高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

勝栄鮨

2022-04-12 21:37:55 | 日記
4月12日。 思い立って神恵内村の勝栄鮨へでかけて来ました。黒松内からは車で1時間半弱かかります。神恵内にはお寿司屋さんは一軒しかなく、海岸沿いの国道をゆくと、新しくなった村役場の手前にすぐに暖簾がみつかります。 ここのお寿司は絶品です。わざわざ札幌圏からも3時間、4時間かけて来る常連さんもいます。 都会で高級寿司店などには入ったことはないアタシですが、ここの寿司は都会の高級店と(たぶん)同等以上に旨いです。2,3ヶ月間をおくと、Mさんと「食べにゆきたいなね」となるわけです。 だいたいにおいては、おまかせ12缶を頼んで、さらにふたネタくらいをふたりで、追加して1万円でお釣りがくるくらいとなりますが・・。それだけの価値があります。
 
校庭の雪はグングンとその領地を狭めています。それでも例年よりはずっと雪が多い冬だったので、敷地内にはまだなんの野の花も咲いていません。 一番初めに、土手にオオイヌフグリの小さな紫色の花が目に入り、それに続いて、園芸種のクロッカスが咲き、キクザキイチゲ、エゾノエンゴサク、水辺にはエゾノリュウキンカ、水芭蕉と続いてゆきます。待ち遠しいです。
市街地のお宅でトドマツを切り倒すというので、薪材としてチコ&ちゅんが毎朝、その切り株やら枝を運んで来ています。今から割って風乾すれば、次の冬にはいい薪になるでしょう・・が、枝、つまり節(ふし)が、多いので、ここから斧で割るのはかなり困難が予想されるなあ・・。
 
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ガラクタ

2022-04-10 06:44:02 | 震災支援・脱原発・環境問題

4月9日は久しぶりに札幌へ。昨年に急遽カテテール手術をした狭心症の経過検診でした。 レントゲンや心電図をとったり、いろいろ検査をして、まっ、良好でした。 次の検診は1年後だそうです。

10日の夜に、核ゴミ最終処分場誘致をテーマにした演劇のDVD上映会があるというので、札幌滞在二泊となりました。コロナはオミクロン株の変異が続いていて、感染者は高止まりのまま。 人は出ているのだから仕方がないよなあ・・・。

で、この演劇は「ガラクタ」という題名です。 高レベル核廃棄物の処分場誘致にゆれる小さな町の騒動がモチーフなのですが、まるで、現実問題でゆれる寿都町がモデルでした。 具体的な地域住民の取材はなかったそうで、この脚本家は、いろいろな現実報道や資料を参考にしたのだろうな。 寿都町でも上映するか否かの話があるのですが、実際に観たことがある人がほとんどいないので、反対する寿都町民の会のメンバーも複数来ていました。

役者さんの各配役(町長やら、賛成反対住民、役場職員)への感情入れ込みが、たいそうで、大声でどなったり、泣いたりで、休憩を挟んでの3時間以上の上演なので、観ているのに精神的に疲れました。 これを寿都町で上映するのは、現実を想起させる場面がありすぎて、帰って「分断」を煽ってしまうのではないかと心配になりました。 しかし、主題は「対話」にある舞台なのだと思うのですが、対話とは穏やかに話し合う、言葉を飲み込み合うだけでは、だめだな・・、時には感情的にもなり自分の心底を吐露しあうことも必要ではないかとも思わされました。

私の住んでいる場所は寿都の隣町の黒松内町ですが、川隔てたすぐ向こうが寿都町であり、行政史的には、現寿都町域といっしょの村だった時もあります。 しかし、今は寿都には選挙権もないし、気持ち的には寿都住民にも近いのに、歯がゆい位置にいる住んでいるアタシです。

昨秋の町長選挙で、賛成派候補が再選されて、町民運動としては、なんだか今は沈静化している雰囲気なのですが、文献調査だけではく、次の概要調査まで踏み込もうとするような町長の雰囲気もあり、住民投票も視野に入れての、「待て、待て!!」状況なのですが、逼迫感がありません・・。 アタシの立ち位置で何ができるのだろうと悩ましい・・・。

町民の会は、「子どもたちに核ゴミを残さない町民の会」なので、やはり私にできることは、寿都の自然のすぼらしさを子どもたちに、大人たちにも再確認してもらうような催事開催かな・・・。

 

