を実施している親子連れ団体の研修ツアーが開催されており、それに合流する形で体験研修をしました。

スプーンづくり、削り木馬体験、薪割りなど、親子20人と一緒にわらわらと過ごしました。 お昼は地元NPOエンリットによる野外ランチ。こちらも大好評でした。

もちろん、代表の上田節の講義も空の下で開催。

各地で様ような自然体験活動を展開している拠点を見て体験視察するのは、私にとっても楽しく、嬉しいことです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国視察団、フォレスト鉱山

2015-10-17 17:15:00 | プログラム 研修、講演等

視察ツアー3箇所目の訪問地は、登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山。 ここは登別市の宿泊体験施設です。 この立ち上げ期はNPOねおすが行っていましたが、設立後の指定管理を受ける地元NPOへノウハウを移転し、稼働開始には人材も供給(ねおす籍のスタッフを退職転勤させる)もし、現在は独立した地元NPOが運営をしている施設です。

白老のアイヌ博物館を見学後予定より遅れて現地入り。 さっそく、マウンテンバイク、鉱石アクセサリーづくりのプログラム体験をしました。

 

夜は自炊。 参加者全員で、皮から作る水餃子づくり。 鉱山スタッフも交えて今夜も懇親。

充実した一日となりました。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国からの自然学校視察ツアー 大沼

2015-10-16 12:59:28 | プログラム 研修、講演等

10月16日は、大沼ふるさとの森自然学校、流山牧場。 ねおすを一緒に立ち上げた宮本英樹が中心となり、JR北海道が流山温泉としてサービス事業を展開していた一帯(バブルな景気のいい時代にゴルフリゾート用地と計画していた)の利活用の提案で当外地を関わりを持ち始めたのは、もう10年以上前か・・・。 JR北海道と協働にてNPO大沼ふるさとの森自然学校を設立したが、次の段階として牧場経営を始め、それが、新幹線開業に合わせて、北海道へのゲートウエイ施設とするような、「開拓・懐かしい未来」をテーマとし、さらに新しい会社を設立し、、体験型ミーミュジアム化を目ざして邁進しています。

事業については、JRを退職して、この事業の専従スタッフとなったOさんから概要説明を受けました。 その後は、馬搬活動を体験。

焚き火を囲んで過ごす時間もとても大切なプログラムです。 私たちはこの時間取りを「深化時間」と読んでいます。 体験したことを心に落としてゆくための参加者同士、スタッフと過ごすゆったりとした時間です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中国からの自然学校視察ツアー 黒松内

2015-10-15 17:39:48 | プログラム 研修、講演等

昨年に引き続き、中国大陸からねおすの北海道各地の自然学校の視察団がやってきました。 総勢14名。 ネイチャーガイド、すでに経営をしている人、これから始めたい人、教育型農場と自然教育をつなげたい農場主、、自然保護区のレンジャーなど・・・、昨年は学校の先生が多かったのですが、今年は民間人を中心に多彩です。

黒松内ぶなの森自然学校で2泊、大沼ふるさとの森自然学校・流山牧場で一泊、登別フォレスト鉱山で一泊、いぶり自然学校、そして大雪山自然学校と回る6泊7日の視察体験ツアーです。 私も今の各現場を回れるのでとても楽しみです。

まずは、当地、黒松内に10月14、15日と2泊滞在からスタートです。 森のガイドと寿都方面のミニエコツアーを体験してもらいました。 レクチャーはねおす全体の説明やぶな森の活動を紹介。 夜の懇親会は、多少、お酒を飲む人たちなので、いろいろと中国国内のことも含め意見交換が進みます。 現在中国では、JICAの補助を頂いて、全国各地で自然学校のネットワーキング会議を開催しており、急速に中国国内の自然体験型環境教育を実践する団体・個人が広がっています。 

報道で接する中国社会はステレオタイプであつ一方方向からしか見ていません。 中国草の根市民社会は、自然環境分野のみならず、日本のNPO活動のようにさまざまな分野で広がっています。自然・環境に対しても私たちと同じ思いをもって活動する人々が大勢います。人口比から言えば、日本の14倍はいるといってもさしつかえないとも感じています。 中国は大国です。世界に与える影響も多大です。環境や自然保護保全に一般国民が関心を高めることが、中国の環境問題を解決してゆく土台となります。 しかし、 国家体制が異なるので、従事する人々は、ややもするとと、言うよりか、ほんとうに日本のNPO活動よりも身体を張っているという真剣さが感じられます。

