晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

健康診断 7/24

2008-07-25 | 日記・エッセイ・コラム

2008.7.24(木) 晴

 国保の健康診断に行く。城山の近くの観光センターで行われている。久世にいるときは一般の健康診断とガン検診が別々だったのだが、ここでは一緒にできるので助かる。さて今回の健康診断にいたるにも一悶着あった。それは非課税所帯の料金減免についてである。退職後一年を除いて非課税所帯となっている我が家では、皆さまの善意に助けられて健康診断の料金免除を受けている。今年もいつものように免除の申請をしたら、市から電話があり、非課税の証明書を出すようにということである。市が地方税を徴収していないのだから非課税でしょうというが埒が明かない。1月1日現在住んでいる南区に地方税の申告をして、非課税証明を貰ってくれというのである。綾部市では私の所帯の課税状態が解らないのだろうか。所得があれば課税してくるだろうし、現に課税していないのだから非課税所帯なのではないか。国保だって私の所帯の所得情況が解るから健康保険料を通知してきたのではないかというと、「あなたの所帯の所得が無いというのは南区から連絡を受けていますが、それが非課税所帯であるということでは無いのです」というわけの解らんことになってきた。かつてなら市役所でうなって喧嘩しているところだが、最近そういう元気も無くなって、言われるままに南区に事情を言って申告と証明書の発行を依頼した。随分親切に対応していただき、書類も早々に出来上がったが、発行手数料や定額小為替の料金、郵送料などで1,000円近くの経費がかかった。京都まで自動車で行っていたら完全に赤字である。
 さて出来上がった書類を市の保健センターに持っていくと、受け取ってはくれたが受領書は出せないという。当日になって受け取っていないと言われても困るので、個人的な書類で受領の証を書いて貰う。
 健康診断は無事に終えたが、その場で「健康保険料の減免の申請をされていませんので頂いた書類でしておきます」と言われた。ちょっと待てよ、減免の制度については京都市の時も利用していたし、市民新聞でも周知されていた。綾部に来てからはそれらの周知もなく、そのままになっていたようだ。今回の健康診断のおかげで減免の件も解ったのだが、知らなければそのままだったのだ。綾部市よ、どこむいて仕事してんねん。
 夜には綾部市への移住者の懇談会が市長を交えて行われた。ネットでおなじみの農業を目指す若い人達がほとんどで、商売をしているというのは私一人であった。市長が来られるというので水道料金のことや今回の市の対応などせんど文句を言うてやろうかと思っていたら、若い人達の農業に対する情熱や綾部は良いところだという熱気で私のチマチマした文句などとても出せるような雰囲気では無くなった。
 私は世の中を色眼鏡をとおして見るというか、ハスに見るというか、根性が曲がっているというか、若者の真摯な姿や情熱的な姿は苦手であって、不真面目で遊び半分というのはいけないが、ちょっとしゃれが効いているというような生き方が好きなのである。そんなわけで「わけの解らんおっさんが上林でカフェを開いたで、ちょっと冷やかしてみよか」なーんてミーハーな若者が好きである。Img_0664


梅、いい色になってきた。土用干しと言うけどもう少し待とう。


今日のじょん:体重が11Kgとなった。一体どこまで増えるのか。マーブルの首輪はくんくん臭いでいたが、着けてやると臭げないのでイライラし始めた。Hさんのアイデア、素敵なアイデアであったが効果測定不能。ところで散歩の際に首輪を着けると例の固まり状態が出るが、日中ずっと着けておいて散歩に出ると、固まり症状が出ないことが判明した。夕方の散歩でこの状態を繰り返せば何とかなりそうという光明が現れてきた。Img_0670

百均でバンダナの付いた首輪を買ってきた。嫌いな首輪が4つになった。

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舞鶴38.6℃ 7/23

2008-07-25 | 日記・エッセイ・コラム

2008.7.23(水) 晴

 朝は曇りで涼しかったのだが、昼間はぐんぐん温度が上がり、いつもの様になってしまった。ニュースでは舞鶴が38.6℃で今夏日本最高ということだ。まだまだ夏は続くので記録は破られるだろうが、百葉箱(実際は百葉箱では無いようだが)で38.6℃は凄い。日中の体感温度は40数度だろう。そんな中をネクタイを締めて家々を訪問していたのだ。ところで舞鶴、豊岡がいつも高温、低温の記録となり、冬は寒く夏は暑い気の毒なところだなあと常々思っていたのだが、ひょっとしたらこれは観測場所の問題ではないだろうか。つまり近隣にもっと暑いところもっと寒いところもあるのだけど観測地点となっていないので記録として現れないのではないだろうか。「舞鶴は暑いとこやなあ」と思う無かれ、例え測定値は低くても、京都や大阪のコンクリートジャングルはもっともっと暑いで。
 ちなみに上林の朝の気温は28℃である。その上、涼風が吹いて涼しいこと。うらやましいだろう。
 じょんのびファームには九条ネギと下仁田ネギと薬味用の細いネギが植わっている。いずれも春から初夏に苗を植え付けたものだが、あっという間に大きく育って、やたら堅くなってきた。九条ネギなんぞは知らん間に葱坊主ができて、食べるヒマもなかった。薬味ネギにしても堅くて臭くて、切ると粘液がしっかりでて、どうも市販のネギとは様子が違う。ところがネギの育て方とか食べ方は今更聞けない初級問題で、やむなく放っておいた。そっと近所の畑を観察しているが、ネギの姿はどこにもない。スーパーに行けば売ってるのにだ。
 しかたなく重い腰を上げてインターネットで調べる。あったあった「干しネギ」というのが解決法である。6月下旬から引っこ抜いて日陰で1ヶ月ほど干すとある。そういえばホームセンターに干からびたような苗がうってあったなあと思い出す。だいぶ遅れているがまあいいか、てんで掘り起こす。丹精こめて育てたせいで根もしっかり張り、茎のところは玉葱のように丸く育っている。難点はおいしく食べることが無かったこと。Img_0665
 天日で乾かして束ねていたところへ吉右衛門が来じょん、「干しネギ持っていくかい」と言ったら「どうやって食うんですか」だって。素人めがと思いながら先程仕入れたうんちくを披露して持って帰らす。


 温泉の行きがけに吉右衛門の豪邸を見に行く。平屋建ての立派な家だ。ちょっと高台で周囲も広くて気持ちの良いところである。都会では一生かかっても手に入れられない土地と家である。先程のネギが軒下に干してある。俺のが育たないで、これが育ったらどうしようなどと余計なことを考えてしまう。

今日のじょん:前里親のHさんからじょんにお中元が届いた。私にはどこからも来ないのでうらやましい。チューイングミルクというおやつとマーブル君の使っていた首輪である。マーブル君はじょんの兄弟で、なつかしい臭いをかいだら、首輪事件が解決するのではという心遣いである。Img_0672

マーブル君の首輪をしてチューイングミルクを食べている。

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