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寿都核ゴミ その後

2022-04-06 11:32:55 | 震災支援・脱原発・環境問題
「寿都の子どもたちに核ゴミはいらない町民の会」は高レベル放射性廃棄物の地下処分場建設の立地調査に応募した隣町寿都町の住民による反対活動です。私は町民ではない隣町住民なのですが、賛同会員になっています。昨秋に町長選があり、推進派の現職が再選されました。同時に町議補選もあり、こちらは反対派議員が当選しました。 しかし、町議会は推進派が多数を占めたままなので、調査は続行されています。 町長選だけでなく、議事録の公開請求やら住民投票要望等いろいろな活動を展開してきましたが、ことごとく押し戻されてしまっている(情報公開については裁判ではいちおうの勝訴をしたので、一部進展したかにはみえるが、現実的には町の対応はまだない・・)ので、町民の会側もちょっと停滞気味になっています。 そこで、改めて今後の運動のあり方を考えるために会合をもちました。
 
いち小さな地域の活動、運動だけではダメだけど、我々が動かないことには何も変わらないという意見が多勢。推進NUMOがいう「対話の会 ⇒ま、説得の会だわな」だけでなく、我々側からも連続的に催事を討とうということになりました。 具体的なアイディア出しは続きます・・。
 
私としてできることはなにか・・・、 会名に「子ども」をあげているのだから、やっぱり、寿都の素敵な自然を体験してもらい、郷土愛を育む体験活動のお手伝いかな・・。
 
 
 
 
 





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作寿会

2022-04-05 12:54:42 | 自然学校の日常
私の住んでいる地区は、作開(さっかい)といいます。地域の老人クラブがありまして、作寿会と称しています。会員数は10数名で、昭和29年生まれのアタシも末席会員となっています。 コロナでなかなかみなさんが集まれる主催事業の機会もないままに2年以上過ぎてしまいました。 その間、自然学校としては野外で、「青空市場・茶話会」を年になんどか開催はしておりましたが・・。  その総会準備の書類作りをお手伝いしています。 10万円規模のやりくりなのですが、決算・予算づくりが、これまた会計さんから渡される手書き原稿に計算間違いが多くて、そのやり取りにけっこう手間暇がかかります。 で・・、なんとか本日しあげました・・。

先週は、月越峠のミズナラの巨木に来訪している子どもたちと会いにでかけました。車を駐車して直線距離で200Mほどしかないのですが、けっこう息切れをして、アタシはたいへんでした。 ここは、雪が消えると背丈を越える猛烈な根曲がり竹の群生地なので、グリーンシーズンには行けません。 毎度春先に会いに行っています。歌才の天然記念物の森にも巨木があったのですが、もう10年くらい前の台風で倒れてしまいました。 その木と同じくらいの太さがあります。歌才の巨木は樹齢600年くらいと言われていましたが、これも同じくらい、もしくはそれより若干太いような気がします。 風雪の中を生き抜いてきた見事な老木です。
 
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雪解けはすすむ

2022-04-02 15:34:10 | 日記
雪解けはぐんぐんと進んでいますが、自然学校のグランドはまだ1Mくらいの積雪があります。いつもの年だと、だいぶんと土がみえているのですが、やはりこの冬は大雪だったんだなあ。

ニワトリさんたちは、日中は小屋から出されて自由にしています。土の見えた陽だまりでは、穴を掘って砂浴びを楽しんでいます。 キツネやトビの来訪がこのところ著しくなくなりました、また雄鶏がけっこうしっかりと警備防護するので、まあ安心なのですが、キツネやトビがいなくなってきたということなのかもしれない・・・。
 
市街地のお宅からトドマツを頂きました。一本でもかなりの分量です。玉切りにはしたものの、フシも多くて、こらりゃぁ、割るのにひと苦労だな。
 
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あれよあれよの間に4月1日

2022-04-01 15:24:03 | 日記
あれよ、あれまに4月1日となりました。 エイプリルフールのこの日、必ずといっていいほどにFacebook投稿に、瞬間でも信じてしまう記事があったので、朝から注意していたのですが、一瞬のスキに、あらま、一瞬信じてしまった案件がありました。 くっそぉー!! ありそうでない、あるお人の 次期北海道知事選への出馬決意でありました・・・。

雪解けクイズは、40名くらいの応募を頂きました。 2年前の校庭は大部分に地面が現れていたのですが、今年は1m近くが積もったままです。 本日は零度前後で雪がチラついています。本州では桜が散り始めているニュースも目にしますが、今年の当地の開花は、まだ3,4週間は先でしょう。


スタッフの ふたみさんが結婚をしました。 寿都神社で挙式。 めでたし、めでたしの大慶なり。
釜石に帰ったジョイからも結婚したとの挨拶をテレビ電話(こういういい方でいいのかな)をもらいました。
次の冬向けの薪もトドマツ一本分が来ました。 フシが多くて太いので、斧で割れるかなあ・・。 ひと玉で一日分はなさそうだけど、厳冬期の10日間分くらいはあるかな。
 
 
 
 
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