この1週間の視察ツアーは、ねおす、あるいはねおすから派生した各現場を見て回れるので、私にとってもとても楽しみです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の40kmウォーク

2015-10-12 09:50:44 | 日記




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョージアツーリズム意見交換会

2015-10-09 15:15:37 | 日記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

停電中

2015-10-08 21:42:36 | 日記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョージアからの来訪

2015-10-08 21:41:50 | 日記
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋晴れ

2015-10-07 14:35:07 | 日記

こういうのを秋晴れというのだろうなあ。この夏は、主催プログラム、受け入れ事業が続いていたが、天気が崩れる日が活動の合間となるラッキーシーズンでしたが、ついにここへ来て、天気と歩調が合わなくなりそうです。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朱太川改修

2015-10-07 14:34:21 | 主義・主張

 黒松内の静狩の分水嶺を源流とし寿都湾に流れ込む朱太川水系河川整備計画の検討委員会のメンバーの一員として第1回の検討会に出席して来ました。 朱太川の下流部分はすでに治水工事が完了しており、本流の堤防内の両岸掘削が行われ、本流に並行して2本の水路が作られています。今後、黒松内町域の中流部に工事が進みますが、本町では「生物多様性地域戦略」を策定しており、慎重な工事を求めて、ここ1年余りは、工事伸張がされず凍結状態でおりました。昨年、「川づくり検討委員会」なるものが開催されていましたが、その答申をもって、当該行政である北海道小樽建設管理部が、「朱太川水系河川整備計画(案)」を策定提示しています。その検討委員会です。

すでに河川整備の計画があるからして、下流部の工事が進められたわけですが、平成9年に河川法が改正され、治水利水に加えて環境に配慮された河川整備が必須となりました。 新たな計画案を策定するための「川づくり検討委員会」が開催され提言書をまとめたうえで、計画案が作られたこと自体もこれまでになかったことだと思います。 さらに、画期的なことは、この計画案は、一気に中流部の改修を進めていくのではなく、区間を決めて改修による環境の変化をモニタリング・検証し、その上でその上流部の工事を考えてゆこうという計画であるという点だと私は思っています。

異常気象が続く昨今ですから、治水対策は必要で、過去の氾濫や増水を考慮して、今以上のある一定の流量が確保できる河川改修は避けられないでしょう。しかし、一方では貴重な自然を壊す行為でもあります。 鮎や鮭の産卵床やカワシンジュガイの群生も確認され、河川淡水魚も「いるべき場所に生息している日本でも数少ない貴重な川」と東大の鷲谷研究室が調査結果を出した自然豊かな川です。 工事はその自然環境を破壊することは容易に想像できます。 これまでも他の工事時期と重なって鮭の遡上や鮎の漁獲が減った事実もあります。川幅を広げることは増水時の流量は増やしますが、通常時の流速を遅くすることにもなります。これは孵化後2日間(だったかな?とにかく短時間)で海に達しないと栄養補給ができない鮎の生息にとっては致命的でもあります。 そのような治水工事と自然保護保全の両者対立するような価値観の矛盾がある中で、工事影響のモニタリングと検証を行いつつ将来の工事のあり方を考えるという方針なのです。 

まるで、パンドラの箱を開けるような計画。 

それを工事主体の行政から出してきたこと自体がかつては考えられないような画期的なことだと私は思っています。  しかし、現計画案には、モニタリングを実施するとはありますが、その具体的方策にはほとんど触れていません。

整備計画の中に書き込むべき内容はこれも法律で定められているのでしょうから、もしかすると書き込む必要がないことなのかもしれません。 次の段階で具体策を練ればいいのかもしれません。しかし、これは整備計画です。具体計画の基本となるものです。この計画は、環境保全と治水のバランスを取るための新しい手法開拓ともなり、計画書全体の「きも」になる部分で、これからの全国の河川改修にも影響を与えるものだと考えます。

担当事務局としては、前例がないことですから、たいへんご苦労な難しい仕事でしょうが、ぜひともより具体的に書き込んでほしいものです。 

第2回目の検討委員会は、予定では11月でしたが、これらの委員からの要望にも応えるべく、開催はなんとか年内にと変更されました。

 

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする