晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

幻のキヌガサタケ(3) 7/29

2009-07-29 | 日記・エッセイ・コラム

2009.7.29(水)曇

 もうこうなったら幻でも何でもないのだけど、昨日の卵から8本目のキヌガサタケが出てきた。あとは食べるだけだけどかみさんがせめて生食は止めてというので乾燥することにした。もともと生食する気はないが、湯がいたものを輪切りにしてスープにしようと思っていたところである。中華料理では乾燥させたものを戻して料理するみたいだから、とりあえずその方法にする。
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8本目、もう最後にしてくれ、疲れてきたワ。

といっても乾燥の方法が分からない。一本は湯がいた後に干している。後の4本はそのまま干しているのだが果たしてそれでいいのか分からない。もう一つの問題は天候が悪いことだ、梅雨が続いて日照時間がすこぶる少ない。その上湿度が猛烈に高いのでそのまんま黴びてしまわないかということだ。Img_2714
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卵の部分はゼラチン質で尻尾が一本出ている。

グレバは何とも言えない異臭を放っている。これはハエなどをおびき寄せ粘液を足に付着させて菌をばらまくという手の込んだ繁殖方法をとっている。ことほど左様に干してあるグレバにはハエがたかっているし、コガネムシなんかもやってきていた。この黒い粘液は雨に当たるとはげ落ちて茎同様白くなってくる。
 キヌガサタケの増やし方はこのグレバをバケツなどの水に溶いて撒くそうだ。さっそくやってみると、水はすぐ真っ黒に、グレバは真っ白になる。溶いた水を小屋の横の空き地に撒いたが、果たしてこれで増えるものか、来年にならないと分からない。
Img_2708

水はすぐに真っ黒になる。


キヌガサタケ事件はこれで一応お終いとしたい、次には調理の結果を楽しみにしていただきたい。
【作業日誌 7/29】
山椒植え付け
生姜植え付け(終了)
玄関芝生枯れ対策(継続)

今日のじょん:昨夏はゴーヤをしっかり食べた。今年になって買ったゴーヤをやってみると食べないので、食が変わったのかなあと思っていた。ところが今日取れたての我が家のゴーヤをやったところ、しっかり食べるのだ。うれしいねえ。



コメント (2)
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