晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

幻のキヌガサダケ 7/27

2009-07-27 | インポート

2009.7.27(月)雨、曇

 キヌガサタケ事件(7.20参照)があってから一週間、もう二度と見られないかなと思っていたキヌガサタケが再度開いた。20日同様前日にしっかりと雨が降ったのでそういうことも影響するのかなと思う。実はこれが中国の三大高級食材と知り、しまった食いそびれたと後悔して、連日目を凝らして探していたのだ。今朝も注意深く見渡していると木小屋の西に白いものが見える。もしやと思って近づくとキヌガサタケの再来だったのだ。カメラに収め、かみさんに見せる。「いやー気味悪い、これが食べられるの」、確かに気味の悪いというより奇妙なキノコだ。
Img_2678

じょんのび村3本目のキヌガサタケ

あやべ市民新聞に電話したら取材に行きますとのことなので、溶けない間に来るように言って待つこととする。前回発見時は雨が上がっており、今回は断続的に降ってキヌガサダケが水を含み色が少しくすんでいる。前回のはもっと真っ白でいかにもキノコの女王という風貌であった。
 来じょんされるお客さまにもお見せするが、名は聴いたことがあっても現物を見たことのある人はなく、やはり幻のキノコなんだろう。やがて到着したあやべ新聞の記者もこれは初めてだということでほっとする。そこらへんにいくらでもあるものならニュースにならんもんね。
 その後も地元の方々など来られて、見て貰うが見るのも聞くのも初めての方が多く、「食べますか?」の質問にはみんながNoで複雑な気持ちとなる。
 インターネットでレシピを調べると、ゆがいて輪切りにし、スープとするらしい。中華料理では乾燥させて処理するようだが、さてどうしよう。とりあえず湯がいたままにしてあるのだが、食する勇気が湧いてこない。
【作業日誌 7/27】
なし
今日のじょん:いくみちゃんが散歩に連れてってくれるし、マーブルのところも行けるし大喜び。その上夜更かしもするもんだからお疲れモードみたいだ。Img_2691

 

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雨読の季節 7/26

2009-07-27 | 日記・エッセイ・コラム

2009.7.26(日)雨

 夏休みに入って一週間たったが一向に梅雨が明けない。各地で大雨の被害が出ているが、かつての上林の大洪水(28水という)の記録を読んでいると怖ろしい感がする。じょんのび村は小高いところにあるので冠水の被害はないだろうが、裏手が谷なので土石流や鉄砲水の危険がある。特に谷の屈曲点の先に家屋があるので、不安である。木の柵など出来るだけのことはしたいと思っているのだが、一向に進んでいない。雨の日は外の作業も出来ないので雨読に徹している。なにしろ上林風土記というA4版606頁の超大作に挑んでいるのでちょっとやそっとでは読了できない。普通の読み物と違い、資料集なので、古文書があったり、統計資料があったりでだらだらと読んでいくわけにいかない。Img_2680
 じょんのび村のあるところの自治会は第一区自治会という。綾部市内の百八十余の自治会の内、地名でなく数字の呼び名があるのはここだけだそうだ。不思議に思っていたところだが、風土記に矛盾した二つの由来が書いてある。
 一つは地名の由来という項で、明治22年に念道村と小山村を合併して第一区とした。昭和16年国防のため隣組を作るという方針で10区制を解消したが、その際区分せずにそのまま自治会の名称として残ったとある。
 ところが、その記事から5頁も進まないうちにあやべ市民新聞のわが町という記事が紹介してあり、戦時中に十の区に分けられたときの名残だとあるのだ。
 まるきり正反対のことが書いてあるが、風土記を読み進む間に疑問も解消しようかと思っている。

【作業日誌 7/26】
なし

今日のじょん:朝、庭に出るなりクンクン臭いでいる。こういうときはどこに行くか任せているのだが、果たして糞にたどり着いた。うーむ、犬でもないネコでもない、タヌキ、キツネ、アナグマ、それとも、、、、、、。謎ではあるが、何者かが夜中に歩き回っていることは確かだ。Img_2670

夜は大好きないくみちゃんが来じょん、もう大喜びだ。

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