不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

アイヌ文化交流の思い出 その2~ アイヌ舞踊

2020-02-10 17:45:06 | コラム風味

札幌市主催だったのだろうか、アイヌ舞踊の講習会(ワークショップ)があるというので参加したことがありました。 札幌のウタリ協会(今は、再びアイヌ協会と称している)所属の女性(確か、分てフチのTKUさん)が指導してくださった。参加者は10名位であっただろうか。  

バッタの輪踊りだった。 ハイエー、ハイエーと両腕を身体に平行に直角に追って身をかがめ、バッタの脚のように前後に振り、その度に足を前に力強く床を踏みしめて前進し、チェコロシワ キー!!と言いながら身体を起こす所作だった。 アイヌ語の合せ唄の歌詞はもう少しあったと思うが覚えていない・・・。 TKUさんがカタカナでホワイトボードにその歌詞を書いてくれました・・、

すると・・、(とうぜんのように)、参加者から「それは日本語でどういう意味ですか」という質問がでました。  TKUさんはちょっと間をおいてから、困ったような、でも慈愛のある微笑みを浮かべて・・、言いました・・

「ごめんなさい、私はこの意味がわからないのです・・。それは皆さん和人の祖先が私たちが自分の言葉を使わないようにした長い歴史があったから、言葉の意味を繋いでこれなかったんですよ・・・。」

一瞬、その言葉に場が固まった・・・。 「でもね・・・、」とTKUさんはまた間をおいてから続けて言いました・・。

「でもね、今、私の娘がアイヌ語の勉強を始めたんですよ。 だからね・・、娘がこのアイヌ語の日本語訳を調べて・・、みなさんのお孫さんくらいにはお伝えできると思うのです・・・」

あ~~~、アイヌ民族はこういった悠久の時間の流れの中の精神世界で生きているんだなあ・・・と、実感をもってわかった瞬間でもありました。

この2,3年後だったでしょうか・・、千歳アイヌのフチをゲストに自然体験活動の全国大会が小樽で開催されたおりに、参加者の全国のオッサン等男衆100人近くでのこのバッタの輪踊りをしたことがあった。 この踊り自体が男踊りで、ごとの対抗もあったような話も聞いた。  「元気ないよ~!!、 もっと力強く手を振り、脚を踏みしめてぇ!!」とフチから激が飛び、

ドスドスドスと進み、チロコワシキー!と叫んだ。

仲間と共に、まわりの環境とも一体化したように感じた。この時は室内だったが、 トランス状態になるまで野外でやってみたいなあ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然遊びのススメ~冬の夜明け

2020-02-10 17:34:25 | コラム風味

[発行日]=2001年1月24日 道新夕刊コラムの改編投稿

[見出し]

 冬の夜明け 気分爽快 高木晴光(自然遊びのすすめ) /北海道

 まだ薄暗い大気の中を走る車内は静かだった。夜明けの冷たい窓の外に比べ、ここは暖かな平和な朝の列車の中。曇った冷たいガラス窓をふくと、前方の空がほんの少し色づいていた。日の出だ。時計をみるとまだ七時過ぎ。意外と水平な広がりのある大地が札幌の郊外にもあるもんだなあと改めて感じ、北海道の大きな朝の空を見つめ始めた。

 山の頂からご来光を拝む時は、まだかまだかと待つものだが、今朝はグッドタイミングだけが待っていた。お日様が昇ってくるらしき部分が、少しずつ橙々(だいだい)色を濃くしてくる。そして、空の麓(ふもと)の一点だけが鮮烈に輝き、オレンジの閃光(せんこう)が放たれる。みるみるうちに点が大きくなり、線香花火の「火の玉色」。でも、とてつもなく巨大なお日様が現れた。みごとで美しい風景だ。今日が始まる! ところが、車内の乗客は、誰(だれ)一人として見てはいないようだ。もったいないなあ。

 ご来光を拝み、爽快(そうかい)な気分を味わう体験をもった人は多いだろう。それは、夜明けの新鮮なエネルギーに触れたからだ。そして、「爽快な気分」こそが、そのエネルギーを自らの体に蓄えることができた証拠なのだ。

 ところが、最近「日の出を見た」体験をもつ人すら減ってきている。(大学生のアンケートで半数近くが「見たことがない」という回答もある)夜明け体験をするのには今が絶好の時期だ。夏なら四時でも、今は朝七時ちょっと前に起きればいいのだ。

 その翌日は、夜明け前から、露天ぶろ。日の出時刻よりちょっとだけ早いひととき、空は落ちつきのある青空になることに気がついた。静かで豊潤なエネルギーの満ちあふれる朝を裸で過ごした。感謝。

 (北海道自然体験学校NEOS 高木晴光)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと見つけた!

