2008.7.22(火) 晴
超暑い日が続く。一日中陽の当たるじょんのびガーデンでは朝夕の水やりが大変だ。将来的にはスプリンクラーや自動散水器をと考えているのだが、山水中水道の水圧が頼りないので果たして可能かどうか妖しげである。芝生に関しては手動で水をやっていると1時間半はゆうにかかるので散水ホースを導入した。購入当初は勢いよく散水してなかなかの優れものかと思ったが、泥がきついので使うほどに針穴ほどの散水穴が詰まってしまうのだ。そのためまづ使用前にホースの先を全開にして泥抜きをし、その後にごちょごちょと穴の泥を飛ばしてやらないといけない。なかなかやっかいなものであるが24時間フル稼働してくれるので気に入っている。いづれは山水の沈殿槽を作る予定なので、そうなると大活躍しそうだが、
この夏には間に合いそうにない。
写真のむこうに見える一本の木はシラカシである。三ツ井造園さんにいただいたもので芝生広場が引き締まって見えるので自慢の木なんだが、実はこの木もここに至るまで大変な苦難を乗り越えてきた。この芝生広場のあるところの土は、従来の勾配を埋めるために相当の山土が入っており、この土が粘土質で植物の生育には最悪の土で木を植えるときは大変であった。通気が無くてガスが発生しており、掘っていくともの凄い臭いがするのだ。もちろん堆肥や真砂土などは入れたが、この土で果たしてこの木が根付くだろうか疑心暗鬼である。
三ツ井君は「強い木だから大丈夫ですよ」なーんて気楽に言っているが、あの臭いと灰色がかった土壌を思い出すと心配でたまらない。4月27日に植えて2ヶ月ぐらいは何事もなく、「やっぱり強い木なんだな」なんて安心していたら、ぽつりぽつりと葉が落ち始めて、7月にはいると枯れ葉となってどっさりと葉が落ちてしまった。
この日あたりから葉が落ち始めた。(7月6日)
その先から新芽が出ているようで、一応希望は持てるのだが、何しろ周りの木々は葉が生い茂る盛りの時期だからどうも不安である。花や芝なら肥料をやるとか、水をやるとか手の施しようもあるのだが、相手が樹木ではいかんともしがたい。何もしてやれないというのが歯がゆいのだ。
それでもじっと耐えていると、新芽がにょきにょき伸びてきた。やれやれと一安心するのだが、どうも右の木だけ様子がおかしい。新芽がみょうに茶色いのだ。
お客さんに聞くと新芽のうちは茶色いがそのうち緑になるといわれた。全くその通りで案じることは無かったのだが、右の一本だけだったので不思議な感じだ。
てなわけで、今日現在無事に葉も茂り、しっかり根付いたように思われる。お客さまに「あのシンボルツリーは何ですか?」とよく聞かれるのだが、じょんのび村のシンボルツリーはこの木ではなく、店の裏にそびえる大榎木なんだが、、、、、
今日のじょん:じょんはパンのみに生くるにあらず
暑さのせいか食が落ちている。朝はほとんど食べなくなったので、二食とする。そうすると完食するようになった。パンも好きでよく食べているが、先日おにぎりをやったらこれまた美味しそうに食べてしまった。一番の大好物は豚肉のソーセージである。食べ物をエサにしてしつけをするのは良くないと本にあるが、実によく言うことを聞く。しかしじょんの頭の中は好物のことばかりなのかと思うと少し寂しい。