2020-02-10 17:19:18 | 日記

本日は、室蘭の病院へ眼科検診へ。 年末(年始)に転倒して目のしたをしたたか打ちつけた経過検診です。 バトミントンの桃田賢斗選手と同じ右眼窩(がんか)骨折であります。彼のように二重に見えたりしないので視力は大丈夫ですが、CT撮影をしてみると骨の形成があまり進んでいないので、もうひと月ほど経過を見た上で形成外科の診断を仰ぐことになりそうです・・・。

そんな往復がここのところあるので、途中の伊達を通過するたびに探していたお店がやっと見つけたのですが……、 冬期休業中でした。 残念。

「駄菓子屋カフェ れん」でした・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乱読気味?

2020-02-09 14:14:23 | 日記

ここのところ週に一回は地域の図書館に行って本を借りたり、そこで知った本を買い求めたりをしています。 下宿人の中学生Sが休日に図書館に勉強に行くのでその送迎がいい機会になっております。

いつものこの季節ですと、そろそろ新年度の事業や予算を具体化せんと、あれやこれや考えを巡らせて忙しくしているのですが、新年度からは自然学校の運営は現場に大きく権限委譲して、会長というか、顧問的職な立ち位置にするつもりなので、気持ちに余裕が出ているというか、まあちょっと気楽になっているせいもありますな・・。

生来、好奇心が旺盛なもんですから、ちょっと乱読気味ではありますが、アイヌ関連の新しい仕事は春からありそうなので、アイヌ関連のものもつけ刃的に読んでいますが、吉村昭さんの小説やら歴史ものなどを並行して4,5冊は枕元やらデスク脇に散らかしてその時に気分で乱読しています。

今までに教科書的に習ったこととは異なるような内容の、例えば、大化の改新で果たして蘇我氏はワル役だったのだろうか、日本書紀はかなりの史実改ざんではなかったのか、明治維新の新説等の歴史書などは難解なのですが、その難解な部分に理解しようとしないままに分け入るのもまたおかしな心地よさがあるものです・・・。

いろいろと知らぬままに歳を取ってきたのだなあとの妙な感慨もありまする・・。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化交流の思い出 その1 ヤイユーカラの会

2020-02-05 15:03:39 | コラム風味

平取町の事業、21世紀アイヌ文化の森プロジェクトに関わりそうな2020です。2月下旬の同町で開催されるシンポジウムで私のライフワークである自然体験型環境教育の立ち位置から発言の機会を頂いているのですが、何をお話していいやら皆目検討が、まだつきかねているのが正直なところです。

なので・・、 これまでにアイヌとお付き合いさせていただいた思い出を綴りながら、自分の中にある「思い」を整理する機会としたいと思います・・。

思い出を掘り返してみると・・、一番はじめは・・。

札幌にあったヤイユーカラの会でした。アイヌ生活文化を研究されていた和人の計良さんが主催されていた会でした。北海道自然体験学校NEOSを立ち上げたころで、設立者の仲間であったH宮本さんがお付き合いを始めたのだったと思います。私もアイヌ関連書籍が図書館のように詰まった棚に囲まれた計良さんの御自宅にもお邪魔させて頂いたことがあります。

アイヌ文化を紹介してくださる講座をしていただいたり、春は山菜採り、シカ猟の勢子のお手伝いやらもしました。それまで、北海道にはすでに20年ばかりは住んでいましたが、観光地としての白老を訪れた位で特段にアイヌに関心を持つことはなかったのですが、計良さんとの出会いがアイヌ文化に私を近づけてくれました。 計良さんからのお話で一番印象の残っているのが、アイヌの季節感についてです。 それは・・、

アイヌは、基本的に夏と冬しか季節感を持っていない。季節を表す明確な単語は「夏」と「冬」しかないという話でした。

初秋は「夏の終わり」、晩秋は「冬のはじまり」、早春は「冬の終わり」、初夏は「夏の始まり」

その後、阿寒のアイヌに、いや、春夏秋冬、それぞれ表す単語はあるよとも聞きましたし、文献を自分なりに調べたこともないのですが、アイヌの住む地域や集落によって違うのかもしれません・・・。

でも、北海道の自然の中で暮らしていると、その方が何かしっくりと感じますし、私自身もそんな季節感で今を過ごしています。 この冬は暖冬と言っていいのか、ともかくも雪が少なく、見える風景的には、春先のような雪具合なのですが、それでも、今は、「冬」だなあと感じている私です。

              

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お誕生会

2020-02-05 14:51:34 | 日記
連れのMRKさんのお誕生日会でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然体験活動フォーラム 今年は・・

2020-02-04 14:47:02 | お知らせ
過去2年間、<wbr />国立大雪青少年交流の家を会場に自然体験活動推進のフォーラムを開催してきましたCONE北海道フォーラムですが、<wbr />今年は日本環境教育学会北海道支部との共催で、
2020年3月7-8日(土日)の日程で札幌にて開催します。

日本環境教育学会北海道支部で毎年開催されている
研究大会を、今年はえぞCONEと合同で行います。

コラボレーションということで、環境教育の実践者・研究者・<wbr />学生・興味のある方々など、
様々な角度から環境教育に携わる人達で集まる、<wbr />北海道では初の試みとなります。

今年はアクセスの良い札幌開催ということで、
全日程でのご参加はもちろん、日帰り・途中から・途中まで…
みなさまのご都合に合わせたスタイルでご参加いただけます。

お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください!
お申込みはこちらから→https://www.<wbr />ezocone.com/application/

また、3月8日第二部の研究発表大会での、
実践活動および研究の報告発表者も募集中です。
普段のみなさまの活動を、<wbr />会場に集う様々な立場の方々と共有してみませんか?
パワーポイントや写真・ポスター、既にお持ちの、
活動の様子が伝わるものをご使用いただけます。
詳細はこちらから→https://www.ezocone.<wbr />com/presentation/

----<wbr />日本環境教育学会北海道支部研究大会xえぞCONEフォーラム-<wbr />-----

日時:2020年3月7日(土)第一部 10:00~17:00
                3月8日(日)第二部 9:00~17/00
         ※発表件数の関係により時間が変更となる場合があります
会場:北海道教育大学札幌駅前サテライト (Sapporo44 4階)
   JR札幌駅徒歩2分 紀伊國屋書店札幌本店同ビル
対象:「北海道」「環境教育」<wbr />というキーワードにピンとくる実践者・研究者・学生・<wbr />興味のある方
参加費:無料(懇親会ご参加の方は別途会費をいただきます)
共催:日本環境教育学会北海道支部・<wbr />北海道教育大学釧路校ESD推進センター・<wbr />北海道環境教育研究会・北海道自然体験活動推進協議会(<wbr />えぞCONE)
お申込: https://www.ezocone.com/<wbr />application/
お問い合わせ:
  ホームページ https://www.ezocone.com または 「えぞCONE」で検索
  メール   cone.hkd@gmail.com

詳細は、<wbr />ホームページまたは添付のチラシにてご確認ください。
 
--
ーーーーーーーー
自然体験活動フォーラム in  札幌 2019  
実行委員会
080-4143-3110 (事務局:大類)
 
 
 
添付ファイル エリア
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分

2020-02-04 12:47:50 | 日記

2/3黒松内の児童館の放課後活動の豆まきで鬼役で,おがっち、滞在中のアメリカ人ウィンストンと参上しました。(私は右仮面)

幼児ではなくて学童・小学生なので、中途半端に臨んだらやられてしまうと思い、本気の参戦?でした。 しかし、意外やへなちょこで、必死で殻つきピーナッツ(北海道では煎り大豆ではなくて、これが一般的)を投げつけて逃げ回るだけの阿鼻叫喚な場となってしまった・・・。

始まる前の児童館の先生のお話・・・、「鬼はぁ 外!」は

自分の中の鬼を退治するんだよ・・、 怠けたい気持ち、勇気が出せない気持ち、誰かをいじめようとする時、そんな時に自分のなかにいるオニを退治するんだよ・・・。

へぇ~、そういう意味合いもあるんだあ!と、この歳になって知ったのでした。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイヌ文化……、

2020-02-03 13:15:41 | 日記

2月下旬に平取町で開催予定のアイヌ関係のシンポジウムで、自然体験型環境教育の観点からの発言機会をもらいました。 昨年秋に台湾の先住民関係のフォーラムに招かれた時に、平取町のアイヌ文化振興担当の方やアイヌ協会の副理事長さんも同行したことが縁となりました。

台湾の先住民族が生活をするイオル集落にも行ったのですが、その観光観光し過ぎていない空気感が素敵でした。 白老でもアイヌ共生空間、国立のアイヌ博物館ウポポイの整備がされていた、この初夏にオープーンされるようですが、来場者100万人目標という観光資源かが進められていますが、観光資源化が際立っていてはだめだろう・・・。

とはいうものの・・、私の専門分野からどのように関わりを作っていったらいいのか、手探り状態です・・。

自然体験活動を生業と始めた頃にも、道東屈斜路湖のアイヌ舞踏団モシリ、白老アイヌの人々、札幌のヤイユーカラの会の計良さんらとお付き合いさせて頂き、NEOSとしてのプログラムもしたのですが、今はつながりがきれていて、中途半端になった感がありましたので、今、この時期に、再びアイヌとのつながりを持てそうになっていることに大きな因縁を感じているところです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほだしの元

2020-02-02 17:14:20 | 日記

なんだが気になって、図書館から借りてきました。 子どもの頃に途中まで読んだ記憶はあります。原爆投下直後の絵が怖くて途中でやめてしまったんじゃあないかな・・と、思ったからでした・・・。

かなりの長編なのですね。まとめて編集している合本でも8cm厚みで3巻があります。 親兄弟をなくした元が敗戦後の日本の広島爆心地後でたくましく生きてゆく姿が描かれています。 被爆後遺症が長らく続いている様も描かれています。

被爆者への差別、国の政策のなさ、悲惨さ・・・、なにやら現代にも通ずることもあって身につまされます・・・。

日本の小中学校の図書館には推薦図書としてけっこう蔵書されているそうですね。 ぜひとも、子ども時代に読んでおくことを私もお薦めします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする